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徽宗皇帝のブログ

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ツィプラス、ユダ金との戦いを開始
「ロイター」から転載。(もういちいち断らないが、もちろん電子版だ。)
シリザ(とでも読むのだろうか。いちいち「SYRIZA」と打つのも面倒だから、これからはそう書く。)は本気でユダ金に喧嘩を売るようだ。
つまり、国家の中央銀行が民間人の所有であるという異常な事態がこれまで見過ごしにされてきたというところに現代資本主義の根本的問題があるのであり、それを各国家が受け入れた時点で国家の経済的主権は失われたわけである。ツィプラスは、この根本的病根にメスを入れると宣言した。これはギリシャのユーロ離脱云々以上に大きな、「経済的原子爆弾」である。もちろん、それで破壊されるのはユダ金による世界支配体制だ。
さあ、いよいよ面白くなってきたギリシャ劇場である。
ギリシャが小国であろうが、関係ない。これは世界を揺るがす「1%対99%の経済的大戦争」の最初の烽火となる可能性があるのである。
たとえ急進左派連合(シリザ)が次の選挙で勝てなかったとしても、ツィプラスがこの提案をした、ということだけでも実はすでに大きな問題提起となっており、これからの世界は、「そういえば、なぜ中央銀行が民間の所有物なのだ?」という疑問や金融支配体制への怒りが怒涛のように沸き起こってくるだろう。

(以下引用)

銀行国有化を提案=ギリシャ急進左派連合
2012年 06月 13日 02:12 JST

ビジネス

[アテネ 12日 ロイター] ギリシャ急進左派連合(SYRIZA)のツィプラス党首は、17日に実施される再選挙後に挙国一致内閣を樹立することを求める提案を退け、選挙に勝利した場合には国内銀行セクターを国有化する考えを示した。
ツィプラス党首は記者会見で「再選挙で勝利した場合、議決権付普通株で銀行の資本増強を迅速に行う」と表明し、「われわれはこれを銀行システムの社会主義化と呼び、預金者が安全と感じられるよう銀行システムを公的管理下に置く」と述べた。
5月の選挙後のような混乱の再発を防ぐため、17日の再選挙後に挙国一致内閣を樹立することを求める声が国内政治家から上がっていることについては、「2回の選挙の結果、国民は明確な方向性を必要とする」と指摘し、挙国一致内閣ではなく左派連立を目指す考えを示した。

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