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徽宗皇帝のブログ

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トルコにこそ「民主化革命」は必要(笑)

「イランラジオ」から転載。
昨日の記事でトルコがシリアを攻撃したと書いたが、下記記事のインタビューはその前のものだろう。では、この記事には意味が無い、と多くの人は思うだろうが、それは早計である。
一つの記事の中に含まれる情報は一つではない。
私が注目したのは、最後の部分である。
トルコ首都で、対シリア戦争に反対するデモが行われ、それを警察が弾圧した、という部分だ。

このことが示すのは、トルコ政府がはっきりと欧米の傀儡政権であり、国民の側を向いていないということだ、と私は考える。デモ隊を武力弾圧する政府は、絶対に「民主国家」ではない、と思う。ならばトルコに「民主化革命」の気運があるか? 無いならば、それはトルコ政府が欧米の傀儡政権であることを示しているだろう。
もちろん、それ以外にも考えるべき部分はある。「シリアに対する攻撃は、この国のテログループを消滅させることになる」というアナリストの発言が妥当かどうかだ。もちろん、「テログループ」が自由シリア軍を意味することは自明だろう。

自由シリア軍の実体がテロリストグループであることは今や世界の共通認識に近いようだが、では、日本のマスコミの扱いはどうだろうか。いや、それ以前に、シリア情勢の報道そのものがほとんど無いし、ましてその分析記事など皆無である。
山本美香さんの事件がマスコミ意図に反して社会現象化しなかったのは、「読者の側の成熟」があったからだと私は見ているが、しかし「伝える側」の姿勢は相変わらずだ。となると、ネットなどで「非欧米系情報」を探す以外には世界の真実に迫る方法は無いだろう。


(以下引用)


「対シリア戦争はテログループを消滅させる」



シリアの政治問題のアナリストが、「シリアに対する攻撃は、この国のテログループを消滅させることになる」と語りました。

このアナリストは、4日木曜、メディアのインタビューで、トルコとシリアの間で戦争が起きる可能性は低いとし、この戦争はテロリストにとって損害になるとし、「NATO北大西洋条約機構には、世界で新たな戦争に臨む用意がない」と語りました。

さらに、トルコに対して迫撃砲が発射されたことを受け、シリアとトルコの間に生じた緊張について、「トルコとシリアの軍事衝突の可能性は低いだろう」と述べました。

こうした中、4日、トルコでは、シリアに対する軍事行動に関する政府の法案が、賛成320、反対239で国会で可決されました。

こうした中、トルコのアタライ副首相は、「この法案は、シリアに対する開戦を意味するものではない」と語りました。

一方で、4日、首都アンカラの街頭や国会前では、多数の人々がデモを行い、シリアに対する軍事攻撃への反対を訴えました。

トルコ系札(徽宗注:「警察」の誤記)は、デモ隊を退散させる際、催涙ガスを使用しました。

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