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徽宗皇帝のブログ

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アメリカのデフォルトの日本への影響
「東海アマ」ツィッターから転載。
米国のデフォルトが日本にどういう影響を及ぼすのか、イメージが湧かないので、参考までに東海アマ氏の予測を聞こうというわけだ。経済記事のブログやホームページは多いが、案外と米国のデフォルトが日本に及ぼす影響を明確に語っているものは無いのである。それとも、そんなのは常識だからか? 
私の考えは、実は東海アマ氏とは異なる。米国のデフォルトは、現在の日本には、それほど影響は及ぼさないと見ている。というのは、日本が所有する米国債は、現在でも、アメリカから売却禁止を命じられている。つまり、これは事実上「存在していない」も同然なのである。言いかえれば、米国債とは、アメリカへの贈与に等しいのである。その、「存在していない」米国債がデフォルトになったところで何も変わりはしない、というのが私の考えだ。
もちろん、米国のデフォルトは他の面での影響を及ぼすだろう。たとえば、米国との取引において、今後は非常に厳しい条件がつけられること、あるいは米国との貿易が打ち切られることなどもあるかもしれない。それも実は、日本に悪影響を及ぼすことはないと私は見ている。
日米貿易は、日本にとって利益になっているというのは幻想だと私は考えている。確かに、自動車や電機などの輸出産業による雇用は大きい。しかし、それが日本社会を豊かにしているとは思わない。企業の儲けが社員に還元されることがあまりに少ないからである。しかも、そうした大企業の大半は実は欧米に実質支配されているのである。そういう輸出企業の言い分など聞く必要はない。
アメリカとの貿易が無くなれば、他国との貿易に切り替えれば済むだけである。しかも、現在のアメリカは極度な貧困国家になっているのである。
我々が考えるべきことは、なぜアメリカがそうした事態になったのかという原因である。もちろん、新自由主義という弱肉強食思想、金のためなら何をしてもいい、政府は企業の下僕であればいいという思想の結果である。グローバリズムとは、そういう新自由主義の世界輸出にほかならない。そして、今の日本もその新自由主義の毒によって国民虐待の政治が蔓延しているのである。

結論である。

アメリカのデフォルトは、逆に、日本に新しい道を開く可能性がある。

これは甘い考えだろうか?



(以下引用)


tokaiama 東海アマ管理人
8月上旬に米国債デフォルトが発生すれば、一ヶ月程度で欧州・日本債連鎖デフォルトになると予想。次に国際為替停止→貿易停止、預金封鎖、公務員給与凍結、食料買占欠乏と続く。これらは一連の必然なのでデフォルト発生から数日で市場の保存可能食料は消えてしまう。飲食店営業も不能になり饑餓者出る
14時間前

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