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徽宗皇帝のブログ

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脳みそがちょっと変色した!

学者の書く経済学の本など、晦渋で読めたものではないし、読んだところで、大筋としては誰もが常識的に知っていることを難しい言葉で論じているだけなので、ほとんど読む価値は無いのではないか、と私は思っている。中には「洗脳目的」の本もたくさんあるから、そういう本なら読まないほうがマシだ。
まあ、経済学に関しては、学者の本を読むより、近代史を経済学の観点から自分の目で眺め、自分の頭で考えるのが一番だろう。つまり、意味不明のピースの混ざったジグソーパズルから、不要なピースを捨て、意味のある絵柄を自分で構成していく論理作業であり、その道筋となるのは「それで誰が利益を得たのか。生き残ったのは誰か」というひとつの原則であって、その意味では推理小説の探偵と同じ作業でもある。
下のツィートで孔徳秋水氏がやっているのが、まさにその作業であり、その結論(幾つかの感想というべきか)は私もまったく同じである。学校教育やマスコミによる洗脳(染脳)を脱して事実と歴史を虚心坦懐に眺めたら、この結論や感想に至るのが自然だろうと思う。

「ファイナルファンタジータクティクス」という、私の好きなゲームがあって、(FFシリーズの中で唯一好きなものなのだが)、その中で、敵が或る技(マインドブラストと言ったか)をかけると、こちらの戦士の頭がおかしくなって使い物にならなくなる、という困った状況がある。その時に、「脳みそがちょっと変色した!」というテロップが流れるのだが、まさにそれこそが私のイメージする「洗脳」いや、「染脳」なのである。
さて、脳みそが変色していない人間が、この日本に何パーセントいるだろうか。

私も、脳みそがまだらに変色している点では他の人と同様である。だからこそ「自分自身ほど信じられないものがあるか!」と常に自分を戒めているわけだ。


(徽宗追記)自分の頭で経済を考える、ということの好例が、下の「魔法使いサリー」その他のリツィートにあると思うので、そちらを先に転載しておく。優良な労働者の「過剰労働」が経営者の労働者への「要求水準」を引き上げ、他の労働者を苦しめる、ということなども「日常の経済学」である。「ドラえもん」世界におけるジャイアン(暴力)とスネオ(おカネ)と出来杉君(学問・良識)としずかちゃん(エロス)とのび太(普通人、自分自身)の相互関係の問題だって、立派な経済学(社会学)だ。



            

  1. 子供の頃見たアニメ「魔法使いサリー」で、金持ちの爺さんが趣味で靴磨きする話があって。お金が欲しいわけじゃないからってタダでやるんだけど、それで生活してる同業者に怒られるという展開に、目からウロコでした。 無料にすればみんな喜ぶって、おそらく善意からなんだろうけど、難しいよね。
  2. 14件の返信 18,683件のリツイート 13,042 いいね
  3.  
    1. お金のあるなしで理不尽に人が傷つけられることはあって、それは問題なわけですが、お金がない世界だとどうなるか、というと、今度は暴力で支配する世界になるわけですね。 物を分配する方法として、お金は欠点も沢山あるけれど、お金を無くせばよくなるかというと、そんなことはない。
    2. 4件の返信 814件のリツイート 585 いいね
    3.  

  1. 有限の資源や労力を、どう配ったら、みんな幸せになれるのか、という問題において、お金だけで解決するのは問題ではありますが、一方で「既にお金がある人が、タダで物を売る」というのは、全体から見ると、ダンピングで、あまり人を幸せにしないことも多いです。









    (以下引用)下から上の順序(時系列)で読むべし。




    [1/19 21:17] 連中は、たとえば日本にカネを貸し、そのカネで軍備強化させて、ロシアや中国にぶつけ、日本を勝たせて元利の合計と利権をいただくということをやってきた。また同じようなことをどこかでやるだろう。すでにやっている?…
     



  1. [1/19 21:14] この先、借金のなすりつけあい、取り立てあいが行われる。モルガンは借金を取り立てるためにアメリカを戦争に引きづり込んだ。今度も同じようなことが起こるだろう。

     

  2. [1/19 21:10] なぜだか、経済学者や法学者は、「当たり前のこと」がわからない。頭がいいわけじゃないんだよ、連中は…

     

  3. [1/19 21:08] 価値の総和が保存されるがゆえに、片方で効率化や経済成長が進めば、他方で貧困が拡大する。だから、戦争してすべてを破壊してしまうと問題が「解決」してしまう。もちろん、支配層は、それを狙っているだろう。

     

  4. [1/19 21:05] 自分たちで「受給曲線」を描いておいて、そこから必然的に演繹される結論を受け入れられないんだからね~

     

  5. [1/19 21:03] Aips経済学者は、ここのリクツが絶対にわからないんだよな~

     

  6. [1/19 21:02] だったら、モノやサービスの供給を増やせばどうなるか?…モノやサービスは貨幣と対になるものであるから、これも貨幣と同じように供給を増やせば増やすほど単位当たりの価値は減少していく…要するに、「ありがたみ」がなくなる。

     

  7. [1/19 21:00] 紙幣を印刷すると、貨幣の価値が下がる。これは貨幣価値の総和が保存されるからだ。

     

  8. [1/19 20:59] 物理学には、エネルギー保存則がある。マネー経済においても、価値保存則で考えるとスッキリと現実が理解できる。市場経済全体の価値の総和は一定で、増えも減りもしない。すなわち、ゼロサム。

     

  9. [1/19 20:56] アホノミストどもの詭弁はもうたくさん。マジメにやれっての!

     

  10. [1/19 20:55] 成長すれば、問題は解決したのか?…借金が増えて結局”ゼロサム”なんですけど…

     

  11. [1/19 20:54] 「経済成長もいいけど、格差拡大などの社会問題が生じているが…」…Aips経済学信者「だから、経済成長すれば賃金も増えて労働者もハッピーになれるし、税収も上がって福祉もよくなるんだよ」…「…こいつ、いままで現実の推移を何も覚えていないな…」

     

  12. [1/19 20:51] 「自由貿易で問題が生じているんだが…」…Aips経済学信者「だから、自由貿易をすれば、経済の効率化が進んで、それらの問題が解決するんだよ!」「???…(するわけないやん…)

     

  13. [1/19 20:49] ところが、Aips経済学信奉者は、資本主義こそが問題を解決するという詭弁を弄する。痴呆症を発症しているとしか思えない。

      

  14. [1/19 20:48] 資本主義こそが、そして自由経済、自由貿易、競争こそが、環境問題や資源の問題、戦争と革命、ありとあらゆる問題を引き起こしている。「諸悪の根源」とも言える。

     

  15. [1/19 20:46] マルクス経済学では、固有価値(使用価値)と、市場で付けられる価格に基づく交換価値(市場価値)を区別しているのがキモ。Aips経済学では、両者を混同して数字を扱うので、てんでデタラメな経済理論ができあがる。

     

  16. [1/19 20:43] いずれも、官僚組織による経済および国民生活の計画と管理が行われているという点では「社会主義」「共産主義」と言ってもよかろう。

      

  17. [1/19 20:41] そして、グローバルな世界において、FRBを頂点とした金融システムが、金利を操作することで、株価や経済循環を計画的に”操作”している。金融社会主義がちゃんと実現している。

     
    1. [1/19 20:39] マルクスの予言は、実はいくつか当たっている。高度な資本主義は共産化する。たとえば、日本は福祉国家を目指したことで、なんでも自己責任のアメリカとは違う社会主義国家になっている。少なからぬ国民が「国が自分の面倒をみてくれる」と信じているのが、その証拠。




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