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徽宗皇帝のブログ

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ロシアからのプロポーズ
「イランラジオ」から転載だが、他のマスコミはいったい、こういう記事をちゃんと報道しているのだろうか。
今日の新聞もテレビも見ていない段階でこのブログを書いているので、報道している可能性もあるのだが、まったく報道されていない可能性が高いだろう。

さて、ロシア側からこれほど好意的な姿勢が示されているのに、これに応えないとしたら、日本の現政府は情が無さ過ぎる。据え膳食わぬは男の恥……とは少し違うか。
もともと資源が少なく国土の狭い日本にとって、ロシアや中国との経済協力ほど合理的な発展策は無い。日本に対して吸血鬼的存在であるアメリカとの縁を切って(あるいは関係をトーンダウンして)、近隣諸国との友好関係を打ち立てるのは、経済合理性に基づく判断である。べつに最近のアメリカへの反感からの集散離合ということではなく、近隣諸国との本来あるべき友好関係があって悪い事は一つも無い。
日本にとってアメリカが必要だとされているのは、日本が近隣諸国と対立関係にある、という、ただ一つの前提的事実によるものだから、アメリカ(特にその中の軍産複合体)は日本を常にアジアで孤立させようと必死なのである。最近の尖閣騒動は、アメリカの内示によって慎太郎が跳ねまわっているだけのことだ。イ・ミョンバクもアメリカからの指示かもしれない。
まあ、アメリカ内部でも、そういう工作をやっているジャパンハンドラーたちはオバマ政権の中でも主流派ではない、という話もあるのだが、アメリカのアジア構想自体も変化しつつあるようだ。要するに、ロシアと日本の接近については、それを容認する方向に動いているようなのである。つまり、ロシア封じ込めから中国封じ込めへの変化だ。だからこそのロシア外相のこの発言なのだろう。
とすれば、その誘い水に乗ってロシアとの関係を強化し、しかし中国との関係はこれ以上悪化させないようにする、というのが日本のベストの選択だろう。それが真の愛国的政治家の取るべき道である。

世界政治は裏側で決まり、表で芝居をするものだ。
馬鹿な政治家やマスコミの一部がそういう裏事情を知らず、表の芝居だけで大騒ぎをし、最後には自分自身がピエロになる。
だが、忘れっぽい国民、一般民衆は、そういうミスリードをした政治家やマスコミを絞首刑にする事すらしないのである。それが政治がいっこうに良くならない理由だ。


(以下引用)




ロシア外相、「日本との平和条約の締結を検討する用意」

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ロシアのラブロフ外務大臣が、「ロシアは日本との平和条約の締結を検討する用意がある」と語りました。




ロシアの通信社リアノーボスチが伝えたところによりますと、ラブロフ大臣は5日水曜、記者会見で、「ロシアは日本との平和条約の締結に関して検討する用意があるが、この検討は国連憲章の中に存在する事実と法規に沿って行われるべきだ」と語りました。

現在、APECアジア太平洋経済協力会議に出席するため、ウラジオストクを訪問しているラブロフ大臣は、「世界中で日本と幅広い協力を行いたいと強く思っている」と述べました。

また、「我々はアジア太平洋地域の治安と安定の強化に向け、国際舞台で密接な協力を行いたいと考えている」とし、「平和条約の締結などあらゆる種類の問題について、日本の外務大臣らと話し合う用意がある」と述べています。

ラブロフ大臣は、「我々は双方の利益を確保するような合意を得るために協議を継続するつもりだ。そしてこれに関する最も重要な基本方針の一つは、この協議が国連憲章で強調、認めら獲ているされている事実に基づいて行われる必要がある、というものだ」と語りました。




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