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徽宗皇帝のブログ

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リセッション(大不況・大恐慌)前の株価上昇www
記事冒頭の

今のアメリカ経済は、パウエルFRB議長が言う通り強い消費に支えられ好況が続いていて、「アメリカ一人勝ち」などと言われている。

という部分を読んで、なーに馬鹿なことを言っている。瀕死状態のアメリカ経済のくせに、と思ったが、その後を読むと、アメリカ経済が破綻寸前であることをはっきり書いていて、笑った。
まあ、要するに、日本も米国も、株価は国の経済状態をまったく示さないということで、さらに言えば、株価の意味不明の上昇は、その後の暴落を「予定している」ということだろう。

2024年のニューヨーク三市場は史上最高値を何度も更新し、年間ナスダックは33.4%、S&P500は26.6%、ダウ平均は14.9%上げた。

とは、つまり、1929年の再来の前兆である。私の推測というか、推理では、米国株は既に売られ始めているが、「表面上の株価」はその実態を示さないようにシステム化されており、大資本家がすべて売り払った後に、本当の株価が表示され始めるのだと思う。馬鹿だけが、今の死に体のアメリカ株を買い、悲惨な目にあうのである。(株式市場の大元締めはDSなのだから、彼らが株価を操作しないはずがないだろう。)
で、民衆(この場合は株の買い手)の9割は馬鹿だというのは、「あらゆるジャンルの作品の9割は屑である」というスタージョンの法則と同じである。


(以下引用)



<時事直言>小冊子Vol.146 入稿


正月休みを返上して執筆に励み仕事初めの1月6日に入稿出来た。
一番力を入れたのは「財政破綻をものともしないトランプのアメリカ大繁栄戦略」である。
今のアメリカ経済は、パウエルFRB議長が言う通り強い消費に支えられ好況が続いていて、「アメリカ一人勝ち」などと言われている。
2024年のニューヨーク三市場は史上最高値を何度も更新し、年間ナスダックは33.4%、S&P500は26.6%、ダウ平均は14.9%上げた。
インフレは3期連続3%前後で停滞し、なかなか2%のターゲットへ向かっていない。
それにもかかわらずFRBは2024年7月以来3回で1%の利下げを行い、政策金利を4.25から4.50%にした。
ところが長期金利はFRBの1%利下げにもかかわらず1%上げている。
そしてGDP成長率は2024年2.8%、2025年2.2%(予想)で政策金利(4.25‐4.50%)よりはるかに低い。
消費の中身を見ると、家計は2024年3月の時点で余剰貯金を使い果たし、現在クレジットカードを信用枠いっぱいまで使い果たし、ミニマムペイメント(毎月の最低支払額)に追われる状況になっている。
銀行やクレジットカード会社の不良債権が増え始め、住宅ローンの支払いも3か月以上の滞納が増え続けている。
人間贅沢な生活が身に付くとなかなか落とせないものであるが、ついに力強い消費も限界に達してきたことが分かる。
パウエル議長の利下げ判断はインフレ関連データ次第と言うが、利下げしても長期金利が上がるのだから利下げの狙いは別にあると考えるべきだろう。(リセッション意識)
長期金利は上がり、短期金利と長期金利が逆転するインバージョンが起き、製造業景況感は毎期下げ続け、雇用は減り、失業率は増えている。
アメリカ経済のデータを見ればすでにリセッションに陥っていることが分かる。
そこへ債務が36兆ドル(5,600兆円)に達し、利払い1兆ドル(157兆円)で防衛費を超すところまで来ている。
体中がんに罹っているブル(牛)がニューヨークのウォール街で倒れて死にかかっている。
そこへトランプがやって来て、ブルの尻を鞭で叩き、「立て、走れ」と言うとブルは一目散でウォール街を駆け上がって行った。


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