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徽宗皇帝のブログ

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議会は本来、内閣より上位である
「大摩邇」から転載。
TPPについては飽きるほど書いてきたので、正直もう書くのもうんざりなのだが、マハティールの発言は例によって賢人の言葉であり、聞くべきものがある。
ここで語られた中で新しい情報としては、マレーシアでは、TPP参加の最終決定の前に議会で論議をする、という点だ。もちろん、これは既にテレビなどで報道はされているが、その際にはこれが実はTPPの持つ反民主主義・秘密主義的性格と真っ向から対立するものである点には触れられていなかったと思う。つまり、TPPは、その内容が当事国の国民の間に知られれば、それに賛成する国民はほとんどいなくなる、というものであり、かつて引用した言葉をもう一度言えば、TPPはその正体が事前に知られてしまえば、太陽の前に出たドラキュラのようなものになるのだ。
TPPに関する本は世間に無数に出ているって?
あなた、「普通の国民」はそういうお固い本など読みやしませんって。
それはかつてのB層であり、今も根っこはB層であり、中学生頭脳の私が保証する。(笑)
戯言はさておき、日本の議会においても、TPPの交渉内容を開示し、議会で論議することを国民から(あるいは議員の間から)求めていくべきだろう。こうした「国家主権喪失」という国家最大の危機において、議会がつんぼ桟敷に置かれているのなら、何が「国権の最高機関」であるのか。
すべてを安倍内閣の独裁にまかせるなら、国会など存在しないも同然である。
そんなことは、学校の社会科で「三権分立」の仕組みを習ったばかりの小学生でもわかることである。




(以下引用)




2013年10月14日19:32

カテゴリ星月夜☆TPP

TPP交渉、マレーシアの批判☆貧しい人たちを守れなくて何のための政府か


星月夜☆さんのサイトより
http://ameblo.jp/hoshitukiyoru7/entry-11637073893.html
<転載開始>

マレーシアの元首相の言われてることは

正しいです。

日本は何故そういう当たり前のことが言えない

できないのでしょうか。




TPPで日本のメリットなんてどこにあるのでしょう。

モンサントと仲良しの住友化学やブラック企業が

喜ぶだけです。




abe総理のFBに批判コメントが殺到してるそう

ですが、信じてたんでしょうか?

日本の未来を考えてなんかいないのに。




消費税あげられて法人税減税されてもまだわから

ないのでしょうか。繰り返された手法です。




■るいネットから☆

首相在任当時、「ルック・イースト」を提唱し、

日本に学び、アジアが共に発展することを強く

主張していた、マレーシアのマハティール元首相が

、再度、TPPにおける、米国の身勝手、米国の

多国籍企業の恐ろしさを語っている。

米国ルールの押しつけ ISDや政府調達「貧しい人守れぬ」 

TPPでマハティール氏(マレーシア元首相)
リンク

以下引用・・・・
日本農業新聞のインタビューのようです。

TPPについて、米国が自国の利益をアジアで追求

するために新たな経済ルールを導入するものだと強く

批判。

アジア諸国が中心となり各国の事情に配慮した柔軟な

通商交渉を行うべきだと提唱した。

同氏は特に、TPPに含まれる投資家・国家訴訟(ISD)

条項や政府調達に対する新たな経済ルールの危険性

を強調。


「すでにペルーなどの政府が、海外企業から訴えられる

事態が(ISDによって)現実に起きている。

マレーシアはこれまで国内の貧しい人たちを

さまざまな面で優遇する政策を導入してきた。




しかし、TPPで『加盟国企業への機会均等』などが

合意されれば、海外企業から訴えられ、こうした配慮

は難しくなる。





貧しい人たちを守れなくて何のための政府か」と語った。
TPP交渉が秘密裏に行われていることも強く批判し、

「米国はずっと『情報公開だ』『透明性を高めろ』

と私たちを批判してきたが、今やっていることは全く逆だ」

と皮肉った。

(日本農業新聞)環太平洋連携協定(TPP)が

アジアにとって良くないのはなぜですか。

TPPは一般に言われているような自由な貿易協定

ではなく、米国が主導し新たな経済ルールを持ち込

むものだ。




合意されれば企業に加盟国の政府が縛られてしまう。




現在はおろか、将来にわたって各国の発展と利益拡大

の機会さえ奪われることになる。


ペルーで公害を起こした(米国資本の)企業が損害賠償

などを求めて患者に訴えられて敗訴したが、

これはペルー政府に不公正に扱われたためだとして

両国の自由貿易協定(FTA)の投資家・国家訴訟(ISD)条項

に基づいて8億ドルの損害賠償をペルー政府に請求している。


(TPPに参加することは)外国の危険なコントロール

に身をさらすということだ。




小国が訴えられれば深刻な経済的損失になりかねない。

(日本農業新聞)現在、日本の農家はTPP参加に強く反対しています。

 (国土が狭い)日本の農産物は生産費が高い。

海外の安い農産物とは競争できない。




米国は安く米を生産するから、関税が撤廃されれ

ばマレーシアや日本への輸出攻勢を強めることに

なるだろう。




私たちは食料安全保障の見地から地域で生産される

食料を守らなければならないのにそれができなくなる。




日本は農家を守るべきだ。逆に米国は農業保護で

自国を守る。




私たちからの農産物輸出を増やすことが難しい。

(農業新聞)

日本やマレーシアを含む多くのアジアが、

経済発展のために貿易を利用しました。

東アジア経済発展のために、どのような通商政策

が望ましいと考えますか。




北米には北米自由貿易協定(NAFTA)があり、

欧州連合(EU)もある。

彼らと対抗できるようにするため、中国を含め

たアジアが協力することだ。


第1段階として、アジア全体で共通の場で

相互理解のための話し合いを持つべき。

アジアは同じ方向を向いて共存していける。

国益を守るために

互いに何を求め、何ができないかを話し合い

ながら着実に前に進めばよい。

(日本農業新聞)TPPは問題が多いということ

ですね。

TPPの条項は全て米国によってしつらえ

られたものだ。そんなものは必要ない。




TPPが情報を公開しないのは問題だ。

大切な内容を含むにもかかわらず、

多くの人が何が起こっているのかが分からない。

危険なものにほかならない。





■そしてTPP交渉首脳会議で、マレーシアのナジブ首相が、

「最終決定前に議会で議論を行う」と表明した。




米国・USTRが主導する秘密主義に対して、

マレーシアはその指示には従わないという発言

である。




以下農業情報研究所さんから。

マレーシア首相 TPP協定は最終決定前に議会でも議論 

交渉の反民主的本質に挑戦
リンク

以下引用・・・・

その発言とは、TPP首脳会合に先立つAPECCEOサミット

(10月7日)対話セッションでなされたもので、

「われわれはTPPをマレーシア議会に提出する必要がある」

というものである。




最終決定の前に、閣内だけでなく、

議会でも論議するというのである。

議会に諮るとなれば年内妥結の可能性は遠のくが

、それは年内妥結のみならず、徹頭徹尾秘密主義

に貫かれたTPP交渉の本質、「自由と民主主義」に

反する本性への挑戦ではなかろうか。




TPPの議会提出は「守秘義務」=踏みにじられた民主主義

への挑戦に等しい。

だからこそ、この発言を重視するのである。

わが国政治家は、このマレーシア首相の姿勢にこそ

学ぶべきである。最終合意は、必ず議会の審議を

経なければならない





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