「神州の泉」から転載。
ふだんはかなり右寄りに見える「神州の泉」氏でさえ、今回は共産党に入れるというのだから、TPPによる日本の主権喪失、自民党による国民生活破壊、棄民政策への危惧は多くの人に共有されているようだ。飯山一郎翁も棄権呼び掛けから一転して投票を呼び掛けている。
こうした有名ブロガーの声は、実に心強い。今さら遅すぎる、とは私は思わない。
勝負は最後の数秒でも決まるのである。ジョージ・フォアマンを逆転KOしたモハメッド・アリのように。どんなに劣勢でも逆転は可能なのである。関光徳を、ファイティング原田を逆転KOしたジョー・メデルのように。
政党ポスターに「TPP反対」を明確に書いてあるのは、ここ京都でも日本共産党だけである。しかも、そのポスターはかなり前から出されていた。これだけでも他政党との姿勢の違いは歴然だ。他の野党政党の弱腰ぶりを見れば、共産党が大幅に議席を増やす以外に自民党政治にストップをかける術は無い、と断定していいだろう。
共産党は「毒薬」だという頭は、少なくとも今の若い人には無いはずだ。なぜなら、彼らは、いや、日本国民は共産党によって害を受けたことは一度も無いからだ。むしろ、庶民のために地道に粘り強く戦ってきたのが日本共産党だったということは、表マスコミの記者たちさえ陰では認めている。
その日本共産党の力はまだまだ弱いし、「個人の利益よりも全員の利益を」という思想はエゴイズムに満ちた現代社会では嘲笑され、これまで共産党は次第に力を失ってきた。
だが、3・11以降の状勢は、日本国民が本来の思いやりを取り戻す方向に進んでいる。政治だけがそれに逆行しているのである。
国民の意思が政治に反映されるのが民主主義である。今回の選挙は民主主義の最後の火が消えるかどうかという選挙でもある。「一部の人間の利益のために多くの人が犠牲になる」という社会とはもはや決別しなければならない。そして、その新自由主義の対極にあるのが(本来の)社会主義であり、それを具現した政党は、現在の日本では日本共産党だろう、と私は考えている。
もちろん、生活の党やみどりの風にも優れた人物はいる。彼ら彼女らを落選させてはならないが、しかし政党として自民党に立ち向かえる政党は今の状況では共産党だけだろう。「神州の泉」氏の判断も私と同様なものだったと思う。
(以下引用)
2013年7月20日 (土)
静岡参院選6候補、いよいよ明日に迫った投票日!
神州の泉は静岡県に住む。
6人の参院選候補がいて、その中でTPPに絶対反対のノロシをはっきり上げているのは唯一共産党だけである。
選挙公報を見ると、共産党以外の他の5名はTPPには露とも触れていない。
したがって、神州の泉はためらわず共産党候補に1票を投じる。
今の日本でTPPに危機感を感じない政治家なんぞは無用であり、税金の浪費になるばかりか有害でさえある。
彼らは意識してか、あるいは無知のためか知らないが、グローバリストたちの甘言に引きずられてTPP参加に引き込まれ、売国潮流に乗るしかない害悪だ。
静岡選挙区では「日本維新の会」と「みんなの党」という“偽装チェンジ派”候補が2名もいる。
植草一秀氏を参照すると偽装チェンジ派のミッションは、真正チェンジ派の野党勢力をパワーダウンさせることにある。
みんなの党も日本維新の会も自民党勢力の別動隊であり、後方から別の野党勢力の背中を狙い撃ちして自公勢力を助けるのが彼らの使命である。
植草氏はいう。「みんなの党」も「日本維新の会」も、官僚利権排除を謳いながら、実際には、官僚機構と妥協を図る。
また彼は、これら偽装チェンジ派が対米隷属・市場原理主義・官僚利権温存が三本柱ということになると、これは、ほとんど、小泉竹中政治と同じものであると喝破する。
偽装チェンジ派は、大資本と子飼い的な位置関係にある。彼らが唱える市場原理主義とは、「グローバル資本の論理」である。以下の項目は植草氏のブログからお借りした。
「法人税を下げろ」、
「TPPに参加しろ」、
「雇用を自由化しろ」、
「外国人労働力を輸入せよ」
などの主張が彼らの本質を物語っている。
ゆえに、有権者が自公勢力に独走を許さないために、対抗馬として「みんなの党」や「日本維新の会」に頑張ってもらおうとするなら、全くお門違いである。
むしろ偽装チェンジ政党に入れることは、安倍自民党の暴政体制を強力に補完することになる。静岡県民に限らず、これに気づいた有権者は注意した方がいい。
神州の泉はTPP断固反対の共産党候補にためらわずに票を投じる。
ふだんはかなり右寄りに見える「神州の泉」氏でさえ、今回は共産党に入れるというのだから、TPPによる日本の主権喪失、自民党による国民生活破壊、棄民政策への危惧は多くの人に共有されているようだ。飯山一郎翁も棄権呼び掛けから一転して投票を呼び掛けている。
こうした有名ブロガーの声は、実に心強い。今さら遅すぎる、とは私は思わない。
勝負は最後の数秒でも決まるのである。ジョージ・フォアマンを逆転KOしたモハメッド・アリのように。どんなに劣勢でも逆転は可能なのである。関光徳を、ファイティング原田を逆転KOしたジョー・メデルのように。
政党ポスターに「TPP反対」を明確に書いてあるのは、ここ京都でも日本共産党だけである。しかも、そのポスターはかなり前から出されていた。これだけでも他政党との姿勢の違いは歴然だ。他の野党政党の弱腰ぶりを見れば、共産党が大幅に議席を増やす以外に自民党政治にストップをかける術は無い、と断定していいだろう。
共産党は「毒薬」だという頭は、少なくとも今の若い人には無いはずだ。なぜなら、彼らは、いや、日本国民は共産党によって害を受けたことは一度も無いからだ。むしろ、庶民のために地道に粘り強く戦ってきたのが日本共産党だったということは、表マスコミの記者たちさえ陰では認めている。
その日本共産党の力はまだまだ弱いし、「個人の利益よりも全員の利益を」という思想はエゴイズムに満ちた現代社会では嘲笑され、これまで共産党は次第に力を失ってきた。
だが、3・11以降の状勢は、日本国民が本来の思いやりを取り戻す方向に進んでいる。政治だけがそれに逆行しているのである。
国民の意思が政治に反映されるのが民主主義である。今回の選挙は民主主義の最後の火が消えるかどうかという選挙でもある。「一部の人間の利益のために多くの人が犠牲になる」という社会とはもはや決別しなければならない。そして、その新自由主義の対極にあるのが(本来の)社会主義であり、それを具現した政党は、現在の日本では日本共産党だろう、と私は考えている。
もちろん、生活の党やみどりの風にも優れた人物はいる。彼ら彼女らを落選させてはならないが、しかし政党として自民党に立ち向かえる政党は今の状況では共産党だけだろう。「神州の泉」氏の判断も私と同様なものだったと思う。
(以下引用)
2013年7月20日 (土)
静岡参院選6候補、いよいよ明日に迫った投票日!
神州の泉は静岡県に住む。
6人の参院選候補がいて、その中でTPPに絶対反対のノロシをはっきり上げているのは唯一共産党だけである。
選挙公報を見ると、共産党以外の他の5名はTPPには露とも触れていない。
したがって、神州の泉はためらわず共産党候補に1票を投じる。
今の日本でTPPに危機感を感じない政治家なんぞは無用であり、税金の浪費になるばかりか有害でさえある。
彼らは意識してか、あるいは無知のためか知らないが、グローバリストたちの甘言に引きずられてTPP参加に引き込まれ、売国潮流に乗るしかない害悪だ。
静岡選挙区では「日本維新の会」と「みんなの党」という“偽装チェンジ派”候補が2名もいる。
植草一秀氏を参照すると偽装チェンジ派のミッションは、真正チェンジ派の野党勢力をパワーダウンさせることにある。
みんなの党も日本維新の会も自民党勢力の別動隊であり、後方から別の野党勢力の背中を狙い撃ちして自公勢力を助けるのが彼らの使命である。
植草氏はいう。「みんなの党」も「日本維新の会」も、官僚利権排除を謳いながら、実際には、官僚機構と妥協を図る。
また彼は、これら偽装チェンジ派が対米隷属・市場原理主義・官僚利権温存が三本柱ということになると、これは、ほとんど、小泉竹中政治と同じものであると喝破する。
偽装チェンジ派は、大資本と子飼い的な位置関係にある。彼らが唱える市場原理主義とは、「グローバル資本の論理」である。以下の項目は植草氏のブログからお借りした。
「法人税を下げろ」、
「TPPに参加しろ」、
「雇用を自由化しろ」、
「外国人労働力を輸入せよ」
などの主張が彼らの本質を物語っている。
ゆえに、有権者が自公勢力に独走を許さないために、対抗馬として「みんなの党」や「日本維新の会」に頑張ってもらおうとするなら、全くお門違いである。
むしろ偽装チェンジ政党に入れることは、安倍自民党の暴政体制を強力に補完することになる。静岡県民に限らず、これに気づいた有権者は注意した方がいい。
神州の泉はTPP断固反対の共産党候補にためらわずに票を投じる。
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