「阿修羅」から転載。
元記事よりも各氏のコメントが面白い。少なくとも「阿修羅」読者の意識水準の高さが分かる。
私が自分のブログで主張してきたことが多くの人の口から聞こえるようになってきた、と言えば自惚れに聞こえるだろうが、「阿修羅」という場においてさえも「強欲資本主義」への革命を叫ぶ声は、以前はそれほど多くもなかったと記憶している。
かつての革命はマルクスの予言とは異なり、資本主義への革命ではなく絶対王政や封建体制への革命であったが、今こそマルクスが予言した資本主義の崩壊から社会主義へという道が開きつつあるのかもしれない。
もちろん、私の言う社会主義はソ連や中国の「土着的社会主義」「スターリン的社会主義」「毛沢東的社会主義」のことではない。社会主義はサン・シモンからフーリエ、あるいはフェビアン協会の漸進的社会主義までいろいろあるのだ。何もマルキシズムに拘ることもないし、ソ連の失敗が社会主義の本質的欠陥を示しているというわけでもない。
私は「共産主義」は空想的思想だと思っているが、「社会主義」は「社会全体の幸福のために個人の欲望に制限をかける」思想であり、現実的有効性を持っていると思っている。
実際、高度成長期の日本、「一億総中流社会」と言われた頃の日本は、「世界で唯一成功した『社会主義国』」とからかわれていたのだが、それはただ「事実」であったのだ。そしてその頃の日本が日本史上、もっとも幸福な社会であったと誰でも認めるだろう。
累進課税と社会保障、労働運動保護、年功制賃金と生涯雇用によってその一億総中流社会は実現された。そして小泉改革で「自由競争社会」が推進され、日本は弱肉強食のジャングル、わずかな大金持ちと無数の貧民に分かれ、庶民は老後の保障もままならない格差社会になった。今、小泉以前の日本に戻りたいと思わない庶民がいるだろうか?
(以下引用)
「東京を占拠せよ」 運動は成功するか? ウォール・ストリート・ジャーナル
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/576.html
投稿者 愚民党 日時 2011 年 10 月 12 日 13:15:38: ogcGl0q1DMbpk
NPO法人アジア太平洋資料センターのウェブサイトから
2011/10/12 12:14.
「東京を占拠せよ」運動は成功するか?
ニューヨークのローワー・マンハッタンで始まった「ウォール街を占拠せよ」運動が、米東海岸から西海岸まで、さらには欧州の一部でもある種の支持を得つつあることは今や明らかだ。
だが、東京は?抗議活動の多くは、初めは展開の予想がつかない。ただ、「東京を占拠せよ」運動は、福島第1原子力発電所の事故を機に高まっている反原発心理の波にうまく乗じれば成功の余地があるのではないか。反原発デモは、東京にしては珍しく数万人の参加者を集めている。
フェイスブックでの呼びかけを受けた「占拠せよ」運動が15日に世界各地で行われる見通しだ。しかし、少なくとも外から見ている限り、スタートは慌ただしく混乱したものになるとみられる。決行の日が近づくにつれ、神経をとがらせる活動家予備軍も出ているようだ。
こうした先行き不透明なムードは、フェイスブックの「オキュパイ・トウキョウ」ページが先週立ち上げたウェブサイト「オキュパイ・トウキョウ(東京を占拠しましょう)」で、15日が本当に最適なのか議論されていることでも分かる。
投稿者「Serious」さんは懐疑的だ。準備が間に合うか。自身が成功の基準とする100人以上の参加者を集められるのか、それとも20人程度にとどまるか。別の投稿者は、ウォール街のデモも当初は10人程度だったと指摘し、日本独自の抗議スタイルを確立するよう訴えている。
ただ、始まったばかりのこうした活動の例に漏れず、この運動もまとまりがなく、そのため支持する意見にも慎重さが残る。投稿者からは、デモはどこで行うのか、1つだけではないのかといった当惑の声が聞かれる。主催者たちはデモがぶつからないよう調整中だと言うが、計画や全体的な抗議メッセージが受け取る側に浸透しているようには見えない。
東京のNPO法人アジア太平洋資料センターは15日正午に抗議活動を計画している。事務局長の内田聖子氏によると、同センターが動き出したのはわずか数日前。デモの場所も未定という。ただ、参加した人が新宿で開かれる別団体の「占拠せよ」運動にも行けるタイミングで終了する予定。300人程度が参加してくれればいいと考えている。
参加者数がどうあれ、同センターは真剣だ。内田氏は、この運動は米国で始まったが日本も同じ問題を抱えていると述べた。確かに2008年の金融危機後、若者を初めとする労働者の雇用見通しはさらに悪化。今や毎年、年末になるとホームレスや失業者向けのテント村が設置される、と同氏は指摘する。
悲惨な事故という特殊要因があるとはいえ、反原発運動がなお拡大を続けていることをみると、施政者に疑問を投げかけたい気持ちが強まっている市民もいるようだ。ただ、「東京を占拠せよ」運動がニューヨークで感じられるような熱気を得ようとするなら、やるべきことは多い。
記者: Yoree Koh
http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/10/12/%e3%80%8c%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%82%92%e5%8d%a0%e6%8b%a0%e3%81%9b%e3%82%88%e3%80%8d%e9%81%8b%e5%8b%95%e3%81%af%e6%88%90%e5%8a%9f%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%8b%ef%bc%9f/#
ウォール・ストリート・ジャーナル
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コメント
01. 2011年10月12日 14:01:14: BTrK5w3USA
オキュパイ・ウオールStr.でも東京占領でも同じことだが、具体的に占領して何を目的とするのかがはっきりしない。 金持ち優遇措置をやめさせて、富の分配を公平にせよと言うのであれば、具体的には何を政府に求めるのだろうか。 もっと解りやすく言うのなら、どのような法案を国会で審議させ、法としてその実現を強制すると言うことじゃなければ、デモが如何に大規模になっても単なる不満のガス抜きにしかならない。 金持ちに対するペナルティーかパニッシュメントとしての増税だけでは意味がない。 取った分をどのようにして低所得者に配分するかを考えなくては駄目だろう。 ただ配れば良いというわけでもない。 雇用機会を増加させ、消費税や高速道路料金などの悪平等的な負担を改めなければなるまい。 ペケにした民主党のマニフェストは、それを実現しようと言う試みだったと言えるのじゃないか。 99%のプアーズが1%のスーパー・リッチを非難するだけじゃちょっとまずいのじゃないかな。 N.T
02. 2011年10月12日 14:29:40: nHwYqnKWTQ
お祭りとして、若者たちが乗ってきたら、集まるかもしれないが、、
それで、なにかが、どうなるものでもない。
ま、デモに慣れるって、効果はあるかもしれない。
人気のある著名人、ミュージシャンなどが、呼びかければ、
かなり集まることも期待できるんじゃないかなぁ。
政治的目的がないほど、参加へのハードルが低くなる。
ま、お祭りでしなかいが、、いまは、それでも、いいかもしれない。
03. 2011年10月12日 14:51:03: AZd1pfz3oR
Occupy Wstムーブメントは、ロン・ポール支持者だった大学生の存在を無視することは出来ない。あれほど洗練された手法やシステムや表現力を今、早急に今の日本の若者に求められるか?
日本には日本独自の運動の「キーワード」の開発が必要であり、兜町を占拠せよ!では、的外れで空振りです。
1%がスーパーリッチ。99%がプアーズ。も、アメリカだからインパクトが生まれたわけで、そのまま使っても意味が無い。
今の日本が停滞している一番の原因は、情報のマスコミ支配ではなかろうか?そのガンは「記者クラブ」。病巣は奥深くにあることは承知だが、まず、この世界唯一の恥部を削除しなければならないと思う。
「世界の恥部!記者クラブ!」ここに争点を絞るべし。
社会学者も、フリージャーナリストも、経済学者も、心理学者も、色々と参戦できるし、世界中のジャーナリストもこのテーマなら、興味をもって応援することだろうし、すでに、ジャパノロジストも、古くから記者クラブの異様性は指摘してきたテーマだ。
この、テーマは一見小さそうであるが、すそ野が広いことは阿修羅活用者なら、十二分に理解しているはずです。
小沢応援団も、その時には心強い支援者になるだろう。
04. 2011年10月12日 15:00:18: txfDxGOXwI
確かに日本も同様の問題は抱えているが、深刻度は米国ほどではあるまい。
しかし正に今TPPを通じて、強欲米資本主義が日本を米国社会の様に変えようと
している。とりわけ日本支配の策略の本丸は強欲金融資本だろう。
従って日本でのデモはTPPへの参加拒否運動として行うべきではないのか?
日本流にブレークダウンした運動にしなくては焦点がボケて危機感が伴わず
単なる少人数によるお祭り騒ぎに終わることは間違いない。
さらに新自由主義が社会を破壊に導く理念だった事は明確になりつつある訳で
そういう理念に毒された国会議員を次回選挙で落選させる運動の方が余程効果的だ。
05. 2011年10月12日 15:35:32: WMJxreUfvU
日本では3~4年後だろうな。
世界的な恐慌状態の深化、超円高、産業の空洞化の進展、企業店舗、タクシー・トラック無人化(産業用ロボット代替による労働者レイオフ)の進行、中小企業の倒産、公務員定数の大幅削減、増税、実家がプア若者を支える構造の崩壊、国債暴落、超円高の後の円暴落、東アジアにおける相対的地位の低下、環境負荷の増大…
中産階級がアメリカ並みに貧困化したら、さすがに黙っていないだろ。
逆に、それまでは不発の予感。
06. 2011年10月12日 16:34:07: KWEa32Be12
>>05
日本にはフードスタンプなどの制度がなく、ホームレスになったら即死を覚悟せねばならない。
アメリカより決してましとは言えない状態だ。本当に声を上げるべき人はひっそりと自殺する。
むしろバブル崩壊20年で運動がなかったのは、運動するゆとりすらなかったからではないかと思われるのだ。
ストレス度、労働強度、失業。データではましなのかも知れないが、生活実感として日本の若者が欧米よりましには思えない。
東京も大阪も十分占拠していいが、失業と過労のアンバランスが解消されねばやっても何の意味もない。
07. 2011年10月12日 17:23:45: LKDXLDHvSk
指摘されているように、原発反対でやるのがよいと思う。
原発反対デモは各地で行われているし、政治に興味のない若いお母さんや子供もたくさん参加している。
原発事故対応への不満なら共感を得やすいし、世界から見ても分かりやすい。
無責任で強欲な特権階級への怒りという意味で、根底は世界共通なんだと思う。
アメリカの場合は、リーマンショックで責任をとらない金融機関。
日本は原発事故の責任をとらない電力会社、役人。
ツケは全部増税や電気料金値上げという形で国民に降りかかる。
加害者は何の傷も負わず、事故前と同じ体制を続けようとしている。
この不条理を国民に訴えれば、賛同者は増えると思うし。
「東京電力を占拠せよ」とかだと分かりやすそう。
08. 2011年10月12日 18:43:16: UEP6JpXgMc
>06
私も、日本の若者は、奴隷のように扱われていると感じる。
それでも、米国の若者のように怒らないのは何故なのだろうか?
それは、この国においては、個人の思いや不満を抹殺するためのシステムが社会において出来上がっているからではないのか。
例えば、元朝の頃、モンゴル人に仕えた色目人が当時の社会において暗躍していたように、在日朝鮮人が、重要なポジションを占拠し、創価学会やエセ左翼・右翼のようなツールを利用して日本人の運命をコントロールしていると捉えるのは、どうだろう?
それとも、旧帝大出身の官僚が、太平洋戦争における暴走の反省もなく、再び国民に対する背信行為を行っているのだろうか?
いづれにしても、敗戦後の民主化、個人の権利の確立はイミテーションであったのであり、有色人種の敗戦国の国民であるところの、日本人の家畜化が隠然と進行していると捉えるのは、どうだろうか?
つまり、現代日本の若者には、米国の若者のような基本的な人権を有していないのであり、それ故、彼らのように怒りを爆発させる権利が与えられていないのではないか。その様なことをすることを許さないような社会システムが確立されているのではないだろうか。
荒唐無稽だろうか? 一面においてはそうなのだろうか。
09. 2011年10月12日 19:20:26: beU22YiP5Y
若者よ!
自分達がブロイラーで有ることに気が付こう。
雨露を凌げる鶏舎から出て地鳥になろう!
時間になると点灯し消灯する、
餌と水と栄養剤が流れてくる、いつの間にか餌が減らされ空腹状態になっても
飼い主におもねく。
役に立たなくなれば、潰されるのに。
鶏舎の外に出て要求しよう。「もうコケコッコー!」
10. 2011年10月12日 22:17:01: 6WhcQvnxXh
渋谷区神南を占拠せよ、でいいんじゃないの?
11. 2011年10月12日 23:16:32: UrbnWInEwc
占拠とデモはちがいますが、日本では集まってデモすること自体でも大した行動力と思います。
6万人集会は許可が降りても、100万人集会はインパクトが大きく許可が降りないかもしれませんが、上野公園や日比谷公園に自然と集まるのは止められないと思います。
たまたま6万人が永田町の見学に集まるのはあるかもしれません。
米国で800名以上が最初に逮捕されたのは、信念と怒りで占拠(縛り付けた人、テントを張る人などなど)したからです。
タイでは首相官邸、米国ではウォール街(連銀ビル前)、日本で効果的なのは六本木、赤坂、お台場・・・かもしれません。
12. 2011年10月13日 00:29:38: cZy3V4LNR6
東京で飯館村以上の放射能が検出されたようである。マスコミは騒がない。何故だ。新潟魚沼でも大量の放射能が検出。コメは大丈夫で無いだろう。マスコミは騒がない。神奈川でストロンチュウムが検出された。埼玉のお茶も駄目だ。しかし原発の直近福島のコメは検査で合格らしい。嘘だろう。インチキ検査の結果だろう。少なくても静岡以北は皆何一つ安全なものは無いのが事実だろう。政府は真実を早く告げるべきだろう。この半年間相当数の放射能に汚染された食物が日本国中にばらまかれた筈だ。政府は保障を減らすために、まじめに放射能検査をしない。日本人の多く、特に東日本の子供たち中心に放射能被曝患者が出来たのは言うまでも無い。日本の大変な危機なのにマスコミは小沢一郎に対するインチキ報道ばかりである。報道の自由なんか決して許してはいけないところまで来ている。
13. 2011年10月13日 02:19:48: 9OwzsMecyU
ホームレスになっても大阪市なら即死ということはないと思いますよ。
無料シェルター
http://www.npokama.org/summary/shelter/shelter.html
無料炊き出し
http://www.c-c.or.jp/save-worker/index.html
14. 2011年10月13日 02:40:20: fkqOfuOXfO
「千代田区内幸町(東電本社)を占拠せよ!」ならわかるが、
「東京を占拠せよ!」はおかしい。
■米反格差デモ、アラブの春に触発 仕掛け人、共同通信に語る
【ニューヨーク共同】米ニューヨークのウォール街で始まった
反格差社会デモ「ウォール街を占拠せよ」をインターネットなどで呼び掛けた仕掛け人カレ・ラースン氏(69)は6日、
共同通信の電話インタビューに応じ、中東の民主化運動「アラブの春」に触発され、
米国の保守派運動「ティーパーティー(茶会)」に対抗するリベラル運動として企画したと説明、
これほど急速な拡大は想像していなかったと述べた。
また「日本の東京・丸の内に、占拠される動きはあるか」と記者に問い掛け、
日本にも「占拠」運動が拡大することに強い期待感を示した。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011100701000469.html
>「日本の東京・丸の内に、占拠される動きはあるか」と記者に問い掛け、
>日本にも「占拠」運動が拡大することに強い期待感を示した。
日本の場合は、「霞ヶ関(中央官庁)、本石町(日銀)、大手町(経団連)、そして千代田区内幸町(東電本社)を占拠せよ!」なんだろうな。
【日銀貴族】日銀総裁の年間報酬は約3400万円。事実上、仕事せず。
■岩田規久男、片岡剛士ほか「なぜ、いま超円高なのですか?」in『CIRCUS』11月号
岩田先生と片岡さんが、「なぜいまの日本は超円高なのか? 答え:日本銀行の政策の責任」、
という点をめぐってわかりやすい解説をしています。図表も多くこの記事はいいですね。
なぜ日本銀行総裁はじめ、インフレ目標のような明確な政策をとらないで、
いつまでたってもデフレと円高傾向を放置するのでしょうか?
その答えを岩田先生は日本銀行の幹部たちの金銭的インセンティブに焦点をあてて解説しています
(もちろんこれ以外にも既得観念の影響も大きいでしょう)。
「どうしてそれほどまでにインフレ目標の採用を拒むのか。
それは、自らインフレ目標の数値を示せば、達成できなかったときに責任を問われることになるからです。
要するにクビになりなくないんですね。
なにしろ、米連邦準備理事会(FRB)議長でさえ年間報酬が約1600万円なのに、
日銀は総裁で約3400万円、審議委員でも約2700万円。
責任を取らざるを得ない状況に陥って、そういう破格の待遇を手放したくないわけです。
つまり、わが国の中央銀行を司る者たちは、国の行く末など案じておらず、勝ち逃げできればいいという考えなのです」。
さらにマスコミや経済学会へのポストなどの配分という「エサ」によって、
日銀シンパが形成されたり、まじめな??マスコミでさえも、縦割り的な取材の弊害で
次第に日銀発の情報をうのみにする実態などにもコメントされています。
片岡さんはさらにミクロ的な視点から日本企業が超円高でどのくらい経済的な被害をうけるかを、
企業のコスト面、さらに消費者の購買力の低下などから詳細にコメントしています。
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20111008#p4
■首都ワシントンに波及
ウォール街行動 「富裕層腐敗」に抗議
【ワシントン=小林俊哉】米金融界の象徴ウォール街で始まった抗議活動は、首都ワシントンにも波及しています。
5日には「ウォール街を占拠せよ」運動に連帯した「DCを占拠せよ」を名乗る団体の若者たち数十人がワシントン市内をデモ行進しました。
(写真)社会格差の広がりに抗議してデモ行進する青年たち=5日、ワシントン(小林俊哉撮影)
「人口の1%の富裕層の貪欲と腐敗」に抗議するとして、「私たちは99%の側」「99%に加わろう」
などと書かれたプラカードを手に行進。
参加者の1人は「僕たちは先週土曜から市内の公園に集まって、この活動を開始した。
連帯を強めて、オバマ大統領にもっとましなことをさせるためだ」といいます。
労働団体や市民団体も同日、ワシントンの市内各地で集会や催しを開きました。
米連邦議事堂の近くで開催された「雇用を削るな」という集会は労組などが主催。
参加したビル・アームブラスターさん(62)は、「若者が声をあげているのは、すばらしいことだ。
彼らは、大学に行くにも金がなく、大きな借金を背負い、卒業しても職がない」と連帯の気持ちを示していました。
▼労組も合流 NYデモ1万人に
米ニューヨークの金融街で始まった若者たちによる「ウォール街を占拠せよ」のデモに、
労働組合が支持を表明、合流する動きが広がっています。
最大のナショナルセンター、米労働総同盟産別会議(ALF・CIO、1220万人)のトラムカ議長は5日の声明で、
「ウォール街に説明責任と雇用創出を求める彼らの決意を支持する」と表明しました。
http://news.livedoor.com/article/detail/5919428/
15. 2011年10月13日 11:25:28: N032dli6LY
アメリカのデモは段々面白くなってきましたよ!デモ隊がついにニューヨーク
ユダ金融界のボス格のポールソンの自宅を取り囲んでいるようです。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
デモ隊に囲まれたウオール街の支配者
既報のポールソン氏の自宅がありますニューヨークのマンションが、デモ隊に囲まれる騒ぎが起こっていますが、この他にも金融村の「村長」達の自宅もデモ隊によって囲まれており、今やデモ隊の対象が「ウオール街」ではなく、「金融村の支配者達」になってきており、「村長達」に衝撃を与えていますが、百戦錬磨の金融村の「村長達」であり、今のところは表面は平静を保っていますが、今後、更に攻撃がエスカレートし、家族や車等に危害が加えられ、負傷者が出れば大騒動に発展するかも知れません。
この金融村の「村長」宅へのデモ活動が世界的に広まり、彼らがどんな生活を送っているか白日の下にさらされれば、「自分たちをないがしろにして、こんな豪華な生活を送っていたのか」となり、より反発は強くなります。
更にこの動きが、あらゆる資産家への攻撃になる可能性もあります。
「ウオール街革命」が「市民革命運動」に変わるのかどうか。
まさかマリーアントワネットの時代に戻る訳はありませんが、一定の犠牲が払われないと解決しない事態に発展するかも知れず、今は金融市場は平穏となっていますが、一旦流れが変われば、大混乱に陥るかも知れません。
元記事よりも各氏のコメントが面白い。少なくとも「阿修羅」読者の意識水準の高さが分かる。
私が自分のブログで主張してきたことが多くの人の口から聞こえるようになってきた、と言えば自惚れに聞こえるだろうが、「阿修羅」という場においてさえも「強欲資本主義」への革命を叫ぶ声は、以前はそれほど多くもなかったと記憶している。
かつての革命はマルクスの予言とは異なり、資本主義への革命ではなく絶対王政や封建体制への革命であったが、今こそマルクスが予言した資本主義の崩壊から社会主義へという道が開きつつあるのかもしれない。
もちろん、私の言う社会主義はソ連や中国の「土着的社会主義」「スターリン的社会主義」「毛沢東的社会主義」のことではない。社会主義はサン・シモンからフーリエ、あるいはフェビアン協会の漸進的社会主義までいろいろあるのだ。何もマルキシズムに拘ることもないし、ソ連の失敗が社会主義の本質的欠陥を示しているというわけでもない。
私は「共産主義」は空想的思想だと思っているが、「社会主義」は「社会全体の幸福のために個人の欲望に制限をかける」思想であり、現実的有効性を持っていると思っている。
実際、高度成長期の日本、「一億総中流社会」と言われた頃の日本は、「世界で唯一成功した『社会主義国』」とからかわれていたのだが、それはただ「事実」であったのだ。そしてその頃の日本が日本史上、もっとも幸福な社会であったと誰でも認めるだろう。
累進課税と社会保障、労働運動保護、年功制賃金と生涯雇用によってその一億総中流社会は実現された。そして小泉改革で「自由競争社会」が推進され、日本は弱肉強食のジャングル、わずかな大金持ちと無数の貧民に分かれ、庶民は老後の保障もままならない格差社会になった。今、小泉以前の日本に戻りたいと思わない庶民がいるだろうか?
(以下引用)
「東京を占拠せよ」 運動は成功するか? ウォール・ストリート・ジャーナル
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/576.html
投稿者 愚民党 日時 2011 年 10 月 12 日 13:15:38: ogcGl0q1DMbpk
NPO法人アジア太平洋資料センターのウェブサイトから
2011/10/12 12:14.
「東京を占拠せよ」運動は成功するか?
ニューヨークのローワー・マンハッタンで始まった「ウォール街を占拠せよ」運動が、米東海岸から西海岸まで、さらには欧州の一部でもある種の支持を得つつあることは今や明らかだ。
だが、東京は?抗議活動の多くは、初めは展開の予想がつかない。ただ、「東京を占拠せよ」運動は、福島第1原子力発電所の事故を機に高まっている反原発心理の波にうまく乗じれば成功の余地があるのではないか。反原発デモは、東京にしては珍しく数万人の参加者を集めている。
フェイスブックでの呼びかけを受けた「占拠せよ」運動が15日に世界各地で行われる見通しだ。しかし、少なくとも外から見ている限り、スタートは慌ただしく混乱したものになるとみられる。決行の日が近づくにつれ、神経をとがらせる活動家予備軍も出ているようだ。
こうした先行き不透明なムードは、フェイスブックの「オキュパイ・トウキョウ」ページが先週立ち上げたウェブサイト「オキュパイ・トウキョウ(東京を占拠しましょう)」で、15日が本当に最適なのか議論されていることでも分かる。
投稿者「Serious」さんは懐疑的だ。準備が間に合うか。自身が成功の基準とする100人以上の参加者を集められるのか、それとも20人程度にとどまるか。別の投稿者は、ウォール街のデモも当初は10人程度だったと指摘し、日本独自の抗議スタイルを確立するよう訴えている。
ただ、始まったばかりのこうした活動の例に漏れず、この運動もまとまりがなく、そのため支持する意見にも慎重さが残る。投稿者からは、デモはどこで行うのか、1つだけではないのかといった当惑の声が聞かれる。主催者たちはデモがぶつからないよう調整中だと言うが、計画や全体的な抗議メッセージが受け取る側に浸透しているようには見えない。
東京のNPO法人アジア太平洋資料センターは15日正午に抗議活動を計画している。事務局長の内田聖子氏によると、同センターが動き出したのはわずか数日前。デモの場所も未定という。ただ、参加した人が新宿で開かれる別団体の「占拠せよ」運動にも行けるタイミングで終了する予定。300人程度が参加してくれればいいと考えている。
参加者数がどうあれ、同センターは真剣だ。内田氏は、この運動は米国で始まったが日本も同じ問題を抱えていると述べた。確かに2008年の金融危機後、若者を初めとする労働者の雇用見通しはさらに悪化。今や毎年、年末になるとホームレスや失業者向けのテント村が設置される、と同氏は指摘する。
悲惨な事故という特殊要因があるとはいえ、反原発運動がなお拡大を続けていることをみると、施政者に疑問を投げかけたい気持ちが強まっている市民もいるようだ。ただ、「東京を占拠せよ」運動がニューヨークで感じられるような熱気を得ようとするなら、やるべきことは多い。
記者: Yoree Koh
http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/10/12/%e3%80%8c%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%82%92%e5%8d%a0%e6%8b%a0%e3%81%9b%e3%82%88%e3%80%8d%e9%81%8b%e5%8b%95%e3%81%af%e6%88%90%e5%8a%9f%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%8b%ef%bc%9f/#
ウォール・ストリート・ジャーナル
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01. 2011年10月12日 14:01:14: BTrK5w3USA
オキュパイ・ウオールStr.でも東京占領でも同じことだが、具体的に占領して何を目的とするのかがはっきりしない。 金持ち優遇措置をやめさせて、富の分配を公平にせよと言うのであれば、具体的には何を政府に求めるのだろうか。 もっと解りやすく言うのなら、どのような法案を国会で審議させ、法としてその実現を強制すると言うことじゃなければ、デモが如何に大規模になっても単なる不満のガス抜きにしかならない。 金持ちに対するペナルティーかパニッシュメントとしての増税だけでは意味がない。 取った分をどのようにして低所得者に配分するかを考えなくては駄目だろう。 ただ配れば良いというわけでもない。 雇用機会を増加させ、消費税や高速道路料金などの悪平等的な負担を改めなければなるまい。 ペケにした民主党のマニフェストは、それを実現しようと言う試みだったと言えるのじゃないか。 99%のプアーズが1%のスーパー・リッチを非難するだけじゃちょっとまずいのじゃないかな。 N.T
02. 2011年10月12日 14:29:40: nHwYqnKWTQ
お祭りとして、若者たちが乗ってきたら、集まるかもしれないが、、
それで、なにかが、どうなるものでもない。
ま、デモに慣れるって、効果はあるかもしれない。
人気のある著名人、ミュージシャンなどが、呼びかければ、
かなり集まることも期待できるんじゃないかなぁ。
政治的目的がないほど、参加へのハードルが低くなる。
ま、お祭りでしなかいが、、いまは、それでも、いいかもしれない。
03. 2011年10月12日 14:51:03: AZd1pfz3oR
Occupy Wstムーブメントは、ロン・ポール支持者だった大学生の存在を無視することは出来ない。あれほど洗練された手法やシステムや表現力を今、早急に今の日本の若者に求められるか?
日本には日本独自の運動の「キーワード」の開発が必要であり、兜町を占拠せよ!では、的外れで空振りです。
1%がスーパーリッチ。99%がプアーズ。も、アメリカだからインパクトが生まれたわけで、そのまま使っても意味が無い。
今の日本が停滞している一番の原因は、情報のマスコミ支配ではなかろうか?そのガンは「記者クラブ」。病巣は奥深くにあることは承知だが、まず、この世界唯一の恥部を削除しなければならないと思う。
「世界の恥部!記者クラブ!」ここに争点を絞るべし。
社会学者も、フリージャーナリストも、経済学者も、心理学者も、色々と参戦できるし、世界中のジャーナリストもこのテーマなら、興味をもって応援することだろうし、すでに、ジャパノロジストも、古くから記者クラブの異様性は指摘してきたテーマだ。
この、テーマは一見小さそうであるが、すそ野が広いことは阿修羅活用者なら、十二分に理解しているはずです。
小沢応援団も、その時には心強い支援者になるだろう。
04. 2011年10月12日 15:00:18: txfDxGOXwI
確かに日本も同様の問題は抱えているが、深刻度は米国ほどではあるまい。
しかし正に今TPPを通じて、強欲米資本主義が日本を米国社会の様に変えようと
している。とりわけ日本支配の策略の本丸は強欲金融資本だろう。
従って日本でのデモはTPPへの参加拒否運動として行うべきではないのか?
日本流にブレークダウンした運動にしなくては焦点がボケて危機感が伴わず
単なる少人数によるお祭り騒ぎに終わることは間違いない。
さらに新自由主義が社会を破壊に導く理念だった事は明確になりつつある訳で
そういう理念に毒された国会議員を次回選挙で落選させる運動の方が余程効果的だ。
05. 2011年10月12日 15:35:32: WMJxreUfvU
日本では3~4年後だろうな。
世界的な恐慌状態の深化、超円高、産業の空洞化の進展、企業店舗、タクシー・トラック無人化(産業用ロボット代替による労働者レイオフ)の進行、中小企業の倒産、公務員定数の大幅削減、増税、実家がプア若者を支える構造の崩壊、国債暴落、超円高の後の円暴落、東アジアにおける相対的地位の低下、環境負荷の増大…
中産階級がアメリカ並みに貧困化したら、さすがに黙っていないだろ。
逆に、それまでは不発の予感。
06. 2011年10月12日 16:34:07: KWEa32Be12
>>05
日本にはフードスタンプなどの制度がなく、ホームレスになったら即死を覚悟せねばならない。
アメリカより決してましとは言えない状態だ。本当に声を上げるべき人はひっそりと自殺する。
むしろバブル崩壊20年で運動がなかったのは、運動するゆとりすらなかったからではないかと思われるのだ。
ストレス度、労働強度、失業。データではましなのかも知れないが、生活実感として日本の若者が欧米よりましには思えない。
東京も大阪も十分占拠していいが、失業と過労のアンバランスが解消されねばやっても何の意味もない。
07. 2011年10月12日 17:23:45: LKDXLDHvSk
指摘されているように、原発反対でやるのがよいと思う。
原発反対デモは各地で行われているし、政治に興味のない若いお母さんや子供もたくさん参加している。
原発事故対応への不満なら共感を得やすいし、世界から見ても分かりやすい。
無責任で強欲な特権階級への怒りという意味で、根底は世界共通なんだと思う。
アメリカの場合は、リーマンショックで責任をとらない金融機関。
日本は原発事故の責任をとらない電力会社、役人。
ツケは全部増税や電気料金値上げという形で国民に降りかかる。
加害者は何の傷も負わず、事故前と同じ体制を続けようとしている。
この不条理を国民に訴えれば、賛同者は増えると思うし。
「東京電力を占拠せよ」とかだと分かりやすそう。
08. 2011年10月12日 18:43:16: UEP6JpXgMc
>06
私も、日本の若者は、奴隷のように扱われていると感じる。
それでも、米国の若者のように怒らないのは何故なのだろうか?
それは、この国においては、個人の思いや不満を抹殺するためのシステムが社会において出来上がっているからではないのか。
例えば、元朝の頃、モンゴル人に仕えた色目人が当時の社会において暗躍していたように、在日朝鮮人が、重要なポジションを占拠し、創価学会やエセ左翼・右翼のようなツールを利用して日本人の運命をコントロールしていると捉えるのは、どうだろう?
それとも、旧帝大出身の官僚が、太平洋戦争における暴走の反省もなく、再び国民に対する背信行為を行っているのだろうか?
いづれにしても、敗戦後の民主化、個人の権利の確立はイミテーションであったのであり、有色人種の敗戦国の国民であるところの、日本人の家畜化が隠然と進行していると捉えるのは、どうだろうか?
つまり、現代日本の若者には、米国の若者のような基本的な人権を有していないのであり、それ故、彼らのように怒りを爆発させる権利が与えられていないのではないか。その様なことをすることを許さないような社会システムが確立されているのではないだろうか。
荒唐無稽だろうか? 一面においてはそうなのだろうか。
09. 2011年10月12日 19:20:26: beU22YiP5Y
若者よ!
自分達がブロイラーで有ることに気が付こう。
雨露を凌げる鶏舎から出て地鳥になろう!
時間になると点灯し消灯する、
餌と水と栄養剤が流れてくる、いつの間にか餌が減らされ空腹状態になっても
飼い主におもねく。
役に立たなくなれば、潰されるのに。
鶏舎の外に出て要求しよう。「もうコケコッコー!」
10. 2011年10月12日 22:17:01: 6WhcQvnxXh
渋谷区神南を占拠せよ、でいいんじゃないの?
11. 2011年10月12日 23:16:32: UrbnWInEwc
占拠とデモはちがいますが、日本では集まってデモすること自体でも大した行動力と思います。
6万人集会は許可が降りても、100万人集会はインパクトが大きく許可が降りないかもしれませんが、上野公園や日比谷公園に自然と集まるのは止められないと思います。
たまたま6万人が永田町の見学に集まるのはあるかもしれません。
米国で800名以上が最初に逮捕されたのは、信念と怒りで占拠(縛り付けた人、テントを張る人などなど)したからです。
タイでは首相官邸、米国ではウォール街(連銀ビル前)、日本で効果的なのは六本木、赤坂、お台場・・・かもしれません。
12. 2011年10月13日 00:29:38: cZy3V4LNR6
東京で飯館村以上の放射能が検出されたようである。マスコミは騒がない。何故だ。新潟魚沼でも大量の放射能が検出。コメは大丈夫で無いだろう。マスコミは騒がない。神奈川でストロンチュウムが検出された。埼玉のお茶も駄目だ。しかし原発の直近福島のコメは検査で合格らしい。嘘だろう。インチキ検査の結果だろう。少なくても静岡以北は皆何一つ安全なものは無いのが事実だろう。政府は真実を早く告げるべきだろう。この半年間相当数の放射能に汚染された食物が日本国中にばらまかれた筈だ。政府は保障を減らすために、まじめに放射能検査をしない。日本人の多く、特に東日本の子供たち中心に放射能被曝患者が出来たのは言うまでも無い。日本の大変な危機なのにマスコミは小沢一郎に対するインチキ報道ばかりである。報道の自由なんか決して許してはいけないところまで来ている。
13. 2011年10月13日 02:19:48: 9OwzsMecyU
ホームレスになっても大阪市なら即死ということはないと思いますよ。
無料シェルター
http://www.npokama.org/summary/shelter/shelter.html
無料炊き出し
http://www.c-c.or.jp/save-worker/index.html
14. 2011年10月13日 02:40:20: fkqOfuOXfO
「千代田区内幸町(東電本社)を占拠せよ!」ならわかるが、
「東京を占拠せよ!」はおかしい。
■米反格差デモ、アラブの春に触発 仕掛け人、共同通信に語る
【ニューヨーク共同】米ニューヨークのウォール街で始まった
反格差社会デモ「ウォール街を占拠せよ」をインターネットなどで呼び掛けた仕掛け人カレ・ラースン氏(69)は6日、
共同通信の電話インタビューに応じ、中東の民主化運動「アラブの春」に触発され、
米国の保守派運動「ティーパーティー(茶会)」に対抗するリベラル運動として企画したと説明、
これほど急速な拡大は想像していなかったと述べた。
また「日本の東京・丸の内に、占拠される動きはあるか」と記者に問い掛け、
日本にも「占拠」運動が拡大することに強い期待感を示した。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011100701000469.html
>「日本の東京・丸の内に、占拠される動きはあるか」と記者に問い掛け、
>日本にも「占拠」運動が拡大することに強い期待感を示した。
日本の場合は、「霞ヶ関(中央官庁)、本石町(日銀)、大手町(経団連)、そして千代田区内幸町(東電本社)を占拠せよ!」なんだろうな。
【日銀貴族】日銀総裁の年間報酬は約3400万円。事実上、仕事せず。
■岩田規久男、片岡剛士ほか「なぜ、いま超円高なのですか?」in『CIRCUS』11月号
岩田先生と片岡さんが、「なぜいまの日本は超円高なのか? 答え:日本銀行の政策の責任」、
という点をめぐってわかりやすい解説をしています。図表も多くこの記事はいいですね。
なぜ日本銀行総裁はじめ、インフレ目標のような明確な政策をとらないで、
いつまでたってもデフレと円高傾向を放置するのでしょうか?
その答えを岩田先生は日本銀行の幹部たちの金銭的インセンティブに焦点をあてて解説しています
(もちろんこれ以外にも既得観念の影響も大きいでしょう)。
「どうしてそれほどまでにインフレ目標の採用を拒むのか。
それは、自らインフレ目標の数値を示せば、達成できなかったときに責任を問われることになるからです。
要するにクビになりなくないんですね。
なにしろ、米連邦準備理事会(FRB)議長でさえ年間報酬が約1600万円なのに、
日銀は総裁で約3400万円、審議委員でも約2700万円。
責任を取らざるを得ない状況に陥って、そういう破格の待遇を手放したくないわけです。
つまり、わが国の中央銀行を司る者たちは、国の行く末など案じておらず、勝ち逃げできればいいという考えなのです」。
さらにマスコミや経済学会へのポストなどの配分という「エサ」によって、
日銀シンパが形成されたり、まじめな??マスコミでさえも、縦割り的な取材の弊害で
次第に日銀発の情報をうのみにする実態などにもコメントされています。
片岡さんはさらにミクロ的な視点から日本企業が超円高でどのくらい経済的な被害をうけるかを、
企業のコスト面、さらに消費者の購買力の低下などから詳細にコメントしています。
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20111008#p4
■首都ワシントンに波及
ウォール街行動 「富裕層腐敗」に抗議
【ワシントン=小林俊哉】米金融界の象徴ウォール街で始まった抗議活動は、首都ワシントンにも波及しています。
5日には「ウォール街を占拠せよ」運動に連帯した「DCを占拠せよ」を名乗る団体の若者たち数十人がワシントン市内をデモ行進しました。
(写真)社会格差の広がりに抗議してデモ行進する青年たち=5日、ワシントン(小林俊哉撮影)
「人口の1%の富裕層の貪欲と腐敗」に抗議するとして、「私たちは99%の側」「99%に加わろう」
などと書かれたプラカードを手に行進。
参加者の1人は「僕たちは先週土曜から市内の公園に集まって、この活動を開始した。
連帯を強めて、オバマ大統領にもっとましなことをさせるためだ」といいます。
労働団体や市民団体も同日、ワシントンの市内各地で集会や催しを開きました。
米連邦議事堂の近くで開催された「雇用を削るな」という集会は労組などが主催。
参加したビル・アームブラスターさん(62)は、「若者が声をあげているのは、すばらしいことだ。
彼らは、大学に行くにも金がなく、大きな借金を背負い、卒業しても職がない」と連帯の気持ちを示していました。
▼労組も合流 NYデモ1万人に
米ニューヨークの金融街で始まった若者たちによる「ウォール街を占拠せよ」のデモに、
労働組合が支持を表明、合流する動きが広がっています。
最大のナショナルセンター、米労働総同盟産別会議(ALF・CIO、1220万人)のトラムカ議長は5日の声明で、
「ウォール街に説明責任と雇用創出を求める彼らの決意を支持する」と表明しました。
http://news.livedoor.com/article/detail/5919428/
15. 2011年10月13日 11:25:28: N032dli6LY
アメリカのデモは段々面白くなってきましたよ!デモ隊がついにニューヨーク
ユダ金融界のボス格のポールソンの自宅を取り囲んでいるようです。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
デモ隊に囲まれたウオール街の支配者
既報のポールソン氏の自宅がありますニューヨークのマンションが、デモ隊に囲まれる騒ぎが起こっていますが、この他にも金融村の「村長」達の自宅もデモ隊によって囲まれており、今やデモ隊の対象が「ウオール街」ではなく、「金融村の支配者達」になってきており、「村長達」に衝撃を与えていますが、百戦錬磨の金融村の「村長達」であり、今のところは表面は平静を保っていますが、今後、更に攻撃がエスカレートし、家族や車等に危害が加えられ、負傷者が出れば大騒動に発展するかも知れません。
この金融村の「村長」宅へのデモ活動が世界的に広まり、彼らがどんな生活を送っているか白日の下にさらされれば、「自分たちをないがしろにして、こんな豪華な生活を送っていたのか」となり、より反発は強くなります。
更にこの動きが、あらゆる資産家への攻撃になる可能性もあります。
「ウオール街革命」が「市民革命運動」に変わるのかどうか。
まさかマリーアントワネットの時代に戻る訳はありませんが、一定の犠牲が払われないと解決しない事態に発展するかも知れず、今は金融市場は平穏となっていますが、一旦流れが変われば、大混乱に陥るかも知れません。
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