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徽宗皇帝のブログ

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政治家を簡単に批評するな
「反戦な家造り」ブログに、滅多に聞けない情報が載っていたので、転載する。
自民党政権時代に当時の福田首相が小沢民主党と大連立を組もうとした事件の内情である。これは実はアメリカからの「アフガン戦争参加強制」への抵抗のためだったようなのである。
詳しくは下記記事の通りであるが、情報源は二つ。一つは孫埼亨氏のツィッターで、もう一つは石川知裕氏、例の小沢「政治と金」冤罪事件で被告となっている小沢氏側近の議員だ。明月氏が彼の講演会に行って聞いた情報らしい。まさしくレア情報だろう。ここで言うレアとは、「稀な」の意味でもあるし、マスコミに調理されていない「生の」情報という意味でもある。
明月氏が言うように、「言ってもらわないと一般庶民にはわからないよ」というものだが、当時も今も、アメリカに逆らう者は政治生命どころか実際の生命も危ないのだから、言えなかったのだろう。石川氏は今、この発言をしただけでも、大変な危険を冒しているはずだ。
私も当時はあの大連立構想に、「これは民主主義の否定だ」と考えた一人だし、今でも与党と野党第一党が連立して議会の過半数を形成しては、議会の存在意義がなくなると思っている。しかし、「アメリカの戦争」への強制参加を跳ね返すための手段だったとしたら、福田首相と小沢氏の行動への評価は変わる。当時、福田氏へのマスコミ評価が低かったのも、アメリカに対して簡単にイエスと言わない姿勢がアメリカを怒らせていたからかもしれない。その点、アメリカの従僕、小泉とは正反対である。
せっかくの福田氏の抵抗も売国奴小泉のために無駄になり、その後日本はアメリカと共にイラク侵略戦争の片棒をかつぎ、イラク人民を殺害する加害者になってしまったのであるが、福田氏が日本の戦争参加を食い止めようとしようと努力したことは、広く一般にも知らせたいものである。
もう一点。当時の福田首相について、私はその頃はまだマスコミ評価に踊らされている面があり、低い評価をしていた。政治家の行動は、「表に出せない事情」があることを常に考慮し、短絡的に批評しないようにこころがけたい。
もちろん、小泉や前原のようにどこから見ても完全無欠な悪党、売国奴への批評はまったく遠慮する必要などない。


(以下引用)


一点だけ。
政権交代を前にして、小沢氏がやろうとした大連立について。

わたしもあれは、なんちゅーことするの! と思った。
官僚を使いこなして政治を運営するために、予行演習が必要なのは分かるけど、ここで国民の支持が無くなったら、元も子もないからだ。

だが、当時の福田首相が、アメリカからの圧力に何とか耐えていたことを知り、そういう背景があったんだなと納得する部分もある。
ちょと石川知裕さんの話とは外れるけれども、大事なことなので、孫崎享さんのツイートを以下引用しておく

米国がアフガンへの自衛隊の派遣、資金提供を強く迫り、福田首相がこの圧力を撥ね退けたのを見た。今日米国世論でアフガニスタン戦争を戦うべしとするのは42%、戦うべきでないが51%である。戦う意義はない。しかしここでは多くの死者を出している。

英国374名、仏61名、独53名、加156名である。日本が出ていれば必ず死者を出した。福田首相が撥ね退けたのは日本にとり正解である。ではこの時、周りの官僚や政治家は福田首相と共に戦っているか。残念ながら違う。政治家や官僚は自分こそ米国と協力できる人間であると売り込んでいる。

鳩山首相が普天間で戦った時と同じ構図がここでも見える。ウィキリークスはこの事情を明確にした。この時期自民党時代であるが、米国にすり寄る政治家に既に前原氏、岡田氏が見えている。
(引用以上)

時期的にぴったりとは重ならないけれども、アメリカとの関係というか構図で見ると、岡田や前原を野放しにするよりも、福田と協力してアメリカの重圧に耐える連立を経験した方が良い、という判断は分かる気がする。

しかし、こんなことは、ぜんぶブッチャケて説明してもらわないと、一般ピープルにはちんぷんかんぷんだ。

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コメント

1. 無題

ソースが孫崎な時点でガセでしょ
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