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徽宗皇帝のブログ

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日本を変革する原動力としての「怒り」
作家丸山健二のブログから引用する。
世間的知名度のある人間は、世間のしがらみに縛られているから、社会的事件に関してはほとんど発言しないか、発言しても毒にも薬にもならないような発言しかしないものである。しかし、丸山健二は超俗的な人物で、世間に縛られていないから、社会的事件に関して平気で歯に衣着せない発言ができる。
私は、申し訳ないが、作家としての彼にはあまり興味が無い、というより私は純文学はほとんど読む能力が無いのである。娯楽作品、大衆文学しか読めない体質だ。要するに、頭が中学生レベルなのである。であるから丸山健二の作品は読まないが、文壇やマスコミとつきあわず、山に籠って作品を書いている彼の生き方や姿勢はなかなかいいと思っている。
で、彼は思ったことをそのまま言う勇気があるから、下記記事のようなことを言うわけだ。これはマスコミに寄生しないと生きていけない人間にはできないことである。
こうした言葉は、世間の真実を多くの人に気づかせるものだから、やはり多くの人に知ってもらいたいと思う。
私が言う、「革命の必要性」とは、要するに、下記記事にある「怒り」から必然的に発生するものなのである。べつに、立ち上がって戦う必要はない。ただ、一人一人が心の中にその怒りを持ち、社会の現実についての正しい知識に基づいて、選挙権を正しく使うだけでいいのである。


(以下引用)


2011-05-16 08:38:51

一刀両断【4】

テーマ:ブログ

 わが国の年間自殺者数がおよそ三万人、交通事故による死者数がこれまた三万人。計六万人がこうした不幸な死に方をしているということは、毎年東日本大震災以上の悲劇が繰り返されていることになります。自然災害の場合は不可抗力の部分も大きいのですが、しかし、自殺と交通事故はれっきとした人災です。この人災をひきずったまま先進国と言えるのでしょうか。豊かな国になったと言えるのでしょうか。こんな国家をめざしてこれからも頑張ってゆくのでしょうか。

 長期の夏休みもなく、サービス残業を強いられ、月給やボーナスや退職金を削られ、あげくにリストラされ、路頭に迷う羽目に陥れられ、ストレスによる癌や鬱病を背負わされ、そしてあげくの果てに自殺に追いやられるという、人間らしい暮らしなど一体どこにあるのかというようなこの現状を、「仕方がない」と「もう諦めた」のふた言で済ませていいものでしょうか。

 支配層も同じ運命を生きているのでしょうか。違います。かれらは大した努力もせずにのうのうと優雅な日々を送っています。口ではきれいごとを言いますが、しかし、実際には一般人を物として扱い、奴隷とみなし、とことんこけにしているのです。

 ここはかれらの国であって、我々の国などでは絶対にありません。我々の国になれるかどうかは、ひとえに我々が本気で怒れるかどうかにかかっています。それも持続力のある怒りが鍵になるでしょう。

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