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徽宗皇帝のブログ

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安倍自民党総裁誕生で民主党は大喜び
「株式日記と経済展望」に引用されていた「闇の声」氏のコメントである。
「闇の声」氏が何者かは知らないが、政界事情については、内部の人間しか知らない情報まで良く知っていることから、新聞か週刊誌記者、あるいはフリーランスの政治系ライターだろうと私は考えている。
今回の自民党総裁選でのアベの勝利と、野田第三次改造内閣(今、ワードが「大惨事」と正直な漢字変換をした)の裏事情をその「闇の声」氏が語っているが、アベ自民党総裁の誕生によって民主党は延命する、という予測は面白い。いや、国民からしたら面白いどころか、それこそ大惨事なのだが、アベが自民党総裁である限り、総理時代の「前科」があるから何を言っても説得力ゼロ、何か言えば、民主党側はアベが総理時代の事をネタにして反撃できる、というのは面白い視点である。というより、誰でもそう思うだろう。
まあ、アベの本質はお坊ちゃんである、というのが私の意見だ。二世三世議員はみなそうなのだが、アベの場合は自分がサラブレッドだという自惚れと、父や祖父へのコンプレックスが混ざって、祖父や父以上の「偉業」をしたい、という妙な野心があるようだ。それが「憲法改正」をして日本を「正しい国にする」という考えだから困る。
私の持論は、エネルギッシュな馬鹿や才能のある悪党ほど困りものは無い、ということである。石原慎太郎や橋下徹などがその例だが、アベもその一人(「馬鹿」のほうね)のようだ。前回の失敗で懲りないところが馬鹿の馬鹿たる所以である。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験から学ぶ」と言うが、経験からも学ばない愚者は何と言うべきだろうか。



(以下引用)



◆野田内閣は中国や韓国がどうなるかなど外交戦略がとにかくお粗末で
それが安倍晋三の登場で上手い事カバーされてしまうだろう。
一つには選挙は当分ない・・・その間に民主党は安倍政権時代の政策検証を本人を前にして
徹底的にやれる機会を得たと言える。
これは民主党にとって千載一遇のチャンスだ。
政権交代の目的が小泉改革の徹底検証だったとすれば、小泉の後継者だった安倍を徹底的に
攻め立てる事でその問題点が浮き彫りになってくるからだ。
何が問題なのかだが、安倍の政治手法と言うのは徹底した側近政治であり、自分に良い事を言ってくれる
人物以外を登用しない・・・高村を副総裁に据えたのは自分は中国問題を直接コメントしませんよと言う事で
何かあった時に身代わりで頸をはねとばす事を考えてるからだろう。
年金問題についても安倍内閣の時に大混乱を招いたが、それ以上に労働市場を大混乱に追い込んだ責任に関して
一向に顧みる様子も無い・・・つまり民政部門に関してはまるっきり無能だと思われても仕方が無い訳で、ここが
今に至る税と福祉の一体改革にも関連していると言われた場合安倍は理路整然と言い返せるだろうか・・・
自分は無理だと思う・・・そうなった場合急速に安倍離れ、そして自民離れが起きてくるだろうともみる。
ただそれが今までの様に維新の会に行くのかも疑問で、例えば大江らの動きがより国内政治にも反原発や基地問題で
関係してくる場合新たな動きとなってくるだろうとの可能性は否定出来ない。
右傾化には歯止めが掛かると観ているし、感情論的な主戦論は絶対認められない。
そうなると自民党である必要は一体何なのか、安倍がそれを示す事が出来るのか・・・になるが、自分はその双方とも
安倍には出来ない事だろうと考えている。
従って最終的に漁夫の利を得るのは意外と民主党かもしれないね。

◆一番やり易いのは、予算委員会で民主党の議員が閣僚に安倍内閣の時の
政策に様々な問題があったのではないか、その問題が今日の政策決定にどの様な影響を与えているか等
特に雇用問題と年金等福祉問題について質問をすれば良い。
財務大臣が噂されている様に前原なら感情論も交えて自民党批判を展開するだろう。
それを踏まえて党首討論をする訳だから、当然野田はその問題に触れる。
明確に答えられなければ当然安倍の評価は暴落するだろう・・・
>>137
今憲法改正をしなければならない理由が明確ではない。
自衛隊の出動は総理大臣が超法規的措置で行えば良いだけの話だ。
結局そこへ行くのかと暗澹たる気持ちだ。
今必要なのは消費拡大等庶民生活をどうするかで有り憲法等はどうでも良いのが
庶民の本音の筈・・・他に原発問題もある。
結局はバカの一つ覚えでそれしか無いのかと、議員ではなく党員は何のための総裁選挙だったのかと
無力感しか残らなくなり、結果党から離れて行くだろう。

◆安倍晋三はとにかく政権を取り戻したい・・・頭の中はそれしか無い感じだ。
しかし、庶民は決して忘れてはならない。
安倍は統治の為に政府の権限を拡大し権力の行使をし易くする施策には積極的に取り組んだが
(例えば防衛庁から省への昇格や教育基本法の改正、テロ特措法など)雇用改善や年金問題等は
結果的に未着手のままだったし(確かに年金問題は同情の余地はあるが)民生向上に付いて
何か考えていた節も感じられなかった。
今もそれは一緒で、統治には熱心だが庶民生活には極めて無頓着なのだ。
それだとまた同じ轍を踏むから安倍は駄目だよと言うのが草の根で支持率回復を図って来た党員達の本音で
にも拘らずそれが無視されてしまった・・・早い話が安倍以外なら誰でも良かったんだよ。
菅義偉の名前が出てきた時、ああやっぱりなの声は有った。
菅は政府による直接的な統治強化に極めて熱心な議員である。
安倍は公安含めて内政面でぎりぎり締め付けを図ろうとするだろう・・・その手先が菅だよ。
それと世耕ね・・・これが周囲を固めている以上やる事は前と一緒だ。
自分の観る処、選挙は来年で結果的に与野党拮抗はするだろうが民主党政権は続くだろう。
安倍よりも野田の方が、或いは細野の方がましだからだ。

◆安倍が参院選の時にどれだけ地方支部が困ったか、とにかく余りの評判の悪さに
みんな辟易としたし、しかも県連やその下の支部の苦労なんて何とも思って無かった。
野党になって積極的に県連や支部の苦労に頭を下げてくれたのは石破で、だから地方票は
石破に行ったのも一つある。
安倍の致命的な欠点は頭が悪い事とそれと下積みの党員の苦労を何とも思ってない事だ。
かかあに至ってはもっと酷くて鳩山のキチガイかかあと双璧だな。
かかあがしっかりしてないと選挙は駄目なんだよ・・・
安倍が支持率を落とす事間違いなしな話に、選対本部に河村を張り付ける事にした件がある。
河村が選挙し切るなら、林芳正は参院のままだ。
林に経済政策を仕切って欲しいと言う党員党友や支持者は多いのにそれを完全に封じ込める気だ・・・
結果的に安倍は自分のお友達以外と会話できないままである事を露呈させちゃったんだよ。
これ見て、ああ全く変わってねえなと思った関係者は相当多い。
実際ここの書き込みを見ていても、雇用対策に関係してくる話が批判として出て来ている。
それだけ安倍のやった事はネガティヴに捉えられてるんだ。
にも関わらずまたも憲法だ何て言われれば生活対策を万全にって支持者の声を無視した事になる。
選挙は来年だろうから、それまでにバカさ加減を露呈させて支持率は落ちて行くよ。

◆城島を財務相にしたのは一つには論功行賞と、意外な見方として首相候補に
名乗りを上げつつあるんだろうってのがある。
細野はまだ若いし、それと戦闘経験が無い。
その点城島は労組での様々な抗争を経て、国対委員長としても自民党をきりきり舞いさせた。
民主党にとっては(つまりこれは労組の典型的な発想法なのだが)何をどうするかでは無くて執行部の
安泰を図る事が第一なのだ・・・それに叶うのが城島だって訳だ。
だから彼は何もしないだろうし答弁もろくに出来ないだろう・・・が、国会軽視党執行部重視の輿石にしてみれば
それが一番良いのだ・・・国会はあくまで党の意見を出して意にそぐわなければどうぞご勝手にの場所なのだ。
民主党は安倍が自民党総裁になってくれた事で息を吹き返しつつある。

前原が国家戦略担当になったのは、何も国家的に何かしようって事じゃないだろう。
完全な安倍対策だ・・・もっと言えば、三党合意も反故にして選挙の為なら消費税増税を振り出しに戻しても良い位の
口約束を国民に向けてするかもしれない。
その位あの党はやるぞ。
文科相に田中真紀子が就任したのは森が持っている利権を奪い取るのもあるかもしれないが
ズバリ石原慎太郎対策的な意味もあるだろう。
あけすけにモノが言えるのは田中真紀子位だ。

◆中川の息子がどうしょうもないってのはずいぶん聞いていた。
すぐに泣くんだってな・・・父親からは相当怒鳴られてたらしい。
それもあって精神にトラウマを抱えてるとか・・・安倍晋三と同じだよ。
こう言うのは一度それなりの地位に就くと手のつけられない独裁者になる。
安倍は祖父や父の事を聞いてお前は立派になれると信じ込まされてきた・・・
それが総理の時に崩壊したから精神と肉体のバランスが崩れてああ言う事になったらしい。
だから徹底して政策の検証をやりながら貴方はあの時にどのような判断をしたんですか?あの時の
事が判らないからより良い政策立案の為にここで話してくださいと徹底してやれば良い。
今安倍を倒せば自民党は根底からひっくり返る。
もう一度短期間で総裁選をやる事は国民から見放されるからだ。
自分の処には党員党友から絶縁状を様々な賞状と一緒に送ってやったとの話が来ている。
その位安倍は党員を傷つけたんだよ。
傷付いた党員はそれでも辛抱した・・・一生懸命やってくれる議員も居て、もしかしたらの望みも出てきた。
それがふたを開けて見れば何年も前に戻った様な話で、しかも憲法改正・・・
手術して傷を縫合して、やっと目立たなくなったねと喜んでいたらぱっくりと開いてしまった様な話だとか。
安倍が総理の時、菅は総務利権を、中川は金融利権を、竹中は派遣等雇用関係の利権を手中にしようとしていた。
それが年金問題等で内閣が立ち往生し、福田に依ってそれらの動きは一旦は止まる。
だから与謝野と麻生で安倍を抜きにして政治をやってたと言うのもある意味真実だろう。
ただ手にした利権を手放さない連中が依然として安倍を担ぎ続けた。
それを打破する目的もあって福田は小澤との連携を模索した・・・が、それもとん挫する。
もうすぐ自民党は駄目になると自民党内部の声が民主党執行部に届き、それで小澤は思いとどまった。
全ては安倍周辺の声だとも聞いたな・・・中川が引退するのも恐らく安倍に用済みだと言われたんだろう。
安倍は冷淡だからね・・・人情の欠片も無い。
まあ今回も集中砲火を浴びて病院送りになるんじゃないか?

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