忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

石原慎太郎が「国士」として行動した?
私が日本の害虫と見なしている石原慎太郎が、モンサント社の遺伝子組み換え作物の危険性について国会で質問したようである。
以下の井口博士のブログに、その件が出ているので、紹介しておく。別に公平無私な人間を気取るわけではないが、相手がどんなクズであれ、良いことをした時には称賛するしかない。もっとも、たいていは、それはディベートなどにおける「嘘の中に真実を混ぜ込む」のと同様で、次の瞬間には前にも増した悪行をするのが予測できるのだが、とりあえずは評価しておく。井口博士のいわゆる「微分評価」である。だが、「積分評価」の方が、その人物の全体像を正確に示していることは言うまでもないだろう。つまり、「微分評価」は「木を見て森を見ず」になりがちで、「積分評価」は個々の木を見落としがちだという欠点がそれぞれあるわけである。
私は血液型がB型だからか、「森を見て木を見ない」タイプである。長嶋茂雄などもB型人間で、球場に息子(一茂か?)を連れて行って、(試合に没頭したためだろう)試合後には息子を球場に忘れて帰宅したそうである。まあ、仕事と息子とどちらが大切かは個々人で考えが違うだろうが、B型人間にはそういううっかり人間が多いらしい。それは、いつも「今、一番大事なもの」しか見ていないことの結果であり、その優先順位が正しいかどうかは、あまり当てにならないこともある。(笑)
駄弁はさておいて、石原慎太郎がモンサント社の危険性について公然と「告発」したとすれば、その功績は大きい。(社民党や共産党の議員はこれまでこの問題を扱わなかったのだろうか?)TPP加盟の件にも今後ある程度の影響を与えそうな、価値のある代表質問だろう。


なお、積分は(微分も同様だろうが)ガウスが(だったと思う)数学の本質であると言った、「異なるものを同じと見做す技術」の代表的なものだ。数学を正確さの技術だと思っている人には意外な言葉だろうが、正確さなど、「数学」ではなく「計算」のレベルの話である。官僚などは(あるいは学校秀才は)低レベルの計算の達人の集まりのようなものではないか。彼ら事務屋には本物の「構想」や「構築」などできないのである。



(以下引用)*動画はコピーできなかったので、元記事参照。


さて、ちょうどそんな例の典型的なものが、昨日の「衆参両院 国家基本政策委員会合同審査会」の党首討論で登場したので、今回はこれをメモしておこう。それは、石原慎太郎氏の代表質問である。今回の石原慎太郎の代表質問は非常に興味深かった。おそらく歴史的なものであると思う。

石原慎太郎さん個人を好き嫌いでみれば、大半が嫌いというだろう。また、石原慎太郎さんを政治的信念や信条でみれば、大半は極右の国粋主義者、戦争大好き人間にみえるからといって、毛嫌いするにちがいない。だから、石原慎太郎の言っていることなどあてになるか、というような見方をするに違いない。

こういう見方を「積分評価」という。物事を総じて足してしまうのである。簡単にいえば、その人の行為を多数決して評価してしまうのである。和をとって見てしまうというやり方である。

一方、「微分評価」というのは、その人の行為の一つ一つをミクロに見て良いことは良い、悪いことは悪い、というふうに評価するやり方のことである。

だから、もし今回の石原慎太郎の代表質問も「積分評価」で見れば、今回の石原氏の非常に重要な意見があったにもかかわらず、それがスルー(無視)されてしまうに違いないが、「微分評価」で個別に見ていけば、実に重要な発言(質問)を投げかけたということになるだろう。

さて、前置きがだいぶ長くなってしまったが、その代表質問の映像はこれ。本当はその日のうちにメモしたかったが、YouTubeに映像がでるまで待っていたので遅くなった。
【党首討論】~平成25年4月17日衆参両院 国家基本政策委員会合同審査会~


問題のシーンは、36分目である。





これは、日本の国会で歴史上初めて「モンサントの遺伝子改変作物」の危険性を問題視した代表質問である。

この代表質問で、いわゆる「陰謀論」としてこれまでだれも取り上げなかった、スコットランド人生物学者のアーバッド・プースタイ博士の研究
遺伝子改変食物は人類改変食物か?:その目的は人口削減と人類2種分裂化だとサ!


を取り上げて、遺伝子改変作物の摂取の危険性を日本の国会の代表質問で、TPPの問題の根本
マネーハンドラー ロックフェラーの完全支配」


に据えて反論したものである。

やったぞ、石原慎太郎さん!グッジョブ!

私の個人的印象では、この石原慎太郎の代表質問に対する脅しとして、三宅島の地震や東北の地震を起こしたのではないかという感じすらするのである。それほどまでに、反TPP」論議の本質として、「遺伝子作物禁止」を取り上げたのは、この石原慎太郎以外にはいないのである。

はたして政府自民党の安倍晋三、麻生太郎内閣が、どれほどまでにこの問題に踏み込むかは今後の動向次第というわけである。

いずれにせよ、ボディーブローのように、「陰謀暴露」論者からの情報が政治家たちの脳裏にも上がりつつあるということだけは確かなようである。

中山成彬議員の歴史的質問の続き、石原慎太郎も歴史的質問を行った。
ちょっとだけ政治家も覚醒してきた観はある。






拍手

PR

コメント

コメントを書く