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徽宗皇帝のブログ

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「大当たりの日」
京都だけでなく、全国の観光地、いや、すべての土地の宿泊業が壊滅状態ではないのか。
毎度言うが、コロナの実際の被害より、その経済的被害のほうが社会的悪影響が大きい。つまり、無数の人の収入がひと月分くらい、あるいはそれ以上無くなるわけで、貯蓄ゼロの人間は餓死の危険すらあるだろう。政府はやっとそうしたひとびとへの支援を表明したが、当然である。こうした時に財政出動をしないなら、毎月毎月高い税金を払う意味がない。
なお、私は、社会的活動の「自粛」がカネの流れを停止させている、つまり経済の血液が流れない状態こそが最悪だと思うので、あれやこれやの自粛などするな、という意見である。観光業や宿泊業だけの問題ではない。レジャー産業だけの話でもない。製造業や物流にも既に関係する話なのである。つまり、我々すべての生活に直結しているのだ。
まるでハインラインの「大当たりの日」みたいに、すべての人が或る日突然同じことを思い付いて同じ行動を取ったために、世界が破滅する、みたいなのがこのコロナ騒動である。
もちろん、このパニックで儲ける人間も存在するのだろう。


(以下引用)







京都市中心部に立地・開業する主な高級ホテル © 京都新聞社 京都市中心部に立地・開業する主な高級ホテル


 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う観光需要の急減を受け、京都のホテル経営が苦境に直面している。インターネットの大手宿泊予約サイトをみると、京都市内の宿の宿泊料は「1千円~」「2千円~」など驚きの価格が並ぶ。


 京都市内では近年、宿泊施設の急増に伴う競争激化で、客室稼働率や宿泊料の低下が続いていた。この傾向は新型コロナによる2月以降の観光客の落ち込みでさらに拍車が掛かっている。


 実際に宿泊料は、どの程度下がっているのか。ネット上で公開されている各ホテルの月別平均客室単価(ADR)と、大手予約サイトで検索した10日現在の宿泊料を比べた。


 下京区の阪急烏丸駅に近い四条通沿いのホテルは、昨年3月のADRが約9100円。予約サイトをみると、今月前半の平日に素泊まりプラン(2人)を利用すれば、1室1泊の宿泊料は半額以下の約3500円だった。


 四条通沿いの別のホテルは、昨年3月のADRが約1万2千円。同じくサイトでは、今月中旬までの朝食付きスタンダードプラン(2人)が、平日で1泊1室7~8千円台まで落ち込んでいる。


 京都駅周辺でも傾向は似ている。八条口に近いホテルは昨年3月のADRが約1万1千円だったが、サイトで今月中旬の素泊まりプラン(2人)をみると、平日は1泊1室7千円台前半が並ぶ。


 京都市観光協会の稲地利彦副会長は「もともと京都は新規開業の増加で宿泊料は下がる傾向があり、新型コロナの影響がダブルで効いている」と現状を分析。「大阪などほかにもホテルが増えている地域はあり、どんな解決策を示せるかが観光業界の大きな課題だ」と話す。



京都市内の宿泊施設数の推移 © 京都新聞社 京都市内の宿泊施設数の推移















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