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徽宗皇帝のブログ

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他人事は、やがてあなた自身の事になる



なぜナチスを阻止できなかったのか-マルチン・ニーメラー牧師の告白-
 
 ナチスが共産主義者を攻撃したとき、自分はすこし不安であったが、とにかく自分は共産主義者でなかった。だからなにも行動にでなかった。次にナチスは社会主義者を攻撃した。自分はさらに不安を感じたが、社会主義者でなかったから何も行動にでなかった。
それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、自分はそのたびにいつも不安を感じましたが、それでもなお行動にでることはなかった。それからナチスは教会を攻撃した。自分は牧師であった。だからたって行動にでたが、そのときはすでにおそかった。
                ( 丸山真男 『現代政治の思想と行動』 未来社 )
 
 
マルチン=ニーメラー
Niemöller,Martin
[生] 1892.1.14. リップシュタット
[没] 1984.3.6. ウィースバーデン






薔薇、または陽だまりの猫
警視庁・神田警察署が、救援連絡センター運営委員・三角忠さん令状逮捕しました。抗議声明
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/01acfdc4b9b6fc299aa61e9db0cf9bf9
2014-02-25 19:53:52

抗議声明

2014年2月23日 
救援連絡センター 

 2月20日(金)、警視庁・神田警察署は、救援連絡センター運営委員である三角忠さんをJR水道橋駅の職員とのささいなトラブル(全治3日間)を口実にして、傷害容疑で不当にも令状逮捕した。全治3日間という診断書は、医学上は何らの支障はないももの、「被害者」なる者があくまでも「痛い」と主張することに際しての、記載である。

 昨年(2013年)、11月15日、三角さんはJR水道橋駅の改札口を出る際、職員に「キセル乗車だ」と怒鳴られ、呼び止められた。三角さんは、常に公安警察から弾圧の対象にされているのであり、そんなことはあり得ないことだ。三角さんは、JR水道橋駅の改札で、冷静に職員の言いがかりに対応し、説明を行ったが、職員は一人興奮し、「キセルだ、キセルだ」と何回も怒鳴りながら、三角さんを力ずくで、事務室にひきづり込もうとした。三角さんは、特に抗うこともせず「落ち着きなさい」といいながら、職員とともに事務室に入った。

 しかし、その後も職員の興奮は収まることなく、三角さんの胸ぐらを掴んだので、「止めなさい」と言いながら、職員の手を外そうとした。すると突然職員は自分から倒れ「突き飛ばされた。110番してくれ」と言いだした。呆れた三角さんが何度も起きあがるように言ったが、倒れたまま「痛ててて」と言うだけで、立ちあがろうとしなかった。

 その後、神田警察署の私服警察官や近くの交番の制服警察官が多数、JR水道橋駅の事務室に詰めかけた。三角さんは、職員を突き飛ばしていないことを告げるとともに、名刺を渡して勤務先、連絡先を明らかにした。そして三角さんは、警察官も含め何人にも咎められることなく、事務室から退室したのである。

 しかし、その後も神田警察署は任意出頭の攻撃を三角さんにかけ続け、家族のもとにも押しかけている。三角さんは、こうした攻撃に対して、毅然として対峙し続け、全て拒否した。こうした三角さんの闘志溢れる姿勢に恐怖した警視庁・神田警察署は、三角さんの活動を物理的に阻止すべく逮捕に踏みきったのだ。絶対に許せない。

 三角さんは、救援連絡センターの運営委員としても反弾圧・救援運動を担ってきた。また、労働運動、反戦運動、原発反対運動など多岐にわたる反権力闘争の最前線で闘い続けている。こうした三角さんの闘いに恐怖した警視庁公安部は、弾圧の機会をうかがっていた。現に、昨年11月22日に行われた秘密保護法反対集会の防衛行動に決起した三角さんに対し、警視庁公安部公安一課の私服警察官は、水道橋駅の件を持ち出し、「俺らならパクっていた」と威圧していたのだ。

 2月22日、東京地検は三角さんには「逃亡の恐れ」「証拠隠滅の恐れ」が全くないことを百も承知の上で、勾留請求を出した。翌23日、東京地裁は、弁護士の「勾留請求は却下すべき」との要求を無視して勾留を認めた。救援連絡センターは、警視庁・神田警察署、東京地検、東京地裁を徹底弾劾する。一刻も早い三角さんの解放をかちとるために、全力を尽くして闘い抜く。

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なんなのよ全治三日の「転び傷害」 三箇月後に令状逮捕/千恵子、読む・・・・
http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/2a5431fce1d2baeabfb2fc129b36b1bb

全治3日って、仔猫に引っ掻かれたって10日位なおらないわよ。

ころびこーぼー、転び公務執行妨害って丸岡修さんが捕まったときの「わざと転び」だけど...同じ手口よね。

「転び傷害」? 全治三日って、なにそれ??

んでもって、三箇月後に「令状逮捕」! 裁判官も何考えてるの? 






(徽宗後説) 上の二つ目の引用は「村野瀬レナ(字は失念)の秘書課広報室」から転載したものだが、即座にマルチン・ニーメラーの言葉が想起された。実は、先にこの事件のことは「神州の泉」氏のブログで読み、その直後に村野瀬レナ氏のブログを読んだのである。状況や諸条件からみて「転び公妨(公務執行妨害)」の手口による逮捕である可能性はかなり高いように見える。言うまでもないが、転び公妨とは、官憲が目を付けた相手に逮捕理由が無い時に、警察官などが相手に不当な難癖をつけて挑発し、相手の手が警察官に少しでも触れたら大げさに転んでみせて、相手を傷害罪・公務執行妨害罪で逮捕する、というものだ。
我々の知らないところで、今の日本は闇の世界(暴力支配とファシズム)に沈み込みつつあるのではないか。そして、多くの人は、またしても数年後にマルチン・ニーメラーの言葉を噛み締めることになるのではないだろうか。







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