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徽宗皇帝のブログ

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日本革命
今日は「これからの日本の行くべき道」についての小論を載せる予定だったが、先ほど読んだ井口和基氏のブログ内容が非常に興味深いものだったので、そちらを転載する。内容は菅総理の正体についてだが、彼を「左翼」呼ばわりするのは大間違いで、最初から体制派であり、権力の走狗であったのである。左翼とは現体制の急激な改革を主張する思想であるから体制派が左翼であるというのは形容矛盾である。
むしろ鈴木宗男氏や小沢一郎氏などのように日本の腐りきった官僚支配・経済界支配・国際金融家支配の現状を変えようという人間こそ「左翼」と言うべきであり、左翼とは「権力の暴力に負けず、敢然と立ち向かう勇気を持つ人間」という誇るべき名称なのである。
下記記事の中の鈴木宗男氏の手紙の最後の部分に特に注目してほしい。

「今この国に必要なのは、たとえ権力に抗しても、国家の仕組みを根本から変える革命を成し遂げられるリーダーなのだと思います。
 そして、権力の在り方そのものを問い直さなければ、日本の未来はないと思います。」

まさしくその通りである。そしてそのためには我々国民が自分にできること(選挙での正しい投票、日常の情報発信)をやっていく必要があるのである。





(以下引用)


菅首相はスト破りのリーダーだった !!
鈴木宗男氏の手紙




昨日の鈴木宗男氏実刑確定、また本日の週刊誌の記事等、司法、検察、マスメディアはあらゆる手段を使って、小沢政権阻止のための策謀をめぐらしているいるようです。
党員・サポーターの投票期限が迫ってきているので、昨日微力ながら「みんなの政治」へ以下の拙文を投稿しました。
 

小宮山議員へ

 代表選で菅首相を支持されているようですね。
 菅首相は、市民運動出身と言われていますが、いまひとつその出自がわかりませんでした。 しかし、氏が在籍していた69年の東工大での学園闘争の記事からやっと正体を知るこ とができました。
 当時、全闘委(全共闘系)が無期限バリケードストライキを行なっていましたが、それに対して、いわゆる一般学生を組織(全学改革推進会議)して日共系の学生達と共にスト破り を行ったリーダーだったのですね。
 東大闘争でも、現在自民党の町村と日共系の学生達が組んでスト破りを行い、機動隊導入の道筋をつけましたが、東工大で町村と同じことをやったのが菅首相だったとは・・・。
 もちろん、様々な考えを持つのは自由ですが、如何にも権力に対して抵抗してきたようなフリをするのは辞めてもらいたいと思います。卒業後、官僚、自民党へと転身した町村 の方がまだ一貫性があるように見えます。
 代表選で、しきりに厚生省時代の薬害エイズでの活躍を自慢げに話しているようですが、もし本気で薬害を憎んでいたのなら、なぜその後も厚労省は同じような薬害を発生さ せたのでしょうか。
 氏にとっては所詮パフォーマンスでしかなかったから資料を発見して満足してしまったのではないでしょうか。少なくとも、薬害の再発を防ぐための法制化に真剣に取り組 むべきではなかったでしょうか。
 小宮山議員は、特捜部が小沢氏に対してでっち上げに基づく一連の攻撃を加えてきた当初から、検察擁護、小沢批判を声高に行ってきた方だと思います。
 そう言えば、小宮山議員は、東大闘争時の加藤総長の娘さんでしたね。当時学生たちは、官僚制を支える特権的存在たる東大の存在そのものを問い直そうとしたのだと思います。その学生たちの本質的な問いかけに対して、加藤総長は機動隊入で答えました。そして、国家官僚の養成機関である東大を国家権力によって無事延命させたのだと思います。
 あなたも菅首相も、、多くの冤罪を産んできた検察や司法といった権力には逆らわず、ただ秩序を重んじるだけの人なのでしょう。しかし、今この国に必要なのは、たとえ権力に抗しても、国家の仕組みを根本から変える革命を成し遂げられるリーダーなのだと思います。
 そして、権力の在り方そのものを問い直さなければ、日本の未来はないと思います。



この中の「氏が在籍していた69年の東工大での学園闘争の記事」とは、以下のものである。

No106  1968−69年 全国学園闘争 東京工業大学編 その2
【執行部(学友会)を解任】毎日新聞1969.5.9(引用)



衝突のなか 反スト派が学生大会
スト突入から100日目の8日、午後、東工大はバリケードを自主撤去し、封鎖を解いたが、スト派の全闘委(反日共系)とこれに対抗する革推会(ノンセクト)、工真会(同)らの学生の対立が一挙に表面化し、追いつめられた形の全闘委は、他大学並みにゲバ棒を登場させた。
事態はなお流動的だが、同大は都内に残っていた唯一のバリケード封鎖校。
機動隊の導入なしで曲がりなりにも自主解決路線への第一歩を踏出したわけだが、大学関係者は「大学人の最後のトリデとして、独力で守り抜けるかどうか」注目している。

8日の大岡山キャンパスは全闘委学生約200人、革推会を中心とし一般学生も含めた学生大会実行委系(ノンセクト)の学生約1,000人、ネトライキ組の傍観学生約1,000人でふくれ上がった。午後1時半正門前バリケード撤去に成功した実行準備委系は、150人の行動隊を3つにわけて陽動作戦に出た。
2時20分すぎ、学生大会の会場に予定している講堂の入口に築かれたバリケードの1つを実力で撤去、どっと講堂内へ。
バリケード撤去を決議した2.14学生大会を無視し、封鎖を続ける全闘委に対し、革推会、工真会、日共系の3者は学生大会実行準備委をつくり、千百余人の署名を集め、学生大会開催、現学友会不信任の工作を進めてきた。
定員をわずかに50人上回る千二百余人の学生を講堂に結集させて大会成立を宣言した実行準備委は、午後5時半�学友会執行部の解任�暫定三役の選出�10日以内に学生大会を開催する、旨の議案書を示し、拍手で賛同を求めた。
これに対し、この学生大会を“デッチ上げ”として、全闘委は自ら築いた残る2つの入口のバリケードをこわして会場に突入しようとしたが、容易に撤去できず、大会議案が拍手で認められたあと約千人の学生がさっと会場を出た直後になだれ込み、学生1人をゲバ棒で袋だたきにした。

まあ、だいたい以上である。まじめに読む必要はない。要するに、菅直人のやってきたこととは、

反体制派や左翼の振りをしながら体制派権力に協力する。
すでに名の売れた人物や物事を自分の出世に利用する。
ということである。この2つの手法(手法と言える手法ではないが)を何度も馬鹿の一つ覚えのように行って、今の首相の権力を奪い取った人物であったということですナ。


学生運動時代は、革マル派などの強硬派の「スト破り」をして権力側の犬になる。
卒業後は、すでに有名な市民派国会議員であった市川房枝をサポートする振りをして、その市川房枝の名や市民派のイメージを自分の選挙に利用する。
民主党鳩山/小沢政権では、「民主党鳩山/小沢政権破り」をして、米NWO政権の犬になる。
東北大震災被災では、日本国民を支える振りをして、「国民破り」をして米政権の犬になる。
そして、福島原発被災では、原発崩壊を防ぐ振りをして、「東電破り」をしてイルミナティーの犬になる

まあ、結論としては、「菅直人は、反体制派の仮面を被った、権力者の犬である」ということである。こういうやつこそ、もっともイルミナティー好みの男のようである。その内、IMFから菅直人に地位のオファーでもあれば、すぐにそっちの方へ渡っていくのでしょうナア。

いやはや、菅直人は、「テロリスト」というより、一種の「怪物」ですナ。


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