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徽宗皇帝のブログ

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自衛隊は自民党(安倍政権)の私兵か
誰かがツィッターで書いていたが、今の野党が政権を取った場合、自衛隊はその政権の方針に従うことになる。つまり、当該自衛隊員の言う「国民の敵」に従うことになるのだが、それともそうなった場合クーデターを起こすのが自衛隊員の総意だというのだろうかwww
実際、今の自衛隊上層部の中にはネトウヨ脳の人間が多く、その指導の結果だろうが、自衛隊員もかなり右傾化しているらしい。
下の記事の筆者が「日本はクーデター前夜という状況にある」というのは、実際過言ではないのかもしれない。


(以下引用)



民進党議員罵倒の幹部自衛官、調査で「シビリアンコントロール」を全く理解していないことが判明してしまう




日本はクーデター前夜という状況にあると言っても過言ではありません。詳細は以下から。

民進党の小西洋之参院議員が4月17日の参院外交防衛委員会で「16日夜に議員会館近くで現職の自衛官を名乗る者から『おまえは国民の敵だ』と繰り返し罵声を浴びた」と明らかにした件は大きな話題となりましたが、調査でさらに恐ろしいことが明らかになりました。

防衛省はこの暴言を吐いた統合幕僚監部の3等空佐(編集部注:通常の軍隊であれば「少佐」に該当する階級)に対して調査を行いました。

それによると、3佐は「日本の国益を損なう」「気持ち悪い」「馬鹿なのか」などと述べたことは認めたものの、小西氏が主張する「おまえは国民の敵だ」という発言は否定したとのこと。

防衛省は現場で対応した警察官へ直接の聞き取りはできておらず、麴町署を通じ「両当事者間のやりとりを聞いていない」との回答を得たのみで、詳細な発言については現時点では明らかになっていません。しかしどちらにしても暴言であることに違いはないとして、今後処分を検討するとのこと。

複数の警官が止めに入った後も暴言を吐き続けていたことが明らかになっているため、「両当事者間のやりとりを聞いていない」という回答は無理筋にも程がありますが、当記事では詳しく論じません。

◆シビリアンコントロールを理解しない極めて危険な思想
問題なのはその部分ではなく、3佐が小西氏について「政府、自衛隊が進めようとしている方向とは、違う方向での対応が多いというイメージだ」と話しているということ。これは「国民の敵」以上にあり得ない発言です。

まず「政府、自衛隊が進めようとしている方向」という部分ですが、自衛隊は内閣総理大臣をトップとする文民統制(シビリアンコントロール)に絶対的に従う組織であり、決して自らの意思で何かを進めようとすることは許されません。

つまりは幹部自衛官の「少佐」に当たる階級の人物が、「自衛隊は組織として意思を持ってはいけない」という、自衛隊の存在の前提となる絶対的な条件を理解していないということになります。

さらに恐ろしいのは政府と自衛隊を併置し、あたかも政府と自衛隊が軌を一にして何かを進めようとしているように考えていること。

民主主義国家の政府は国民の代表である政治家によって構成されるものであり、政権与党の変遷や政策によってその都度方針は変更されるもので、決して自衛隊と一体になるものではありません。一体であるならばそれはもはや軍事国家と呼ぶしかないでしょう。


ですが3佐の頭にそういった意識があったからこそ、同じ国民の代表のひとりである野党政治家を、その政治方針が「政府及び自衛隊の意思と違う」という理由で執拗に罵倒するという「実力行為」が発生したことになります。

自衛隊が「現政権という特定の政治勢力」と一体化し、自分たちの求めるものと「違う方向での対応」を行う野党議員や別の政治勢力を攻撃するようになるとしたら、これはもはや五・一五事件や二・二六事件と並ぶ正真正銘のクーデターに他なりません。

◆3佐は反省などしていない
3佐は「個人の尊厳を傷つけるような大変失礼なことを言ってしまった」と反省しているという事ですが、この言葉は悪質な事態の矮小化であり、反省などではまったくありません。

この3佐が傷つけたのは小西洋之という個人の尊厳ではなく、小西議員を支持する国民と民主主義であり、「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と規定する日本国憲法であり、自衛隊そのものです。

即刻懲戒免職処分にする以外あり得ません。




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