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徽宗皇帝のブログ

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愚かな「勇者」は崖から落ちる
ロシアを潰すための原油価格低値誘導が、アメリカやその「同盟国」サウジアラビアを先に窮地に追い込んだのは面白いが、ロシアやベネズエラなど「非西側国家」も苦しんでいるのは確かだ。まあ、「チキンレース」で、あまりにブレーキを踏むのを我慢しすぎて崖から海に飛び込む車のようなものである。(「チキン・レース」はジェームス・ディーンの「理由なき反抗」で覚えたwww)
しかし、これは毎度の自慢発言なのだが、「シェール革命」詐欺については、シェールオイルやシェールガスという言葉を最初に聞いたとき、その方法を自分で調べて、これがほとんど詐欺的な、危険な採掘方法だと私は見抜き、自分のブログでも書いたのだが、シェール石油会社に日本の大企業が投資する話などがその後続いて、日本の「大企業」「投資会社」(あるいは投資部門)というものが、いかにいい加減な仕事をやっているか、と痛感したものである。中学校や小学校の理科ですら落第点を取った私でも簡単にその「無理さ」が理解できるシェールガスやシェールオイルの採掘法を、おそらく「自分の手で調べず」相手側の口先だけで騙されて投資に踏み切ったのだろう。つまり、無知な庶民の爺さん婆さんが「俺おれ詐欺」に引っかかるのと同レベルなのである。
経済界や政界、行政の世界では大金を動かすほどどんぶり勘定になる、という法則があると私は思っているが、その好例でもある。つまり、大金を動かすのは「いい立場にある人間」やその子飼いの人間だから、責任をまったく取らないわけだwww


(以下「逝きし世の面影」から転載)


『新聞FT:「米国の石油会社で債務不履行状態にあるもの 記録的な水準に」2016年05月03日 』Sputnik 日本

債務不履行状態にある米国の石油会社の数が増加しており、すでに記録的な数に達している事が分かった。新聞「ファイナンシャル・タイムズ(Financial Times.)」が伝えた。
国際格付け会社フイッチ(Fitch)のデータによれば、米国の石油ガス会社の13%が倒産した。1年前には、その数字は2%に過ぎなかった。
分析専門家の予測によれば、この数字は、今年2016年末までに20%に達する可能性がある。Invesco社の専門家が、新聞「ファイナンシャル・タイムズ」に伝えたところでは「債務不履行状態の会社が増え続けている。これは多くの会社が、その資本構造のせいで、原油1バレル=$45.では活動できないからである」とのことだ。
2016年05月03日 Sputnik
シェール石油の採掘には1バーレル60ドルから80ドルもの経費が掛かり、現状の1バーレル40ドル台では採算割れするので石油採掘会社の倒産は免れない。今まで大量に発行した高利の社債が全部紙くずになれば8年前のリーマンショック以上の金融危機が世界を襲う。(そもそも銀行がシェール革命が『危ない』と分かっているので金を貸さないから、仕方なく採掘会社が高利の社債を発行して石油を掘っていた)




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