エマニュエル・トッドは、ソビエト連邦の崩壊を言い当てたことで、一躍脚光を浴びた「人口学者」だ。

乳幼児死亡率が、上がってくると、その国の将来性がない。

当時のソビエトでは、乳幼児死亡率が上がっていた。

その後、乳幼児死亡率が上がりだした国はアメリカ合衆国である。

なので、トッド氏は「次に崩壊するのはアメリカ合衆国だと、相当前から言っている。アメリカは6分割されるだろう・・・

この動画で彼は、もうアメリカにはチャンスはない。もう手遅れだという。

トランプは関税を上げると威嚇しているが…その行為は、最終的にアメリカを締め上げることになる。

関税を上げることで、輸入量が減れば、そのすきに、自国の産業を成長させなければならない。それが関税を上げる目的だ。

しかし、トッド氏は言う「アメリカには、自国の産業を興す能力がない。技術力も、労働への意欲も、勤勉さも不足している。

なので、関税を上げることで、物不足を呼び起こし、国民は、さらに貧困化する。

西洋諸国は、自分たちが世界をリードし、牽引しているつもりだろうが。

もう、事態は、そのように動いていない。

ウクライナ戦争を、西洋諸国はロシアの野心だと、考えているが、真実は、ロシアの自衛のための戦争だ。

それを、第三国は正しく観察している。

だから、ロシアへの信頼は高まる。

アメリカは、ひたすら落ちていく。
その時、アメリカは、欧州ではドイツを、東洋では日本を道連れにしようとするだろう。道連れにして戦争に向かわせるだろう。

賢い方法は、それに、乗せられないことだ。何もしない!!何もしないのが一番良い。

日本には、もう一度復興する力がある。だから、アメリカの道連れにされないよう、何もしないことだ。

もう、アメリカをもう一度偉大にするなんてことは、決してできない。

だから、トランプが焦って、策を講じると、悪くするスピードを上げてしまう。

もう、アメリカにも、英国フランスにも、チャンスはない。

因縁論からいっても、間違いないわ。
アメリカはインディアンを殺しすぎた。英国はアフリカ黒人、そして、インド人、オーストラリア人を殺しすぎた。フランスもインドシナ半島で悪さをしすぎた。

大きな船が沈むまでには時間がかかるけど、時間がかかっているだけであって、もう、これらの船は沈むほかない。

マドモアゼル愛先生なんかは、トランプ支持者で、トランプがUSAIDを、解体して、これから素晴らしい仕事をしてくれると期待している。

でも、トッド氏は、冷めきった眼で、実につめたくアメリカを見ている。

私は、トッドが正しいと思う。

トランプに、良きことをしようという意欲があっても、なくても、トランプは敗北する。