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メモ日記「政治・社会」36

#246 病院の倒産

 時事的問題を論じてみる。昨今、病院の倒産が激増し、今後も増えていくと見られているが、その意味を考えてみよう。医療費改革に伴う診療報酬の減少が病院経営を直撃したのがこれらの倒産の原因だが、しかし、その根本原因は、過剰な病院数にあるのではないか。公立病院では、年期のいった医師は(おそらく、高給その他の理由で)独立を促され、しぶしぶ自ら開業することが多いという。年月がたてば、私立病院の数は不要に多くなる道理である。しかし、病人の多くは、医師の数が多く、設備の充実した公立病院での診察を望むため、こうした私立病院に行く患者は少ない。したがって、こうした私立病院はやがて経営不振となり、倒産する。これが病院倒産の構図だろうが、現在は公立病院も赤字経営で倒産の危機にあるところが多いという。今や病院経営自体が儲からない時代だ。
 公立病院での勤務がハードで、しかもその給料が安いため、公立病院をやめて独立する医師が多く、医師不足に悩む公立病院も多い。そうして独立して開業した医師が、今度は自分の病院の倒産に直面するわけだ。こうした悪循環を止めるためには、公立病院での医師の待遇の改善が急務となる。医師の数は十分にあるのに、医師不足であるというナンセンスが、病院倒産という事態なのである。医師の待遇を改善するには、診療費のアップは避けられない。だが、病院に行く患者の大半は、風邪や怪我などの安直な病気であるから、無用な診療過程を廃止し、高額機器の利用をやめれば、診療費を妥当なレベルに抑えることも可能ではないかと思うのである。 (2007年9月27日)
注:上記の通り、この文章は2007年に書いたものだが、現在2010年時点でもまだ事態は変わっていないので、そのまま掲載する。

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