マスコミに載らない海外記事さんのサイトより
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-f6a7.html
<転載開始>

Paul Craig Roberts
2016年11月27日


“対テロ戦争”は、同時に、真実に対する戦争だ。15年間、9/11から、サダム・フセインの“大量破壊兵器”や“アルカイダとのつながり”、“イランの核兵器”、“アサドの化学兵器使用” カダフィにまつわる果てしないウソ、“ロシアのウクライナ侵略”に至るまで、いわゆる欧米民主主義諸国政府は、連中の狙いを追求するためには、ウソで身を固めることが不可欠なことに気がついているのだ。今やこれら欧米政府は、連中のウソに異議を申し立てる、真実を語る人々の信用を損なおうとしている。


“偽ニュース”提供者として、ロシアの報道機関がEUと欧米売女マスコミに攻撃されている。http://www.globalresearch.ca/moscow-accused-of-propagating-fake-news-eu-resolution-on-russian-propaganda/5558835 ワシントンのご主人の命令に従って、EUはアメリカ政府のウソに従わないことで、ロシア・メディアを批判する決議を実際に採択した。ロシアのプーチン大統領は、この決議は“欧米社会における民主主義という考え方が劣化している明らかな兆候だ”と語った。


ジョージ・オーウェルが予言した通り、真実を語ることは、今や欧米“民主的”政府によって、敵対行為と見なされる。出来立てのウェブサイト、propornot.comが政府の狙いに役立つ売女マスコミとは食い違うニュースや見解を報じる200のインターネット・ウェブサイトを非難するリストを掲げて登場した。http://www.propornot.com/p/the-list.html propornot.comの資金は、CIA、全米民主主義基金、ジョージ・ソロスから出ているのだろうか?



paulcraigroberts.orgがリストに載っていることを誇りに思うと申しあげる。


欧米は、批判する人々に対処するシオニスト・イスラエルの手法を採用しているのだ。パレスチナ人に対する、イスラエルの残酷で非人間的な扱いに反対する人々は誰でも“反ユダヤ主義”だと悪魔化される。欧米では、政府高官の残忍かつ無謀な政策に同意しない人々は、“ロシアの手先”として悪魔化される。アメリカ合州国次期大統領自身さえ“ロシアの手先”と呼ばれている。


真実を語る人々を、宣伝屋として描き出そうという計画は、逆噴射している。真実を語る人々の信頼を傷つける取り組みは、信頼できる情報が得られるウェブサイトのカタログを作ってしまい、読者はリストに掲載されたサイトに群がっている。しかも、真実を語る人々の信頼を傷つける取り組みは、欧米政府や連中の売女マスコミは、真実や多様な意見には我慢ができず、ご都合主義な政府のウソを真実として受け入れるよう、人々に強制することを固く決意していることを示している。


明らかに、欧米諸国政府と欧米マスコミは、真実には何の敬意も持ち合わせていないのだから、一体どうして欧米が民主的であり得よう?


売女マスコミのワシントン・ポストは、代替メディアはロシアの手先だというアメリカ政府の主張を推進する上で、与えられた役割を果たしている。ワシントン・ポストの傀儡で、品位あるいは、知性、そしておそらくはその両方が欠如しているらしいクレイグ・ティンバーグが“独立した研究者たちの二つのチーム”-そのいずれも正体を明らかにしていないが-ロシアが、私や、CounterPunch、Global Researchのミシェル・チョスドフスキー教授、ロン・ポール、ルー・ロックウェル、ジャスティン・レイモンド他、194のウェブサイトのだまされやすさにつけこんで、“武装反抗勢力の候補者”(トランプ)を支援していることを発見したと“ホワイト・ハウスは主張している”という偽ニュースを報じている。


トランプに使われた用語“武装反抗勢力の候補者”に留意願いたい。これだけで、知るべきことは明らかだ。


売女マスコミのワシントン・ポストで、一体何が“信頼に足る報道”として通用するのかは、ここで読める。https://www.washingtonpost.com/business/economy/russian-propaganda-effort-helped-spread-fake-news-during-election-experts-say/2016/11/24/793903b6-8a40-4ca9-b712-716af66098fe_story.html


こちらも参照。http://www.alternet.org/media/washington-post-promotes-shadowy-website-accuses-200-publications-russian-propaganda-plants


なぜか200のリスト掲載を免れたグレン・グリーンウォルドのInterceptは、Timbergと、ワシントン・ポストを一喝した。https://theintercept.com/2016/11/26/washington-post-disgracefully-promotes-a-mccarthyite-blacklist-from-a-new-hidden-and-very-shady-group/


欧米政府は言い訳の種が尽きている。クリントン政権以来、欧米政府がおこなった戦争犯罪の山は、ナチス ドイツによる戦争犯罪を上回る。七つの国で、何百万人ものイスラム教徒が虐殺され、家を追われ、財産を奪われた。欧米戦犯の誰一人として、責任をとわれていない。


卑劣なワシントン・ポストは、これら戦犯の主要弁明人だ。欧米の全ての印刷・TVメディアは、人類史上最悪の戦争犯罪に余りにも深く加担しているので、もし正義が行われるようなことがあれば、場合によって、売女マスコミは、クリントン夫妻、ジョージ・W・ブッシュやディック・チェイニー、オバマや、連中のネオコン工作員や、ハンドラーらと共に、被告席に立つことになろう。


Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Order.が購入可能。


寄付のページはこちら


記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2016/11/27/the-western-war-on-truth-paul-craig-roberts/


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年金カット法案強行採決、TPP推進の実態から目をそらすためにだろうか、芸能人覚醒剤騒ぎ。あるいは紅白落選芸能人呆導。


たまたま都合で、国営大本営放送、夕方娯楽番組とおぼしきものを眺めていたら、わけのわからない若者太鼓持ち連中がTPPについてデタラメを語っていた。デタラメを語るから出演できる。万一、本当のことを言えば出演停止、芸能界追放だろう。


EUの 'ロシア・プロパガンダ' 決議はマスコミの自由に対する攻撃で偽善の匂い」という記事で、RTは、ロシアが国家的に推進しているプロパガンダ、偽ニュース報道機関だと、欧州議会が決議をしたというのに驚いていたが、とうとう宗主国でも、200ものサイトが偽ニュース・サイトとしてやり玉にあげられた。


実に嬉しいことに、propornot.comのリストをみると、http://www.propornot.com/p/the-list.html 当ブログの元記事の出典を、ほとんどカバーしている。


この文章の筆者がおっしゃる通り、このリストにあるサイトこそお勧め。このリストにないサイトは、大本営広報部洗脳・虚報サイトであることを証明しているようなものだろう。


この流れで行けば、やがて、このブログも強制閉鎖されるかもしれない。万一お気に入りの記事があれば、今のうちにコピーを保存されるようお勧めしておこう。