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徽宗皇帝のブログ

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西側に利用されただけで終わり、のウクライナ
久しぶりに「ROCKWAY EXPRESS」から転載。
ウクライナ情勢についてのニュースが最近少ないので、こうしたニュースは拡散し、共有した方がいい。西側の通信社(ユダヤ資本である)から世界に流されるニュースが世界洗脳目的で歪曲されたものであるのは言うまでもない。
ティモシェンコが呼びかけた「ロシアを殲滅しろ」という言葉は、キエフ政府へのブーメランとなって返ってきたわけだ。ロシア殲滅とは、ウクライナにおけるロシア系住民への弾圧を意味することは、弾圧される側にとっては明らかなのだから、彼らがすぐに立ち上がったのも当然だろう。
キエフ・クーデター政府は国内にいるロシア系住民をすべて敵に回して存続できると思っているのだろうか。ウクライナ東南部(クリミア)の独立だけにとどまらず、ウクライナ東部全体がキエフ政府から分離独立するのが自然な流れのように思われる。そして、残る西側だけがEUに庇護を求めることになるわけだが、そのEUは、ウクライナの経済的苦境を助けることは絶対にしないと私は見ている。(形だけの資金援助をし、その数倍もの返済を要求するはずだ。)つまり、ウクライナ西(キエフ政府)は、「国家倒産」する運命だろう。
ウクライナ西に軍事基地を作ってロシア攻撃の拠点とする程度のメリットはEU(あるいはNATO)にはあるだろうが、ウクライナ自体にとっては、何のメリットもなかったクーデターであった。いや、ウクライナから分離独立してロシアに編入できれば、ウクライナ東の住民の生活水準はかなり上がると見込まれているが、ウクライナ西の住民だけは踏んだり蹴ったりで終わり、である。


(以下引用)




東ウクライナのドネツク等の各都市で親ロシア勢力が政府庁舎を占拠

5日、ドネツク庁舎前に集まり国民投票を呼びかける親ロシアデモ隊

◆4月7日

 3月26日号「米支援のウクライナのティモシェンコ元首相はロシア殲滅を呼びかけた」で、「このティモシェンコの「殲滅」の言葉を聞いて、ウクライナ東部に住むロシア人が激高するのは間違いないし、殲滅される前に新政府を打倒、ないしはクリミアのようにロシアへの編入を願って、反乱を起こすのではないだろうか?誰だって殺されると分かっていて、黙ってそれを待つ者はいない。従って、ウクライナは東西に分裂、という未来の姿がより一層、濃厚になったと言えよう」と書いた。

 やはりこの予測のように、ウクライナの東に位置する地域では独立に向けた住民投票を呼びかける動きが出てきたようだ。クリミアに続け、ということだ。

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●東ウクライナのドネツク等の各都市で親ロシア勢力が政府庁舎を占拠
http://rt.com/news/ukraine-donetsk-protest-russia-733/
【4月6日 Russia Today】

 東ウクライナの各都市で6日、何千人もの市民がロシア国旗を振って通りに溢れ出た。ドネツク、ルガンスク、ハルコフの各都市ではデモ隊が政府庁舎を占拠、更にドネツクでは独立を掛けた住民投票を実施することを要求した。

 ドネツクの中心にあるレーニン広場に2000人以上の人々が、キエフのマイダン(広場)で暴徒に対して火器を使用したという間違った内容で起訴されたと考えるベルクト(特殊警察)署員らのための嘆願のために、集まった。

 デモ参加者らは「キエフでの不法な政権」が、抑圧政策と反対派に対する迫害を終わらせるよう呼びかけた、とイタールタス通信が報じた。

 彼等は自己決定権を尊重するよう要請し、ウクライナから独立するためのクリミア式の住民投票を要請している。

 抗議者らはロシア国旗を持ち、「ロシア!ロシア!」と叫び、キエフ政府からドネツク知事に新しく任命されたセルゲイ・タルタに対し「出て行け」と叫んでいた。

 抗議者らによって「ファシズムの根絶行動」としてナチ熱狂者の人形が焼かれた。これはウクライナの2月のクーデターで重要な役割を果たしたネオ・ナチ過激派の存在に関連してなされたものだ。

 人々はそれから巨大なロシア国旗を掲げながら、政府庁舎の中心地域に移動していった。政府庁舎の玄関前で親ロシアデモ隊が警官の楯を奪ったりして警察との衝突が起きた。

 デモ隊は庁舎の主要玄関に通じる通路を奪い取った楯で作り、バルコニーを占拠した。庁舎に掲げられていたウクライナ国旗はロシア国旗に付け替えられた。そこで警察は中のデモ隊を追い出した。

 ドネツクの騒擾についてはライフ・ニュースは、政府庁舎に掲げられた「ロシアよさようなら」という横断幕によって挑発されたのかもしれない、と報じた。

 政府庁舎の本庁は日曜日で役人は仕事がないため、警備員がいるだけであった。

 「状況はかなり緊迫している。デモ隊は市議会の建物を占拠しているし、ドネツクの将来を決めるための独立をかけた住民投票を実施することを要求している」と、活動家のアレクサンドル・ボロディンはロシア・トゥデイに語った。

 「デモ抗議者らは住民投票に関する特別会議を呼びかけている。それがなされねば、彼等はその問題を処理するグループを組織するだろう、という。デモ抗議者らはキエフ政府が任命した当局者らを認めないとし、最近選出した”公的知事”を認めるよう要求している」とボロディンは語った。


■ルガンスク

 ルガンスクでも似たような状況で、数千人のデモ抗議者らがウクライナ保安庁(SBU)前に集まった。彼等は逮捕された活動家であるアレクサンドル・ハリトノフと、その他の15人の親ロシア活動家の釈放を要求して、ロシア国旗を翻し、「SBUは恥を知れ!」を叫んだ。

 ウクライナ保安庁に突入するこのデモで8人の人々が負傷した、とウクライナのチャンネル5は報じた。ロシアの春ウェブサイトによれば、一人の警官が負傷、病院に運ばれたという。

 ルガンスクの知事とウクライナ保安庁の長官はデモ隊と話し合う為に外に出たが、その結果、反マイダン活動家6人が釈放された。


■ハリコフ

 ハリコフでも親ロシアのデモ抗議者らが、極右ライトセクターの活動家らと衝突した。

 乱闘の間中、爆竹が武器として使用され、何度か爆発音が聞こえたた。しかしながら負傷者は報告されてない。これは警察が両者を速やかに分けたからだ。

 この出来事に続いて、群集が物を投げ出したため、マイダンの活動家らは警察が作った通路を通って逃げていった。

 この集会に続いて、約1500人の親ロシアの活動家らがハリコフの政府庁舎に向かっていったとUNIAN通信社が報じた。

 庁舎は戦闘服によって身を固めた警官によって防御されていたが、抗議者の一団は建物の中に突入することに成功した。

 抗議デモのオーガナイザーがデモ参加者らに、「今朝早く、政府庁舎を占拠したドネツクとルガンスクを支援しよう」と呼びかけたので、大騒ぎになった。

 反マイダン活動家によれば、1万人ほどの人々が6日のハリコフの抗議デモに参加した、と言う。

 極右のクーデターでヤヌコビッチ大統領が追放された2月下旬以来、親ロシアの集会はウクライナのロシア語を話す地域では殆ど毎週末に起きている。

 新政府が廃止した新しい法律の一つが、ロシア語の地位に関するものであった。これはウクライナの東部に住む人々にとっては看過できないものだった。

 クリミア自治共和国はキエフにおける権力の変更を認めることを拒絶し、ウクライナからの独立を宣言した。これは3月16日の住民投票に続いておきた事で、この投票では投票者の96.77%の人々がロシア編入に賛成であった。

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