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徽宗皇帝のブログ 徽宗皇帝のブログ

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メモ日記「生活」12

#221 眠れる財宝

私はクラシック音楽や古いジャズ、ポップスが好きなのだが、無知と怠惰のために、それらに対する知識があまりにも少ない。しかし、それは世間の人間も同様で、古典音楽や古いジャズ、ポップスについての知識が無い人のほうが絶対的大多数だろう。実は、ここに膨大な宝の山についてのヒントがある。つまり、新しい才能を探すより眠った文化遺産の発掘をしてはどうかということだ。これは商売としても成立する話だ。
クラシックの場合だと、たとえばベートーベンの交響曲だと第五番の「運命」と、第九番の「合唱(付き)」、後は第六番の「田園」くらいがせいぜい演奏されるだけで、それら以上の名作である第七番はほとんど演奏される機会が無い。いや、四番も八番もそれなりの名作であるのだが、我々がそれを聞く機会そのものがほとんど無いのである。演奏会などで聞く曲目というと、いつも同じような曲である。たとえば、ボロディンの「ノクターン」など、名曲中の名曲であるが、演奏される機会は滅多に無い。名高いベートーベンやモーツァルトですら、その無数の作品の中で演奏される品目はほんのわずかなのだから、それ以外の作曲家の佳作の大半は実際に演奏さえされないままに埋もれているのである。なぜ、芸大などの演奏会で、積極的に無名作品を発掘して演奏しないのだろうか。それでは切符が売れない、と言うかもしれないが、こうしたことからクラシック復興の機運が盛り上がる可能性は高いのである。それは他のジャンルでも同様である。
注:この文章を書いたのはだいぶ前だが、その後、「のだめカンタービレ」の大ヒットで、ベートーベンの第七番は飛躍的に知名度を上げた。

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