忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

他者の発言を鵜呑みにすることの危険性
メディア・リテラシーの反面教師としての記事の例として以下の記事を転載する。「阿修羅」記事の中でもアクセス数の多かった記事のようだが、私には筆者の論理が分からない。どこが「語るに落ちた」なのだろうか。どう見ても、単なる先入観での発言としか思えないのだが、しかし、これを読む人のかなりな割合は、記事の内容や論理よりも、記事の結論だけが印象に残ることは確かだろう。こうして世間には根拠の無い「事実」が生まれていくわけである。
私自身は北朝鮮など嫌いだが、だからと言って、根も葉もない噂まですべて北朝鮮悪役論の根拠とされていくのはまずいだろうと思う。ついでながら、田中宇によれば、これは実は同じ演習に参加していた米軍による誤爆だったらしい。そのほうが、よほど確率的には高いだろう。なにしろ、湾岸戦争での米軍の損害の15%は味方による誤爆であったというから、味方による誤爆事故は想像以上に多いのである。少し想像力を働かせれば、それも当然だろうと推測できる。狭い空間で味方陣営がひしめきあっているのだから、誤爆事故が起こらないほうがおかしいのである。
この沈没事故について当事国から北朝鮮非難の声がほとんど上がっていないことからも、これは米軍による誤爆の可能性がはるかに高いのである。


(以下引用)


韓国艦船の爆破沈没事件はやはり北朝鮮の仕業であったようだ。
中国の国防相が訪中している韓国の予備役軍人に対して、『先入観をもって結論を出してはだめ・・・』と語ったそうだ。
まさに“語るに落ちた”感であるが、この発言は韓国に対する圧力以外の何物でも無い。
将軍様は“北京詣”の最大の目的は、中国に“艦船爆発は、北は無関係”と言って貰う事であったと思うが、中国がこんな形で“北の関与”を暴露されるとは思ってもいなかったであろう・・・。
それにしても、懲りない奴である・・・。

拍手

PR

コメント

コメントを書く