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徽宗皇帝のブログ

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野党連合は躍進する可能性あり?
「大摩邇」から抜粋転載。元記事は「逝きし世の面影」で、例によって三題噺風の書き方で、話が途中で逸れるので、その部分をカットした。
希望の党(希望の会と書きそうになる。実質的に維新の会との区別がつかないからだろうwww)をぼったくりバーにたとえた週刊朝日記事への感想は私もまったく同じで、実にうまいたとえだと思うが、これは若気の至りでそういうバーに足を踏み入れた経験の無い人、特に女性などにはあまりピンと来ないかもしれない。まあ、過ちも経験の一種であり、勉強なのである。酒を飲まないのは男として利点でもあり欠点でもある、と酒飲みが自己弁護をしてみるwww
戯れ言はさておき、野党共闘グループ全体で27.5%で、自民党の28.7%と拮抗しているというのは面白い。自民党と希望や維新は選挙後の協力は明らかだが、選挙時には協力することは無いし、協力しようにも同じ層が支持しているのだから、「一人1票」である選挙では協力自体が無理である。まあ、やはり自公協力ほどの威力は無いだろう。とすれば、「支持政党無し」の浮遊層の今後の動向次第では保革逆転はかなり現実性が高いと見ていいかもしれない。
現時点でもネット人気では立憲民主党の人気が高いようだし、マスコミがまともな報道さえしてくれれば、安部自民党の命運は案外脆いかもしれない。そもそも、モリカケ問題がマスコミに取り上げられたこと自体、安部総理の背後にいるジャパンハンドラーが安倍後をすでに考えていることを意味している可能性もあるし、ならば、ユダ金(あるいはCIA)支配下にあるとみられる日本の有力マスコミが必ずしも安倍自民党に絶対忠誠でもない、と観測していいのかもしれない。
だが、何よりも、立憲改進党は、まず候補者数を増やすことである、とは前に書いたとおりだ。候補者を出さず「不戦敗」の選挙区がひとつも無いようにしてもらいたい。



(以下引用)

『小池百合子「希望の党」と枝野幸男「立憲民主党」は一方が失速すると他方は逆に躍進する「トレードオフの関係」にあった?!?』
金子勝‏@masaru_kaneko
【あと一息だ】今日発売のサンデー毎日の電話調査では、東京比例投票先は自民28.7%.希望14.7%.立憲民主13.5%.共産12.7%.公明6.2%.社民1.3%。東京は希望ブームは失速。政策目標を達成できないアベが森友加計の「国家犯罪」疑惑。これを許せば、何でもありになる。
『蓋を開けてみたら、あっと驚く、意外な結果』

たった3カ月前の7月投開票の都議会選挙で自民党にトリプルスコアで勝利して第一党に躍り出た都民ファーストの小池百合子東京都知事が代表の『希望の党』ですが、野党第一党の民進党を丸ごと飲み込んだが、なんと、都民ファーストの数分の1の『まさかの14.7%』である。
小池百合子に選別された(排除された)『民進党の残りかす』のはずだった、枝野幸男の新党『立憲民主党』13.5との差は1%程度と誤差の範囲である。
共産党と希望の党の差は2%と、ほぼ拮抗している。
しかも『立憲民主党』には共産、社民も選挙協力するのでリベラル左翼の3党の合計では27・5%。自民党の28.7%とほぼ互角の勝負が望めるが、東京都では参議院議員の山本太郎(自由党)が当選しているので、この支持票を加えれば東京都では『立憲民主』リベラル連合の方が第一党になっていた。(小選挙区制では3割台でも比較第一党が必ず勝つ仕組みなので、これで今まで安倍晋三の自民党が大勝できたが、今回は逆に大負けの原因になる)

『与党自民党との「違い」が無いなら、吸収されるが消滅するか二者択一、他の選択肢は何処にも無い』

小池百合子が9月25日に結党した『希望の党』ですが、野党第一党だった民進党を丸ごと飲み込めば与党自民党との間に一方の利益がもう一方の損害になる、シーソーゲームのようなトレードオフの関係が成立するはずだったのである。
ところが、小池百合子が早々と辻元清美や長妻、枝野や管直人など民進党内のリベラル派をバッサリと切って捨てるは、安保法制と憲法改正の踏み絵と迫るわ、選挙後の自民党との大連立を匂わすわと、与党自民党(安倍晋三)との違いがまったく不鮮明になる。
今までも河野洋平の新自由クラブや渡辺 喜美のみんなの党など保守系新党が一時的にブームになった例があるが、これは自民党との違いを鮮明にした時だけだった。自民党との違いが不鮮明になったら全部が失速して消滅している。
そもそも『同じ』であるなら、誰でもコピー(偽物)よりもオリジナル(本物)を選らぶのは人情である。(全ての政党にとって、与党自民党との『違い』こそが、生き残りの最大で唯一の戦略だった)
★注
橋下徹の新党『維新の会』が50議席以上の大躍進した当時は野党色で勝っていた。ところが、その後与党に接近して『違い』が不鮮明になったら十数議席に没落し、近い将来に自民党に吸収される運命にあり消滅寸前である。



『枝野新党は漁夫の利で大躍進か 原因は保保対立』2017.10.10 週刊朝日

SNSの世界では“支持率”が断然トップに──。枝野幸男元官房長官が代表を務める「立憲民主党」のツイッターのフォロワー数が結党から2日で10万を突破し、自民党の11万5千を抜いて、14万8千に上っている。一方、希望の党はわずか5千で最下位に沈み、民進党が事実上解体して結成された二つの新党は明暗を分けた(10月6日現在)。
枝野氏の街頭演説には多くの聴衆が詰めかけ、枝野コールが起きるなど反応は上々。衆院選の「台風の目」となる可能性もある。
小林節慶応大学名誉教授は、
「森友・加計問題など安倍首相の権力私物化にキレかかった国民の支持を得るのではないか。選挙はだいたい4割以上の有権者が棄権しており、自民党にも共産党にも入れたくない中間層の受け皿になる。
中道リベラル勢力は決して侮れない。かっこいいヒロインを演じ損ねた小池さんに代わって、有権者の目には枝野さんが健気なヒーローのように映っているのではないか」
小池の「選別」発言や政策協定書などにブチ切れた民進党候補が続々と立憲民主に流れている。
辻元清美氏は、
私たちの政治姿勢は排除や分断ではなく、包括と対話です。私は最初から(希望の党には)なじまないと思っていました。両院議員総会ではみんな一致して希望の党に行こうという意見が多く、私は執行部にもおりましたので……。でも、同じようなモヤモヤを抱えている議員もたくさんいた ようで、『私は行かない』と表明したら、続く人がどんどん出てきた感じです」
民進党の参院議員48人。
前原誠司代表は衆院選後に希望の党に合流する方針だが、小川敏夫民進党参院議員会長は、
「それは前原さんの希望であって、何も機関決定していません。
いま、連れていかれた先がボッタクリバーだったみたいな話になっている。希望の党との関係をどうするかは、残った参院議員全員と議論することになります。前原さんの一存では決められない」
週刊朝日 2017年10月20日号 (抜粋)

『悪徳ボッタクリバーの呼び込み役のチンピラが前原誠司で、厚化粧した大年増の雇われマダムが小池百合子』

この週刊朝日の10月20日号ですが、小林節の『かっこいいヒロインを演じ損ねた小池さん』や辻元清美の『私たちの政治姿勢は排除や分断ではない』『同じようなモヤモヤを抱えている議員もたくさんいた』も正しいとは思うが、それよりも、
民進党の参院議員会長の小川敏夫の、『いま、連れていかれた先がボッタクリバーだった』が言い得て妙、断然光っている。
暴力団が資金源として経営する、『ボッタクリバー』に民主党の仲間を連れて行って身ぐるみ剥がされた笑い話に例えると、呼び込みの黒服の若僧のチンピラ役が前原誠司で、厚化粧した大年増の悪徳ボッタクリバーの雇われマダムが小池百合子だった。
ストリップ劇行とか管理売春のソープランドとか組織暴力団の経営するボッタクリバーの場合、最初から警察による手入れ予想されるので経営者とかマダムなどはオーナー(所有者 金主)ではなくてコンビニの雇われ店長と同じ仕組み(使い捨て)なのです。

『小池百合子代表以外、全員が何の責任も無いヒラ党員』
★注、
今回の小池百合子『希望の党』の大失敗ですが、一番の原因とは週刊朝日10月20日号記事のタイトル>『枝野新党は漁夫の利で大躍進か 原因は保保対立』なのである。
小池新党『都民ファースト』が躍進したのは野党面をして都民を騙したからで、今回二匹目のドジョウの逃した『希望の党』は逆に最初から与党として振る舞っていた。
ところが、なぜか、記事中ではこの説明が無い不思議。
小池百合子新党ですが、これはゴキブリホイホイで、民進党内の与党自民党に近い連中を一網打尽にして退治するとの、『ボッタクリバー』以上にに恐ろしい仕組みが隠されていた。
枝野新党は、すぐさま長妻を代表代行に、辻元清美を政調会長にするなど次々と党の役員(幹部人事)を決めている。
対照的に、悪徳ボッタクリバーの雇われマダム小池百合子の場合は、総選挙後の希望の党の解散を予定しているので、自ら代表だと名乗っただけで、その後の党幹部の人事が一切ない。一番の子分である若狭勝にしろ、全員が何の権限も責任も無い平の一党員のままなのです。
希望の党では、幹部は代表の小池百合子の一人だけでナンバー2が誰も居ない摩訶不思議な体制となっているが、これはソープランドとかストリップ劇場、ボッタクリバーに近い仕組みなのですから愉快である。(小池百合子の『希望の党』ですが、これは江戸時代の百姓一揆の連判状を連想する話だった)










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