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徽宗皇帝のブログ

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「崖っぷち社長」讃
久々に、敬愛する「崖っぷち社長」のブログ(ツィッターまとめ)が更新されたので、謹んで無断転載させて頂く。まあ、無断転載はいつものことだが、ネット記事の中には「きっこのブログ」のように無断転載を禁じているものもあるので面倒である。基本的に「プロの物書き」の方が(内田樹などを除いて)「禁無断転載」であるようだが、ネットに文章を公開して「無断転載するな」というのは、財布をズボンの尻ポケットから半分出しながらアメリカあたりの貧民街を歩くようなものではないか。あるいは、公園のベンチに荷物を置いてそのまま遊び呆けて、その荷物を誰にも盗まれないと思っているようなものではないか。いや、そもそも、思想など、すべて誰かからの借り物の集積でしかないのだから、ネット上の駄文くらいは著作権から解放してやるべきだろう。つまり、内田樹のように、引用・拡散ご自由に、というのがネット上に自分の文章を公開する時の心構えであるべきだろう。書物はそうはいかない。あれには著作者だけではなく、多くの人の作業が加わっており、物としての価値もある。まあ、書物をコピーして電子書籍にしたらどうなんだ、とか著作権問題はいろいろ難しい。
例によって、引用記事とは無関係な話になったが、崖っぷち社長の透徹した視線は毎度ながら素晴らしい。私が現代最高の知性の一人と称賛する所以である。社長と私は、認識しているものはほぼ同じだが、現実把握の力強さ、表現の明晰さ、という点が大きく違う。現実世界と格闘してきた人間でありながら、現実の表層に絡め取られず、その奥底にあるものを見抜いている。(私は本人を知らないので、これは彼の書いたものから推測しているだけだ。)
要するに彼の特長は、「何が一番大事か(本質か)」ということを常に思考の根底に置いている、ということだろう。多くの人は物事の表層を見て右往左往し、その時その時の思いつきを、あわてて口に出す。ネット上の言説の大半はそのようなものだ。表マスコミの「情報」も同様であり、その結果、世の中は「バベルの塔」の工事のように、訳の分からない言語で溢れて混乱し混迷するわけである。これこそまさしく「シオン長老の議定書」で、世界支配の秘鑰として語られたものだ。
したがって、崖っぷち社長のような「『この世界』に騙されない人間」を一人でも知っていることは、なかなか有益なことである。


(以下引用)



ところで、話はがらっと変わるわけだが、先日、アジアで対日の商売をしている人と為替に関する話をしていた。いまのアベノミクス(という表紙のついた世界的な金融攻撃の一幕…という話はいまさら説明する必要もあるまいw)による被害がどうこうって話だ。
04-14 02:44

その人が言うには「為替さえ安定すれば商売も安定する!」というわけだ。なので、おいらはすかさず言ってやったんだがね。「だから、為替で邪魔するんじゃん」ってねw 為替は金融という統制システムの一部でしかないが、カネというツールで社会や人間を支配するためのものであるわけだ。
04-14 02:47

ずっと書き続けてきたことだが、為替の数十パーセントもの変動を見てもわかるように、カネの価値なんてのは、いくらでも上下できるいいかげんなもので、本当に価値が動きづらいのは実はモノのほうだったりする。それを隠してモノのコントロールをカネという道具で行うのが金融というシステムなのだ。
04-14 02:52

だからこそ、支配したい側は、裏ではあらゆるモノを私物化しつつ、まるでカネというものが絶対であるかのようにプロパガンダを続けるというわけだ。財政破綻論、国家の借金論みたいなのも、言うまでもなくその一部であると。
04-14 02:56

ここからは想像力の世界になるんだよね。カネの力が絶大ないまの世の中、その後、来るかもしれないカネというシステムの故意による破壊、どっちの世界であっても同じことが言える。結局、モノを持っている人間、とくに食料、水、エネルギーを押さえてるヤツらに支配されるしかないってことだ。
04-14 03:00

食料、水、エネルギーを一般人に自活させないという方向に世の中が動いていることに気づけば、それですんなり答えが出るはずなんだけどね。ぶっちゃけ、このことに気づけば、いまの世の中のすべてが地獄絵図に見えてくるはずだ。
04-14 03:03

自活・自衛という視点で物事を考えると、結局、いまの日本で問題になっている、TPP、増税、原発、近隣国との(作られた)危機、金融などのすべてが、実は「それ自体が問題ではない」ということにも気づくはずなのだ。問題はそれらの施策の先にある「奴隷化」「支配」という目的なのでね。
04-14 03:07

また陰謀論かみたいに言われるんだがね、もはや陰謀論か否かみたいな議論しててもしゃあないんだよねw おいらもうそういう議論にさっぱり興味がないw だって、世界の食料、水、エネルギーを取り巻く環境見てたら、寡占を狙ってるヤツらがいないってほうがよほど妄想ではないかとw
04-14 03:14

で、金融の絡みだが、ちっぽけな話ではあるが、円安によって、原油や食料価格が高騰だのって、騒ぎ始めてるではないかw 金融の動きひとつで、こんなに実体経済に影響が出るってこともはっきりしているw で、こんな影響が出た要因のひとつが、いわゆるグローバル化にあるのも言うまでもないw
04-14 03:19

ついでに、近ごろ騒いでる中国の鳥インフルエンザがどうこうって話だが、あれは薬物利権、医療利権、保険利権などもさることながら、実は食料利権につながっている話でもあるw 念のために言っておくが、かつてのサーズとやらも、地元ではただの風邪扱いだったからなw
04-14 03:29

なんで食料利権に絡んでくるかって、どっかの誰かさんが安全だと認めたものしか自由に生産させませんよっていう、アメリカの食品安全近代化法の精神が各国にもたらされることを考えりゃすぐわかるだろw で、例の枯葉剤メーカーのアレにも絡んでくるわけだw いまさら説明不要だなw
04-14 03:32

まあ、いまさらこまごました話はどうでもいいだろさw 重要なのは、生き抜く方法を真剣に考えなきゃならん時期がきたってことだw もはや議論やプロパガンダなんぞやってる場合ではなく、本気で行動しないと手遅れになるよw すでに手遅れ感はかなりあるけど、あきらめ悪いんでね、あちきw
04-14 03:37

念のため重要なことを。米軍基地にしてもTPPにしてもなんにしてもそうだが、アメリカってのは「ただのダシ」だってことに気づくべき。安倍にしろ野田にしろ、アメリカの交渉担当者にしろ、見てるのはアメリカの国益なんぞではなく、国際金融資本を中心とするマフィア連中の私益だからな。
04-14 03:53

二国間、多国間の協定や条約といいつつ、それを利用して、国内でも好き放題やれるって話のほうがかなり多いのだ。そういう意味で、アメリカって国は、多くのクソ連中に利用されている存在でしかない。北朝鮮が存在し続ける理由と実は大差なかったりするんでね。
04-14 03:59

最近、極東諸国の「自称・愛国者」にも同じようなアレを感じますなw というよりも、似非ナショナリズムをあおるには強国幻想ほど便利なものはないですからねえw @Joha_woodcraft どこかで強者米国の市民であるという倒錯した気分
04-14 04:06



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