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徽宗皇帝のブログ 徽宗皇帝のブログ

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2013年1月1日午前4時

謹んで新年を賀し申しあげます。簡単に言えば謹賀新年。
しかし、年が明けたくらいで何かが自動的にめでたくなるわけではない。おめでたいのは私も含めた日本人B層の頭くらいか。むしろ、今年が良い年であれかし、と何かに願いたい。祈りたい。中学生レベルの英語力で訳せば、Be it a happy new year ! かな。

さて、今年早々の引用は「内田樹の研究所」の昨年末の文章の一部と、「村野瀬玲奈の秘書課広報室」に引用された歌である。どちらも読んでいる人には無意味な引用になると思う人もいるだろうが、引用によってその対象にスポットライトを当てるという作業はけっして無意味ではない、と私は思っている。
これは文章の引用だけではない。ある事物を指し示すだけで、一つの創造的行為になることもある。たとえば、写真は日常の風景を切り取る行為である。だが、そのありふれた行為によってできた写真作品は、その風景を特別なものにする。これは、「指示することが創造である」一例だろう。コラムやブログでの引用は創造行為とは言えないが、指示された対象に新たな光を当てる「活性化」に寄与していると私は思っている。そこで、著作権とかオリジナリティとかを主張する連中と対立することになるわけだが。
ネット弾圧の手段の一つとして、「著作権侵害訴訟」もあるだろうから、こうしたことを考えておくのも無意味ではないだろう。
何はともあれ、今年もよろしくお願いします。今年度は、もっと気楽に、もっと自堕落に不定期更新を目指そうかと思うのだが、頭が中学生で、自己抑制ができないから、書きたくなったら一日に二度も三度も書くかもしれません。



(以下引用1「内田樹の研究所」より)


でも、「口を動かすより手を動かす」という謙抑的な構えをとる人たちにメディアはすぐに関心を失ってしまう。メディアは、その本性からして、「ぺらぺら口を動かす人間」「何かを激しく攻撃している人間」を好むのである。
そういうふうにして日本人はいつのまにか二極化しつつある。それが「ポスト3・11」のもっとも際だった日本社会の変化ではないかと私は思う。
一方に「賑やかだが空疎な言葉をがなり立てる人たち」、「何かを激しく攻撃する人たち」、「他責的な言葉づかいで現状を説明する人たち」の群れがいる。メディアはこの「うつろな人たち」の言動を好んで報じている。
だが、他方に、個人としてできることを黙々と引き受けている人たちがいることを忘れたくないと私は思う。誰かを責め立てても事態がすぐに好転するはずがないことを知っており、まず自分の足元の空き缶一個を拾うところからしか秩序を再構築することはできないということを知っている人たちがいる。この人たちの声は小さく、表情は静かである。だが、彼らこそ「地の塩」だと私は思っている。
私が今の日本社会を見ていて、あまり絶望的にならずにいられるのは、周囲にいる若い人たちのうちにいくたりもの「地の塩」を数えることができるからである。誰に強制されたのでも、教え込まれたのでもないし、「そうすればいいことがある」という利益誘導に従ったのでもなく、黙って「空き缶を拾う」ような仕事を淡々と担っている若者たちの数はむしろどんどん増えているように思われる。苛立ち、怒声を上げている若者たちは目立つ。だから、世の中には「そんな若者」ばかりだと人々は思っているかも知れない。だが、静かな声で語る、穏やかなまなざしの若者もまたそれと同じくらいに多い。彼らに日本の希望を託したいと私は思っている




(引用2「村野瀬玲奈の秘書課広報室」より)

*ブルース・スプリングスティーンの「夢と希望の地」の歌詞だそうである。対立や闘争ではなく、愛と融和による社会改革の可能性というのを今考えているので、この歌詞は示唆的だ。聖者も罪人も結局は同じ列車に乗っているのだから、対立や闘争よりも愛と融和の方がお互いによい結果を生むとは思うが、しかし現段階ではそれはただの夢想(イマジン)だ、甘い夢だと言われそうではある。しかし、「引用1」の、黙って善行をする若い人たちの存在を考えれば、あながちただの夢想ではないかもしれない。問題は、「罪人たち」の意識をも変えることは可能か、ということだ。私は、「罪人」の一部である高級官僚の中から真の改革者が出てくるのではないか、という気もする。(徽宗注)


大きな車輪が進む
太陽の光射す草原を
さあ行こう
希望と夢の国へ

この汽車は
聖者と罪人を乗せてる
この汽車は
敗者と勝者を乗せてる
この汽車は
娼婦と賭博師を乗せてる
この汽車は
失意の底にいる者たちを乗せてる







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