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徽宗皇帝のブログ

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共産党考
「阿修羅」から転載。
参院選もあの結果に終わり、自民党独裁がこれから3年間も続く状況では真面目な政治的発言もただの欝憤晴らしにしかならないので、こちらの意気もあまり上がらないのだが、かと言って、飯山老人みたいに「自分で自分を守るしかない」という考え方もまた私は好まない。庶民の大半は、政治によって守られなければ自分を守れない存在だろう。その、庶民を守る働きをしてきた貴重な政党が日本共産党だと私は考えているわけだが、この考えを絶対に受け入れない層が日本には多い。
東海アマ氏なども、かつて日本共産党内で冷遇された恨みからか、日本共産党を信じるな、という発言をすることが多いようだ。しかし、日本共産党の日本の政治における活動自体は、庶民を守る役割を十分にしてきたものだと私は見ている。「アカ」呼ばわりされながら強権政治と戦ってきた人々の生き方も立派なものだ。他人をひたすら否定し、他人に罵声を投げかけることしかしない連中(ネット右翼や工作員。下の記事のコメント欄の最初のあたりはほとんどそれ。)とは雲泥の相違である。
私の父親は自民党支持者だったが、それは(沖縄という貧困県にとって)「地方に利益配分をする」のが自民党だったからであった。つまり、政権党しか利益配分の権利は持っていないということだ。しかし、そうすると、一度政権を握れば、その政党は安泰である、となり、「絶対政権は絶対に腐敗する」わけだ。(正確には、「権力は腐敗する。絶対権力は絶対に腐敗する」だったか。)それが55年体制の終末で証明されたのだが、私の父親が生きていたら、それでも自民党を支持していたとは私は思わない。何しろ、若い頃はマルクスの「資本論」を読んでかなり共鳴もしたという人間である。その血を私も受けているから、自民党を支持する層の「現実主義」も、共産党支持者の「理想主義」も理解はできる。そして、今の社会は理想主義が馬鹿にされ、現実主義だけがはびこっているから、共産党という政党の出番だ、というのが私の考えである。



(以下引用)*コメント7が私の考えとまったく同じである。他のコメントはクズコメントだが、比較のために転載した。なお、元記事自体にも私はべつに賛成ではない。むしろ、コメント7氏の言うようにステロタイプ(ステレオタイプ)の考えだと思うが、世間の常識的な層の意見もこんなものだろう。




共産党が躍進したのではない、99%の側に立つと表明した野党がなかっただけだ。(日々雑感) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/395.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 8 月 11 日 20:56:39: EaaOcpw/cGfrA







http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/3155558/
2013/08/11 14:32 日々雑感

 7月の参議院選挙では共産党が党勢拡大したが、それは共産党が票を獲得したからだが、共産党が国民の支持を得たからではない。それが証拠に共産党の機関紙「赤旗」が購買部数を減らしている。

 野党再編を御用評論家たちは自民党の圧勝を得て、余裕を以て千日談義を弄している。つまり、どんな発言をしようと野党再編は出来っこないから責任をとる必要はない、ただ出演したテレビで少数分裂野党を愚弄して安心して遊んでいる。

 ただ余りに無定見過ぎる議論遊びをしているのには腹が立つ。少なくとも評論家たちはもっと現代日本社会の死に到る病の病巣の所在を示すべきではないだろうか。

 そうしなければ永遠に野党は少数分裂野党として政治を弄んでいれば飯のタネにしているだけだと思われかねない。国民はチマチマとした野党政党が掲げる公約に何も期待していない。

 維新の会の掲げる大阪都構想やみんなの党の道州制は行政区分の変更に過ぎず、それが行政改革の起爆剤になるとは到底思えない。むしろ複式簿記を全国の公的機関に採用させて、会計システムを全国で統合する方が遥かに効果は大きいだろう。

 それが困難なことでないことは全国に一万軒以上のフランスャイズを抱えるコンビニがポスシステムにより一瞬にして売り上げから在庫の把握まで行っていることに鑑みれば明らかだ。それらのシステム改革に莫大な金が掛るというのは官僚の根拠なき脅しであって、コンビニのシステム担当を国会に招聘して話を聞けば簡単に解ることだ。

 つまり与野党が対決すべきマターはそうしたチマチマとした行政のテクニックの問題で終始してはならないということだ。政治家が政治的命題として現代社会のありようを選択すべきは1%のための社会か99%のための社会かだ。

 明快な意志を持って自らの不利益を承知の上で99%の側に立つと宣言したのは「消費増税」の民主党から反対を貫徹して離党した小沢氏たちだけだ。共産党は常に与党提案に反対してきたから、消費増税にも反対なのは考慮するほどのことでもない。他の野党政党は社民党を除いて明快に「消費増税」に反対していなかったことを忘れてはならない。

 TPPに反対していなかった政党も信用してはならない。原発に関しても即時廃炉を主張しなかった政党も信用してはならない。

 テレビで出演料稼ぎの商売評論家たちは論点をわざとぼかして、国民に政治が1対99の対決の局面に到っていることを知らせない戦略のようだ。彼らもまた1%の勢力に奉仕する走狗に過ぎないのだから。


関連ニュース
真夏の“怪”? 共産党「躍進」なのに『赤旗』は大幅減 (10:53)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/676030/

 



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コメント




01. 2013年8月11日 21:28:16 : W18zBTaIM6
小沢があくどいから、共産党に入れたんだね。



02. 2013年8月11日 22:06:11 : ITcxbkH7JQ
共産党は消極的選択だった。それは確かだ。



03. 2013年8月11日 22:37:44 : x7sAk2C9HU
小沢党や山本太郎に票が入らないように”協賛党”に票が流れるように仕組んだ。
それに乗せられただけの事。

でも化けの皮は剥がれる。






04. 2013年8月11日 22:48:13 : Sz0ZTMVhEk
共産党がガス抜きの効果をはたし何十年も本当の民意が反映しないようにする役割をはたしてきたのは事実である。
もう一つは共産党が反対しているから、自分は賛成にまわろうと考える層もかなりいる。原発事故に対する姿勢でもその傾向が見られる。

共産党がなければ日本はずっと良くなるし変われる可能性が高い。




05. 2013年8月11日 23:06:16 : dzSvvl4VUI
01ゲリゾーがあまりに汚く、低脳なので清水の舞台から飛び降りるつもりで共産に入れたんだよ。バカウヨ君。




06. 2013年8月12日 00:02:18 : il7axXETZk
そうか、そうか。



07. のんぽり 2013年8月12日 00:12:32 : 7p9CCripgLT3w : Xwj79mb5Vs
 まぁ何でこうアカ=悪というステレオタイプな意見ばかりが出てくるんだろうね。この投稿そのものもそうなんだが。
 今の自民党に対する対立軸を明確に共鳴しているのは共産党と生活の党、社民党ぐらいだろう。社民党は護憲以外の明確な主張が見えないから選択肢には入らない(おいらの見解に過ぎないが)。
 共産党はガス抜きと言うが、それでもいいではないか。対立軸が見えない政党や公約を守らない政党に比べれば。
 おいらも共産党そのものを支持しているわけではないが、適当なところへソフトランディングさせるためには、そういった選択肢もあるのだと言うことを有権者が明確に意思表示しなければいつまでも政治は変わるまい。
 いつまで政局や英雄待望で有権者をたぶらかそうとするのか。
 もっと自分や子ども達の将来を真面目に考えろ。




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