マスコミに載らない海外記事さんのサイトより
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2024/11/post-c3cf65.html
<転載開始>
2024年11月5日
Moon of Alabama

 ロシア側でウクライナと戦っているとされる北朝鮮兵士の物語が展開し続けている。

 現在、ロシアのクルスク地域には、約1万1000人から1万2000人の北朝鮮兵士がいるとみられる。彼らはロシア領内でウクライナ侵攻軍と戦う準備を整えていると思われる。

 ロシアにいる北朝鮮兵士に関する話はすべて牛の糞だと私は信じている。

 二週間前に、私はこう書いた。  
ウクライナ - 北朝鮮兵士の脅威はアメリカ情報作戦に基づくもの

 ロシアの北朝鮮兵士を話題にしたアメリカの情報作戦をRANDが提案した直後、CIA訓練生ブダノフの指揮下にあるウクライナ軍情報部が、北朝鮮兵士が間もなくロシア側で戦うという噂を広め始めた。その後、ブダノフが主張する数字は着実に増加している。CIAと関係がある韓国情報機関とアメリカ・メディアも宣伝活動に加わった。下院情報委員会委員長は、この宣伝活動を政治的主張に利用している。

 主張を裏付けるはずだった証拠は偽物だと暴露された。つまり、この話丸ごとRANDが提案した筋書きに沿った「諜報」の噂だけに基づいている。騙されないで頂きたい。
 以来「北朝鮮兵士」に関する新たなフェイクニュースが毎日のように追加され、数は増え続けている。「北朝鮮人」は更にウクライナに近づいている。益々多くの当局者や場所から警告が出ている。

 このたわごとを広めた連中が最終的に証拠を提示するかどうか、またどのように提示するのか私は疑問に思っていた。
 当初、これはロシアへのイラン・ミサイル送付に関する偽報道と同様に扱われるだろうと私は考えていた。そのような送付は決してなかったが、それに関してイラン民間航空会社が制裁を受けた。以来そのようなミサイル送付に関する新報道はない。匿名「当局者」による偽主張を利用した全くの「情報作戦」で、連中は狙いを実現したのだ。

 だが北朝鮮やロシアに対し、これ以上制裁を課す余地はない。すると、これは一体何なのだろう?

 「北朝鮮兵士」宣伝活動の狙いは、おそらくウクライナへの更なる支持獲得だろう。  
これで、北朝鮮に対抗するためだけでも、欧米諸国がウクライナに自国軍を派兵するよう促されることを[ゼレンスキーは]期待している。
 だが、それを実現するには本物の証拠を提示する必要がある。欧米諸国も韓国も単なる噂に基づいて武器や兵士を送ることはない。本物の証拠提示が求められるだろう。それが欠如しているのをどう説明できるのだろう?

 今日、ウクライナがこの問題にどう対処するかについてウクライナのルステム・ウメロフ国防大臣がヒントをだした。(機械翻訳)  
ウクライナのルステム・ウメロフ国防相は、国家安全保障・国防会議の偽情報対策センターのアンドリー・コバレンコ所長が、ウクライナ軍と北朝鮮軍間で最初の「小規模戦闘」が既に発生し、韓国軍が損害を被ったと述べたことを認めた。

 また、ロシア連邦は朝鮮人をブリヤート人に偽装しているため、ウクライナが敵損失数を発表する前に、死者と捕虜を特定する必要があるとウメロフは述べた。
 ブリヤート人?  
ブリヤート人はシベリア南東部に居住するモンゴル系民族で、ブリヤート語を話す。彼らはシベリアの二大先住民族の一つつで、もう一つはヤクート人だ。現在、ブリヤート人の大半は、名目上の祖国であるブリヤート共和国に住んでいる。ブリヤート共和国は、南岸に沿って広がり、バイカル湖の一部にまたがるロシア連邦の構成国だ。
 ロシア連邦にはブリヤート人が約50万人いる。西洋人の目にはブリヤート人はアジア人のように見え、北朝鮮の人々と簡単には区別できない。ブリヤート人のかなりの人々がロシア軍で高給職務に就いている。ウクライナ前線にも数人はいるだろう。

 ロシアのブリヤート兵が死体で発見されれば、彼を変装した北朝鮮兵士としてウクライナ軍は提示するだろう。北朝鮮軍服を着た似たような人物の白黒写真がいくつか見つかるだろう
...
 「これが証拠だ。今すぐ兵士と武器を送ってくれ」とウメロフは言うだろう。

 そうなるか、あるいは、全てが消え去り、すぐに忘れ去られることになるだろう。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2024/11/ukraine-buryat-people-of-russia-are-north-korean-soldiers.html