「めげ猫タマの日記」というブログから転載。
もはや日本に住む限り完全に安全な食品はほとんど無い。放射能に汚染されていなくても農薬汚染、成長促進剤汚染、保存剤汚染、などなどで我々は毎日「毒物食品」を食べているのである。
老い先短い老人ならまだいいが、人生がこれから始まる子供や若者にとって、この「汚染大国」日本で生きざるを得ない、というのは可哀想な話である。シリアのように目に見える銃弾は飛び交ってはいないが、命が常に危険にさらされている、という点では毎日がゆるやかな戦争のようなものである。国家があらゆる情報への統制を強め、国民管理を強化しているのも当然だろう。
(以下引用)*図は転載できていない。後で追加するかもしれないが、面倒なので、興味のある方は元記事参照。
食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月4週)-栃木の汚染ワラビが流通-
食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。4月2週中の食品中の放射性セシウムの検査結果をまとめてみました。お買いものの参考になればいいかなと思います。5月3週も続き先週に続きしっかり基準値超えが見つかっています(3)。
①検査数1,921件中44件の基準値超え(全体の2.3%)
②平均は、1キログラム当たり26ベクレル、最大12,000ベクレル(福島県産コシアブラ)。
③基準超の食品が、宮城、福島、山形、茨城、栃木
で見つかっています。
※牛肉を除く
※単位については(4)を参照
図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2013年5月4週)
色分けは以下の通りです。
赤マーケットから基準値超えの食品が見つかった県
橙出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
黄基準値超えの食品が見つかった県
1.栃木県産の汚染ワラビが流通
5月23日の発表で市場に流通している栃木県産のワラビから、基準値(5)の3倍の1キログラム当たり
300ベクレル
の放射性セシウムが見つかりました。翌日(5月24日)の栃木県の発表では、矢板市産のワラビから1キログラム当たり
500ベクレル
のセシウムが見つかっています。でも、出荷制限はありませんでした。矢板市産のワラビは去年は3回検査され、1キログラム当たり
検出限界以下、101、97ベクレル
の放射性セシウムが見つかっています。101ベクレルのワラビは基準値を超えていますが、四捨五入すると100ベクレルになり基準値以下になり(6)(だだし基準値以上)出荷制限がなかったみたいです。去年(2012年)に基準値ギリギリなら、今年も危険があるので真っ先に検査すべきと(=^・^=)は思いますが、流通品から基準値を大幅に超えるワラビが見つかるまで検査されませんでした。ワラビのシーズンは4月、5月です(7)。シーズン終了まじかになって、基準値(1キログラム当たり100ベクレル)(5)のワラビが見つかったと言われても、食べてしまった人はどうなるのでしょうか?
去年はギリギリの値だったので、今年は検査するつもりがなかったけどマーケットで見つかったにで、仕方なく検査したなんて、想像をしたくなります。
そしてもっと驚いたのは今日見た栃木県のHPで、マーケットからセシウム汚染食品がみつかったのに、わらびについて「食品衛生法に適合」と広報しています(16)。
※(16)を抜粋
図―2 ワラビが食品衛生法に適合とPRする栃木県HP(5月25日閲覧)
2.山形から初のセシウム汚染野菜
山形県最上町の山菜(コシアブラ)から基準値を超える1キログラム当たり
240ベクレル
の放射性セシウムが見つかりました。以下の経緯にある通り、自らの検査で見つけたのでなく、以下の通り他県(宮城県利府町)方が見つけたのが最初です(8)(1)。
◇コシアブラの放射性セシウム検出の経緯◇
5月10日 宮城県の利府町民が最上町でコシアブラを採取。利府町役場の簡易検査で国の基準値を超える放射性物質を検出
5月13日 宮城県が山形県に情報提供(簡易検査で330ベクレル/kg)
5月14日 山形県が最上町に伝える
5月15日 最上町が利府町民と同じ場所でコシアブラを採取
5月16日 同コシアブラも国の基準値を超える
5月17日夜 厚生労働省のHPに記載
まさか、他から言われるまでほっといたような事はないでしょうね!その後に、ウコギ、ウド、ウルイ、フキ、ミズ、ワラビ、ニラなどを検査しています。でも隣の宮城県大崎町で出荷制限がかかっている「イワナ」や「ウグイ」等の淡水魚は検査されていません。最上町を流れる小国川(9)からも「イワナ」などの淡水魚がとれるそうです(10)。山形県最上町はコシアブラについて3件の結果を発表しています。どれも基準値以上です(11)が、山形県の発表一件のみです。
※(12)をキャプチャー
図―3 検査されていない小国川の淡水魚
最上町には赤倉温泉があります。地元で取れた食材も使うと思います。(=^・^=)は心配です。
<余談>
栃木県も山形県の他から言われるまで、汚染食品の検査をしていません。さらに栃木県は2012年に高濃度のセシウムが見つかった栃木県では人気のキノコであるチチタケ(15)を2011年には検査いなかったとゆう前科もあります。周りの県では高濃度のセシウムが見つかっているにもかかわらずです(1)。 食品中の放射性セシウムの検査を見ていると(=^・^=)は危険を感じ不安になります。結局、怪しげな産地は避けるしかないような気がします。これは風評被害でなく、正当な自己防衛だと(=^・^=)は思います。
―参考したサイト様および引用いた過去の記事―
(1)農林水産省/厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果)
(2)福島県ホームページ - 組織別 - 公表日ごとのモニタリング検査結果
(3)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月3週)-福島市でサクランボ収穫開始、検査データが見つからない。
(4)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(5)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(6)食品中の放射性物質に係る基準値の設定に関するQ&Aについて」(平成24年7月5日厚生労働省食品安全部基準審査課長・監視安全課長通知) [482KB]
(7)わらび/ワラビ/蕨:旬の野菜百科
(8)東日本大震災:山菜の放射性物質検査、県が体制を見直し コシアブラ、基準超セシウム検出で /山形- 毎日jp(毎日新聞)
(9)最上町 - Wikipedia
(10)山形県・最上小国川の渓流釣り場
(11)H25/5/17 18:53 最上町自生山菜「コシアブラ」の放射性物質検査について.pdf
(12)アユ釣り人気河川(小国川) - YouTube
(13)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査結果まとめ(8月3週)、チチタケ(栃木・群馬)、ナマズ(茨城)etcが基準超え
(14)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査結果まとめ(8月3週)、チチタケ(栃木・群馬)、ナマズ(茨城)etcが基準超え
(15)チチタケ - Wikipedia
(16)栃木の農業を応援してください!(食品衛生法に適合していることを確認している農産物)(PDF:562KB)
もはや日本に住む限り完全に安全な食品はほとんど無い。放射能に汚染されていなくても農薬汚染、成長促進剤汚染、保存剤汚染、などなどで我々は毎日「毒物食品」を食べているのである。
老い先短い老人ならまだいいが、人生がこれから始まる子供や若者にとって、この「汚染大国」日本で生きざるを得ない、というのは可哀想な話である。シリアのように目に見える銃弾は飛び交ってはいないが、命が常に危険にさらされている、という点では毎日がゆるやかな戦争のようなものである。国家があらゆる情報への統制を強め、国民管理を強化しているのも当然だろう。
(以下引用)*図は転載できていない。後で追加するかもしれないが、面倒なので、興味のある方は元記事参照。
食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月4週)-栃木の汚染ワラビが流通-
食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。4月2週中の食品中の放射性セシウムの検査結果をまとめてみました。お買いものの参考になればいいかなと思います。5月3週も続き先週に続きしっかり基準値超えが見つかっています(3)。
①検査数1,921件中44件の基準値超え(全体の2.3%)
②平均は、1キログラム当たり26ベクレル、最大12,000ベクレル(福島県産コシアブラ)。
③基準超の食品が、宮城、福島、山形、茨城、栃木
で見つかっています。
※牛肉を除く
※単位については(4)を参照
図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2013年5月4週)
色分けは以下の通りです。
赤マーケットから基準値超えの食品が見つかった県
橙出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
黄基準値超えの食品が見つかった県
1.栃木県産の汚染ワラビが流通
5月23日の発表で市場に流通している栃木県産のワラビから、基準値(5)の3倍の1キログラム当たり
300ベクレル
の放射性セシウムが見つかりました。翌日(5月24日)の栃木県の発表では、矢板市産のワラビから1キログラム当たり
500ベクレル
のセシウムが見つかっています。でも、出荷制限はありませんでした。矢板市産のワラビは去年は3回検査され、1キログラム当たり
検出限界以下、101、97ベクレル
の放射性セシウムが見つかっています。101ベクレルのワラビは基準値を超えていますが、四捨五入すると100ベクレルになり基準値以下になり(6)(だだし基準値以上)出荷制限がなかったみたいです。去年(2012年)に基準値ギリギリなら、今年も危険があるので真っ先に検査すべきと(=^・^=)は思いますが、流通品から基準値を大幅に超えるワラビが見つかるまで検査されませんでした。ワラビのシーズンは4月、5月です(7)。シーズン終了まじかになって、基準値(1キログラム当たり100ベクレル)(5)のワラビが見つかったと言われても、食べてしまった人はどうなるのでしょうか?
去年はギリギリの値だったので、今年は検査するつもりがなかったけどマーケットで見つかったにで、仕方なく検査したなんて、想像をしたくなります。
そしてもっと驚いたのは今日見た栃木県のHPで、マーケットからセシウム汚染食品がみつかったのに、わらびについて「食品衛生法に適合」と広報しています(16)。
※(16)を抜粋
図―2 ワラビが食品衛生法に適合とPRする栃木県HP(5月25日閲覧)
2.山形から初のセシウム汚染野菜
山形県最上町の山菜(コシアブラ)から基準値を超える1キログラム当たり
240ベクレル
の放射性セシウムが見つかりました。以下の経緯にある通り、自らの検査で見つけたのでなく、以下の通り他県(宮城県利府町)方が見つけたのが最初です(8)(1)。
◇コシアブラの放射性セシウム検出の経緯◇
5月10日 宮城県の利府町民が最上町でコシアブラを採取。利府町役場の簡易検査で国の基準値を超える放射性物質を検出
5月13日 宮城県が山形県に情報提供(簡易検査で330ベクレル/kg)
5月14日 山形県が最上町に伝える
5月15日 最上町が利府町民と同じ場所でコシアブラを採取
5月16日 同コシアブラも国の基準値を超える
5月17日夜 厚生労働省のHPに記載
まさか、他から言われるまでほっといたような事はないでしょうね!その後に、ウコギ、ウド、ウルイ、フキ、ミズ、ワラビ、ニラなどを検査しています。でも隣の宮城県大崎町で出荷制限がかかっている「イワナ」や「ウグイ」等の淡水魚は検査されていません。最上町を流れる小国川(9)からも「イワナ」などの淡水魚がとれるそうです(10)。山形県最上町はコシアブラについて3件の結果を発表しています。どれも基準値以上です(11)が、山形県の発表一件のみです。
※(12)をキャプチャー
図―3 検査されていない小国川の淡水魚
最上町には赤倉温泉があります。地元で取れた食材も使うと思います。(=^・^=)は心配です。
<余談>
栃木県も山形県の他から言われるまで、汚染食品の検査をしていません。さらに栃木県は2012年に高濃度のセシウムが見つかった栃木県では人気のキノコであるチチタケ(15)を2011年には検査いなかったとゆう前科もあります。周りの県では高濃度のセシウムが見つかっているにもかかわらずです(1)。 食品中の放射性セシウムの検査を見ていると(=^・^=)は危険を感じ不安になります。結局、怪しげな産地は避けるしかないような気がします。これは風評被害でなく、正当な自己防衛だと(=^・^=)は思います。
―参考したサイト様および引用いた過去の記事―
(1)農林水産省/厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果)
(2)福島県ホームページ - 組織別 - 公表日ごとのモニタリング検査結果
(3)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月3週)-福島市でサクランボ収穫開始、検査データが見つからない。
(4)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(5)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(6)食品中の放射性物質に係る基準値の設定に関するQ&Aについて」(平成24年7月5日厚生労働省食品安全部基準審査課長・監視安全課長通知) [482KB]
(7)わらび/ワラビ/蕨:旬の野菜百科
(8)東日本大震災:山菜の放射性物質検査、県が体制を見直し コシアブラ、基準超セシウム検出で /山形- 毎日jp(毎日新聞)
(9)最上町 - Wikipedia
(10)山形県・最上小国川の渓流釣り場
(11)H25/5/17 18:53 最上町自生山菜「コシアブラ」の放射性物質検査について.pdf
(12)アユ釣り人気河川(小国川) - YouTube
(13)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査結果まとめ(8月3週)、チチタケ(栃木・群馬)、ナマズ(茨城)etcが基準超え
(14)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査結果まとめ(8月3週)、チチタケ(栃木・群馬)、ナマズ(茨城)etcが基準超え
(15)チチタケ - Wikipedia
(16)栃木の農業を応援してください!(食品衛生法に適合していることを確認している農産物)(PDF:562KB)
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