徽宗皇帝のブログ

コメント４５が興味深い。つまり、三流大学を卒業して一応「大卒の学歴」を得たために、変なプライドを持ち、肉体労働者になる選択肢を持たない若者を膨大に生み出したということだろう。
日本の教育システムは全面的に改変する必要があるのではないか。

私は、社会に出る前に「社会人教育段階」があるべきだと思うが、今の高校や大学はそうなっていない。社会の現実や社会の悪にまったく無知なままで放り出されるのである。あるいは大学がただの遊び場になっている。まずは「大学」という名前を国立大学だけに限定したらどうか。まあ、それも国立大学を難関化し、希少価値を増やすだけになりそうだが。
高専、つまり「高等専門学校」の内容をもっと広げ、数を増やすのもいい。たとえば、自動車や重機の操縦を習い、そこで資格も与えるなど。パソコンの技術を教えるなど。簡単な医療・保健の知識と技術を教えるなど。法律や司法や保険や詐欺商売対策の知識を教えるなど。つまり、そこを出ればどんな職業にでも即戦力になれる「万能社会人」になれるわけである。今の人間は小学校で習った「家庭科」の知識すら身についていないのではないか。
特に重機操縦資格者の数を増やせば、今後どんどん増加するインフラ問題対策の人的要員が膨大に増やせるだろう。



（以下引用）