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徽宗皇帝のブログ

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メモ日記トゥディ「今日の甲子園野球」 10.3.29
選抜甲子園で、沖縄の興南高校が2回戦を勝ち上がった。最初はもたもたした攻撃だったが、相手守備の乱れなどから勝ち越すと、次第に攻守に伸び伸びとし始め、最後は4番打者のホームランなどで快勝した。エースの島袋は10安打を打たれたが、三振も二桁を奪い、2試合で25個くらいの奪三振数である。
チームの試合運びが下手なのと、打線にパワーが無いことから、この後、どこまで行くかはわからないが、他のチームにも有力な所が無いので、案外と決勝まで行くかもしれない。ただし、島袋の調子がもう一つであるから、そこまで行くには第二投手の踏ん張りが必要だろう。
島袋の良さは外角低目へのコントロールである。球威や球速自体はそれほどあるわけではないから、外角低目を審判が辛く判定すると、非常に苦しくなる。今日の打たれたパターンも、外角低目をボールと判定された後、それより甘く入れた球を痛打されたのが多かった。
捕手の山川は、去年の夏より打撃が悪くなった感じである。昨年は中軸を打った選手たちよりいい打撃をしていたのだが。その代わりに、今日は三番四番を打った選手の打撃が目を引いた。今日5打数5安打の三番打者の打撃のシュアさと勝負強さは賞賛に値するし、四番打者の打球の鋭さも見事だった。最初の2打席とも外野手の正面を突いたが、どちらも少し左右に飛べば、二塁打、三塁打確実な当りだった。それがどちらもヒットにならなかったのに腐ることなく、5打席目でセンターオーバーの豪快なホームランを放ったのは、いい根性である。いつでも打ち気満満の顔もいい。これまでの成績がどうかは知らないが、鍛えれば案外とプロでもやれる選手ではないだろうか。もちろん、三番の選手も、主将を務めながらの活躍であるから精神力は素晴らしいはずで、大学、ノンプロで鍛えて体力をつければプロも射程に入ってくるだろう。

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