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メモ日記「政治・社会」21

#189 機会損失という考え方

「機会損失」は経済学もしくはビジネス用語の一つで、二つの選択肢がある場合に、一方を選ぶと、もう一方を選んだ場合の利益を得る機会が失われるという考え方だ。つまり、一見利益を上げているように見えても、実は機会損失による不利益のほうが大きいかもしれないということを考えて選択せよ、ということだ。この考えは日常生活でも成り立つ。たとえば、ナサニエル・ホーソンのある短編に、旅の途中の青年が寝ている間に、その青年の周辺で起こる出来事(そのほとんどが、青年の運命を変える可能性のある出来事である。たとえば、美しい少女が寝ている彼に恋をする、とか、大金持ちの老夫婦が彼を養子にしてみようと考えるとか、強盗が彼を殺して金を奪おうと考えるとか。)を描いた作品がある。目覚めて彼は自分の周囲で起こった出来事を知らず、旅を続けるのだが、実は我々の周辺でも、自分の知らないところで様々な機会損失があり、また危く危機を逃れていたという可能性もあるのである。
現在の日本では、青少年に与えられる文化はほとんどが日本製の文化である。特に音楽関係ではそうだ。これは、日本の大衆音楽が進化したという面もあるが、それよりもマスコミ関係者が、外国文化を摂取することをやめてしまったということによる。日本の若者は自国文化以外の優れた文化を知らないままで一生を過ごしていくのである。この機会損失は大きなものではないだろうか。

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