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徽宗皇帝のブログ

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陛下の年頭の御製は「水俣病」を詠んだ歌
「人生は冥土までの暇つぶし」というブログから転載。(後半は省略。)
今上天皇の人柄が良く分かる御製である。
記事後半に出てくる「ねずさん」は反中国思想に凝り固まった右寄りの方だから、天皇の「患ひの」の歌が中国の大気汚染を意味していると馬鹿げたことを言っているが、それは無理すぎる解釈だろう。どう考えても、最初に出た「慰霊碑の」の歌と関連して水俣病を意味しているに決まっている。
そうなると、皇太子妃の雅子さんの出自がその水俣病の原因となる水銀汚染を出した公害企業であることを陛下はけっして快く思ってはおらず、皇太子の熱意に負けて、彼女を皇太子妃として受け入れたのではないか、という推測ができるのではないか。そして、雅子さんのこれまでの皇太子妃らしからぬ公務拒否行為の数々の原因もそのあたりにあるのではないだろうか。
まあ、そういう「家庭内」の問題はどうでもいい。
今上天皇は、明らかに日本国民のことを心から思っている。それは、そのお詠みになった歌を素直に読めば、明らかである。
なお、下記ブログの筆者の推測どおり、陛下の心中では、「患ひの」の歌で暗示されている水俣病とフクシマが重なっている、と私も思う。



(以下引用)*元のブログでは最初に引用された御製の末尾が「静かなりけ」で終わっていたが、明らかに「静かなりけり」の誤りだと思って補足した。


青い海

先週の土曜日(1月18日)、世界戦略情報誌『みち』の執筆者と読者の集いである、「まほろば会」が開催された。その折りに話題に出たテーマの一つが、1月15日に行われた歌会始の儀で講ぜられた陛下の御製であった。

慰霊碑の先に広がる水俣の海青くして静かなりけり


ネットでは、御製についてどのように言及しているのか確認してみた、そして注目したのが、「ねずさんのひとりごと」というブログに掲載された、「陛下の年頭の御製について」という記事であった。これは歌会始の儀で講ぜられた御製についてではなく、新春の賀歌5首についてであるが、ねず氏は同記事の冒頭で以下のように述べている。

本来、陛下の御製は、我が国においてはもっとも尊重されるべきお歌です。しかもそれが今年一年の年頭の御製ともなれば、全メディアがその歌の意味を、国民に伝える、もしくはその伝える手がかりを報道すべきものです。


その通りだと思う。その上でねず氏は、「あくまでもみなさまが陛下が年頭の御製として発表された御歌を解釈する手がかりとしてお読みいただければと思います」という思いから、「陛下の年頭の御製について」を書いたことが納得できるのであり、この点でねず氏の同記事を高く評価したい。

ところで、亀さんが注目したキーワードの一つが、年頭の御製の一つに取り上げられた「水俣」だった。〝奇しくも〟歌会始の儀で講ぜられた陛下の御製にも、水俣が再登場している。因みに、水俣を取り上げられた年頭の御製は以下の通り。

患ひの元知れずして病みをりし人らの苦しみいかばかりなりし


ねず氏はこの御製について、水俣と公害を結び付けて捉えている。つまり、陛下が暗に中国の大気汚染について言及されているのだと、ねず氏は主張しているのだ。

陛下は、隣国という汚染への警戒を、この御製に込められているのかもしれません


亀さんが思うに、陛下が中国の大気汚染PM2.5を仄めかされているとは、到底思えないのである。『みち』の藤原源太郎さんも語っていたことだが、陛下は我が国の〝公害〟について語っておられるのだ。すなわち、水俣病事件は終わっているわけではなく、未だに苦しんでいる人たちが大勢いるのだし、さらには〝第二〟の水俣病ともいうべき恐ろしい内部被曝が、福島原発を中心とする東日本で大勢の人たちを蝕んでいるのだ。水俣と福島が根底で結びついていると、亀さんは思うのだが如何だろうか…。



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コメント

1. 無題

いつも参考になる資料を提供して下さり有り難うございます

雅子妃の親族で水俣に関係した当時の江頭社長についてご報告申し上げます。

江頭社長は、興銀出身で、本人は当時頑なまでに水俣病をもたらした会社に出向することを拒否していたそうです。しかしながら、宮仕えの悲しさで上層部に無理やり押し切られて嫌々出向したそうです。

この話は、興銀に勤めていた父親を持っていた同僚から聞かされました。

いつも参考になる意見を提供して貰っておりますので、何かお役にたてれば幸いです。

失礼申し上げます。
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