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徽宗皇帝のブログ

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貧困家庭と大学進学
私自身は大学進学の意義については否定的だが(毎度書くように、理系と医学部と法学部以外の大学は「高等実業学校」扱いでいい。文系学部は、ほぼ不要。学者や研究者志望者は、それこそ、大学院に高校から直接に行けるようにし、そこから学者になればいい。)貧困家庭、生活保護家庭から大学に行くのを事実上禁止、というのは人権の否定だろう。
ただ、大学卒の学歴自体がどんどん無意味化していると私は思っているのだが、大学に行きたがる子弟の中に「いい学歴=いい就職」という幻想があり、しかも、その「いい学歴」が、たとえば私立BCDFランク文系であったりしていないか。それなら、高卒で社会に出て働いた方が本人のためだろう、と思う。
大学出の4年間が当人の「人間力」を高めてくれればいいが、ただ遊び呆けて4年間をすごしたのでは、高卒で社会に出た人間より4年の遅れになるだけのことだ。
大学進学は「贅沢」である、というのは右寄りの論者の意見に似ていて自分でも不愉快なのだが、贅沢であることは事実である。何しろ、学費だけでふつう年100万、4年で400万という出費だ。これが贅沢でないという家庭は、今の時代には少数派ではないか。
まあ、税金の使い道としては、貧困家庭の子弟の学費援助というのは良い使い道であり、その中に大学進学の援助もあっていいとは思う。ただし、進路は「国立大学」のみでいいのではないか。国立大学に行けない程度の学生への支援の必要は無いと思う。(国立大学文系にも理系の入試科目はあり、それが理系が苦手な受験生を阻んでいるので、これに関しては、理系科目は必須ではなく、「選択」にすればいいと思う。)東大法学部に入れるくらいの頭がありながら、貧困のために大学に行けない、という場合にだけ、学費援助の意味はあるだろう。もっとも、東大法学部(上級官僚養成機関)の存在そのものを全肯定するわけではない。





(以下引用)参考意見としてネトウヨ発言も残すが、字数が多いので、かなり省略する。



emi kiyomizu@kiyomizu5 12月19日

生活保護を受けている世帯は大学進学率が低いというのは知っていたが、まさか、大学進学が禁じられているとは ((((;゚Д゚)))) しかも、その根拠は何かの法律ではなく「生活保護手帳別冊問答集」という手引書に書いてあるからだという。

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