忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

福島の放射能汚染の実態
「東海アマ」ツィッター経由で「沖縄タイムス」電子版から転載。
全国版の大マスコミは信用できないが、沖縄のマスコミは中央からはサヨク呼ばわりされるくらいに筋金入りの「反戦・平和」精神があるから、まだ信用できる。だからこういう記事も書けるのである。下っ端の記者がどんなにいい記事を書いても上の人間がストップをかけるから大マスコミはみな右寄り(経済界主体)報道になるわけだ。そして初めはジャーナリストとしての使命感に燃えていた大マスコミの記者たちも、やがて高い給料が麻薬となり、保身だけになっていく。

下記の記事が意味するのは、放射能で即死するほどの近距離ではなくても、遺体が収容不可能なほど汚染されているくらいに福島原発の状況はひどいということである。「わずか」20キロでこの汚染なのだ。事故現場で作業している人々が近いうちに放射能障害で生命を失うのは確実だろう。
彼らはある程度覚悟の上かもしれないが、東電経営陣や原発保安院や、原発を推進してきた過去の政権担当者(自民党)や、福島に原発を誘致した政治家や、それを支持した後援者は、彼らの死の責任を取るつもりはまったく無いだろう。作業員たちが数年後に放射能障害で死んでも、「原発事故作業との因果関係は不明である」と東大あたりの先生のお墨付きで免罪されるのは確実だ。



(以下引用)



20キロ圏に数百〜千の遺体か 「死亡後に被ばくの疑い」
全国 2011年3月31日 11時28分

(19時間35分前に更新)

 福島第1原発事故で、政府が避難指示を出している原発から約20キロの圏内に、東日本大震災で亡くなった人の遺体が数百〜千体あると推定されることが31日、警察当局への取材で分かった。27日には、原発から約5キロの福島県大熊町で見つかった遺体から高い放射線量を測定しており、警察関係者は「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体もある」と指摘。警察当局は警察官が二次被ばくせずに遺体を収容する方法などの検討を始めた。当初は20キロ圏外に遺体を移して検視することも念頭に置いていたが、見直しを迫られそうだ。

 警察当局によると、高線量の放射線を浴びた遺体を収容する際、作業する部隊の隊員が二次被ばくする可能性がある。収容先となる遺体安置所などでも検視する警察官や医師、訪問する遺族らに被ばくの恐れが生じる。

拍手

PR

コメント

コメントを書く