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徽宗皇帝のブログ

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ISISへの「就職」
「西側」発の情報、管理操作された情報として読むべき記事だろう。
事実として存在するものは、避難高校生の中の多くがISISに「就職」している、ということであり、操作情報は、その高校生たちがなぜISISに加わったか、という意図についての「ユンソ教諭」とやらの話の部分だ。この避難高校生たちが、シリア政府を憎み、ISISに共感していた、というのは、ただこの一人の人間の証言によるものでしかない。その一人の人間が「西側」に買収された人間ならばどうか、という視点を持つ必要があるだろう。
私は、この高校生たちはISISに「就職」した、と書いた。少し想像力を働かせれば、もし自分がこの避難高校生の立場なら、その行動はISISへの共感によるものではなく、単に「生きる手段」の一つとしての選択にすぎないことが分かるはずだ。避難民としての劣悪な生活環境、未来の展望がまったく見えない状況において、食事と武器を提供され、暴力によって他者を自分たちの支配下に置く「権力」が与えられるならば、若者(この年代の「暴力盛り」の男の子)にとってISISへの就職ほど合理的な選択が他にあるだろうか。何しろ、シリア軍への「就職」は、おそらく高校生では無理だろうし。
自由シリア軍やISISの背後に欧米諸国がいることくらいは、難民の若者でも知っているだろう。西側諸国がアサド政権を攻撃せず、ISISを攻撃しているということ自体も虚偽であるが、彼らがそれを信じて西側諸国に不満を持ち、ISISへの共感を口にしている、という「ユンソ教諭」の証言は嘘かもしれないし、本当かもしれない。しかし、その高校生たちの発言が本心かどうかもまた、分からない。ISISへの「就職」を考えている若者なら、その布石として、こうした発言をその前からしている可能性は高いからである。だが、アサド政権への不満が真の動機だとは私はまったく思わないのである。それは単に、「食っていくための選択」にしかすぎない。そして彼らをそういう状況に追い込んだのは、自由シリア軍やISISをシリアに送り込み、内戦を作り出した西側諸国なのである。


(以下引用)

シリア:避難高校生が「ジハードに」…数千人が行方不明も

毎日新聞



















 ◇トルコ南部の避難所、戻った男子高校生9割が死亡か不明


 シリアと国境を接するトルコ南部キリスのシリア人避難所の高校で、男子高校生の9割近い280人が「ジハード(聖戦)に行く」と個別にシリアに戻り、死亡もしくは行方不明になっていることが避難所の高校教諭らの調査で分かった。イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)などの武装組織に入ったとみられる。米軍主導の有志国連合による空爆が拡大した昨年秋以降、シリア行きを希望する男子生徒は急増しており、トルコ全体では数千人規模のシリア人高校生が行方不明になっている可能性がある。【キリス(トルコ南部)で大治朋子】


 キリスのシリア人避難所には現在、1万人余りが暮らす。小、中、高校の3校があり、児童・生徒数は計約3500人。日本の高校1年にあたる10年生の男子生徒は、2012年7月時点で計120人いたが、多くが行方不明となり、現在は20人しかいない。80人いた11年生はゼロに、120人いた12年生も20人に減った。トルコには11年以降、シリアの混乱に伴い10カ所余りの避難所が設置されており、状況はどの学校も同様との情報もあり、行方不明の高校生は数千人規模に上る可能性がある。


「男子生徒が怒りを抱えてシリアに戻り、戦闘員になっていく」と話すユンソ教諭。後ろに見えるのはキリス避難所=トルコ南部で2015年2月2日、大治朋子撮影© 毎日新聞 「男子生徒が怒りを抱えてシリアに戻り、戦闘員になっていく」と話すユンソ教諭。後ろに見えるのはキリス避難所=トルコ南部で2015年2月2日、大治朋子撮影

 調査をしたのは避難所内の高校でアラビア語を担当するメレ・ユンソ教諭(44)ら。「家族の一部にだけ事前に打ち明けるなどしてシリア側に戻り、武装組織に参加している。フェイスブックの更新が突然途絶えたり、同じように戦闘員になった級友からの情報があったりして死亡の可能性を知ることが多い」という。


 生徒たちは、シリアとの間の境界フェンスが壊れている場所や、トルコの警備が手薄な地区から違法にシリア側に侵入。ISのほか国際テロ組織アルカイダ系の「ヌスラ戦線」などアサド政権と敵対する武装組織に入っていると見られる。 ユンソ教諭によれば、子どもたちは日ごろから「なぜ欧米は多数の市民を殺すアサド政権を攻撃せず、アサド政権より市民に信頼のあるISを攻撃するのか」などと、怒りを口にしている。ISはその残虐性で知られるが、彼らが信じるシャリア(イスラム法)を守り、敵対しない市民には危害を加えないため、理想化する若者も少なくない。


 また、避難所の学校の教諭は135人いるが、これまでに若手の教諭15人がシリアに戻り、戦闘で死亡した。「教諭で集まると、いつも話題はシリアに残る家族や親戚らのことになる。誰もが避難所で安全に暮らしていることに後ろめたさを感じている」(ユンソ教諭)


 同じキリスの避難所で高校教諭を務めていた男性(43)は「若者世代はシリアで11年に始まった反体制派運動に対するアサド政権の弾圧や市民殺害に強い怒りを抱いている。米軍主導の有志国連合による空爆がアサド政権ではなくISにのみ向けられ、失望したり反発したりしている」と話す。











(徽宗追記)「ISIS=西側傭兵」ということは大昔から何度もこのブログで書いているが、「ギャラリー酔いどれ」中の引用部分に、それを裏付ける新情報があったので、(旧情報も含むが)それを転載しておく。国連トラックでISISに支援物資と戦闘要員輸送wwww


◆http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-entry-398.html
ヤスの備忘録2.0
01/30のツイートまとめ


より抜粋、


#また、イランの国営放送の「プレステレビ」だが、
イスラム国の支援物資と戦闘要員の輸送には、
国連の世界食糧計画のトラックが使われている
ことを暴露。
これを報道した米国籍の記者は、トルコ情報部の脅迫を証言したあと、
自動車事故で謎の死を遂げた。
http://rt.com/news/197512-serena-shim-iran-turkey/


#これは、欧米とイスラエルがイスラム国を支援している可能性を
十分に裏付けている。ドイツの報道機関DWは、
「イスラム国」への支援物資と戦闘要員が、
トルコから堂々とイスラム国の支配地域に入っている
ことを確認した。
http://landdestroyer.blogspot.jp/2014/11/
 breaking-germanys-dw-reports-isis.html


#報道に出てくる「アル・バグダディー」は、
実は「サイモン・エリオット」という
モサドのエイジェントであることも分かっている。
2013年にはシリアの反政府勢力の代表の一人として、
米ネオコンの代表、マケイン上院議員と会った写真も公開された。
http://aanirfan.blogspot.jp/2014/08/
 isis-run-by-simon-elliot-mossad-agent.html

#「イスラム国は英米の情報部とイスラエルのモサドが協力して
形成した組織である
とは、すでに昨年の7月にNSAの元局員で
いまロシア国内にいるスノーデン氏によって暴露されている。
「イスラム国」は「ホーネットの巣作戦」で生まれた。
http://www.gulf-daily-news.com/NewsDetails.aspx?storyid=381153



(さらに、これも追記)「孔徳秋水」氏の「なう」より。


[2/5 20:02] グーグルアースあり、GPSありで、無人爆撃機で「テロリスト幹部を殺害」できる時代に、「イスラム国」のような勢力ができるわけがない。NHKが取材するときにGPSで追跡すれば、そこで即座に爆殺できる。もう米英日の「やらせ」以外に、この矛盾を説明できるものはないのだよ…




(さらにさらに追記)ということで、この「空爆」も猿芝居。ISISのいないところを空爆してお茶を濁すだけだろう。



ヨルダン軍、「イスラム国」空爆=国王がパイロットの故郷で弔意


時事通信




 【アンマン時事】ヨルダン国営テレビは5日、ヨルダン軍が過激組織「イスラム国」に空爆を加えたと伝えた。イスラム国がヨルダン空軍のパイロット、モアズ・カサスベ中尉を殺害したとすることに対する報復措置。公式には空爆の場所は伝えられていないが、ロイター通信によると、シリア国内のイスラム国拠点を標的にしたもようだ。


 国営テレビによると、ヨルダン空軍機が「任務」を終え、首都アンマンやカサスベ中尉の故郷カラクの空を飛行した。米軍が率いる有志連合の一角を担うヨルダンは、カサスベ中尉が拘束された2014年末以降、空爆を控えていたが、再開したことになる。


 一方、ヨルダンのアブドラ国王は5日、カラクを訪問し、中尉の家族に弔意を伝えた。


 イスラム国がカサスベ中尉を殺害したとする映像が公開されたことを受け、アブドラ国王は4日、イスラム国への対抗措置は「容赦ないものになる」と宣言。モマニ・メディア担当相も、有志連合の中で、対イスラム国軍事作戦の強化について協議していると認める一方、「ヨルダン軍と治安機関は選択肢を広げている」と語り、単独攻撃も辞さない姿勢を示唆していた。 












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