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徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

日銀がゼニを出せば、すべて解決である
久し振りに「崖っぷち社長のブログ」から転載する。
崖っぷち社長のいいところは、いわば健全な金銭哲学を持ち、社会経済の本質、つまり国際金融家やその手下による経済支配の実態をきちんと把握した上で、現実的に行動しようとしているところだ。その、怖いもの知らずの正直な発言は、まさにネット上の一服の清涼剤だろう。
菅総理批判にしても、まさしくその通りであり、この未曾有の国難から日本を救うには日銀に命令して100兆円、いや500兆円くらいの金を発行させることである。そうすることで、日本経済は息を吹き返し、すべての経済活動が回りだす。特に被災地を中心に、「金の無い人間に金をドカンと与える」ことが必要なのだ。
500兆円の金を発行しても、それでもインフレなどまず起こらないと私は見ている。なぜなら、本来日本の中を廻るべき金の大半(米国債その他で500兆円くらいか)がアメリカに行ったために、日本は現金不足だからである。
私が菅総理を降ろすべきでないと言っているのは、その権力欲や粘り腰を利用して、アメリカへの楯とするためである。亀井静香などの考えもそうだろう。小沢一郎が、あれほど菅総理に理不尽な扱いを受けながら、菅総理下ろしを口にしないのも、そのためだと睨んでいる。
つまり、何度か言っているとおり、「敵は本能寺にあり」なのだ。日本の政治上の問題は常にその指令者であるアメリカを見据えて考えないといけない。
我々国民は、菅総理をいかにして有益な存在にするかを考えるべきなのだ。菅総理の側から言えば、「歴史に名を残す名総理に変身するか、それとも最低最悪の総理として永久に嘲笑されるか」の瀬戸際なのである。偉大な総理になるのは簡単なことである。命を捨ててかかればいいだけだ。たとえ暗殺されようが、生物学的人間としては60年以上も生きれば十分だろうし、政治家としては、それこそが本望だろう。



(以下引用)


前から何度も書いているけどな、「愛情」の反対語は「憎悪」じゃなくて「無関心」なんだっての。
ゼニのモラルがどうこうって話が日本中を席巻するようになって20年くらい経つわけだが、あのゼニが、このカネがなんて大騒ぎしてるのは、ゼニカネに対する強烈なまでの愛情あってこそなわけ。

「妬み」ってのもご存知のとおり「憎悪」と同じ系統の感情で、ゼニに関する話であれば、まさにゼニに対する片思いやら横恋慕やらってことになるんじゃねえの。

言っとくが、こういう気持ちを持つのは、なんも悪いことじゃねえぞ。

しょうがねえじゃねえか。
貨幣経済社会ってのは、あらゆるものの価値がゼニによって測られる世の中ってことなんでな。
それこそ、人間の命はもちろんのこと、ひとりひとりの価値さえもカネというモノサシで決められるようになってるわけだ。

実力主義なんて言葉があるけどさ、要するに、誰かにカネを儲けさせる人間は経済的価値がデカイ=たくさんカネをもらえる、ってだけの話だろ。
就職における縁故だのコネだのって話もあるが、そいつらを採用することでそれだけゼニが儲かるのだから、やはりこれもゼニに置き換えた価値が高いってことになるわけよ。

それにいったいなんの問題があるというんだ?

なんて、書いてるが、問題だらけに決まってるさ。
ていうか、オレが山ほどゼニを持ってる人間であったなら、べつに問題を感じないどころか、もっとカネで世の中が左右するようになったほうが都合がいいと思うだろうけど、事実はどうしょうもない極貧状態なんでね。
ゼニ持ってるヤツらから足元見られてこき使われるようなこたぁ、当然ゴメンだ。

ただ、ここからの考え方は、たぶん世の中の大方とはまったく違う。
なぜかって、オレはカネというものの正体を知ってるからな。
いいかげんしつこいとは思うが、ゼニというものは、世の中の本物の価値を奪い取るために存在しているものだ。

逆の言い方をすれば、ゼニとかカネとかってヤツには、本来、価値なんて存在しないってことだ。
本当に価値があるのはモノのほう。
とくにそのなかでも重要なのは、我々人間が生きていく上で必要不可欠な、食料、水、エネルギーということになるし、衣食住という見地に立てば、当然のように衣服や住居(土地)も含まれる。

で、いまの現実を見てみればわかるように、そのどれもがカネがなければ手に入らないようになっている。
食料やエネルギーは、いつの間にやらメジャー企業のほぼ独占状態になってるし、水にさえも「民営化」という形で金融屋連中が触手を伸ばしている。

その上、土地を持ってりゃ固定資産税やら相続税やらを取られるわけで、テメエのものとして維持していくだけでもゼニが必要なのだ。

というわけで、社会生活を続けている限りは、人間はゼニの奴隷にならざるを得ない。
その一方で、本当に価値があるものについては、頭のいい連中がカネの力で押さえているというわけだ。
これを合わせて考えれば、ゼニというものによって、本物の価値がどっかの誰かさんに独占されているということが、決して世迷い言でもなんでもないことがわかるはずだがね。

こういう話をかじると、急に今度は、ゼニ=紙切れ、という暴論に走る連中がいる。
まあ、オレもそういう書き方してることも多いのだが(それどころか、ただの数字とも何度も書いてるけどな(笑))、ひとつだけ留意しなければならんことがある。
それは、ゼニの問題はゼニでしか解決できないということなのだ。

昔からよく言われることだがね、ゼニというものは、ゼニを信奉している人によって価値が保証されているものであり、庶民が誰もゼニなんかいらないと言った瞬間にすべての価値を失う、という話がある。
まあ、これは真理を言い当ててる部分もあるんだがね、じゃあ、そのとき、人間が生きていくための必需品を入手するためにどうしたらいいのかって話になるわけだ。

結論を言えば、それは暴力で奪い取るしかないってことになるわけだろ。
で、ご存知のとおり、食料やエネルギーを独占している連中というのは、軍隊や兵器だって持ってるわけで、それこそ一般庶民は奴隷になるしかないのだよ。
まさに、ニューワールドオーダーか、さもなきゃ北斗の拳の世界ってことになるだろうね。

大きな勘違いしている人が多いんだがね、生活のすべてを庶民が自活できるような世の中を作らない限り、ゼニという仕組みを壊すのは庶民すべてにとっての悪夢なのさ。

しかし、国際金融屋を中心とする連中は、決して庶民の自立なんてものは許さない。
そのためにヤツらがやってることはなんなのかというと、実はこれこそが新自由主義経済というものなのだ。

これまた何度も書いてきたことだが、新自由主義というのは、あらゆる国家や社会の規制を排除した、純粋な資本主義のことを言う。
一番わかりやすい例を挙げれば、雇用の自由化だろうな。
これによってなにが起こるかと言えば、いままさに日本でも問題になっているように、金持ちはどんどん金持ちになり、貧乏人はその金持ちの奴隷になるという世界なわけだ。

その上、日本にはデフレという恐ろしい問題もある。
これまた何度も書いているが、デフレとはモノの価値が下がることではなく、カネの価値が上がることだ。
カネが神様なのだから、カネでなんでもやり放題になる。
労働力という意味でも、なけなしの資産という意味でも、カネによって次々に奪い取られていくことになるわけだ。

新自由主義とデフレの組み合わせによって、庶民は自活する力を失うということだ。
もちろん、これは失政でそうなったのではなく、故意にそうさせられてきたことだ。
消費税問題も、財源ないない詐欺も、バラマキ悪玉論も、デフレを拡大させ、ゼニによる人間と社会の支配を強めるために、金融屋連中が書いた筋書きなのだ。

そういや、公務員の給料がどうこうって話もあったよな。
このブログを長いこと読んでる人なら知ってると思うが、オレは公務員の給料を下げるなんて逆効果だし、デフレ推進策でしかないとさんざん書いてきた。
それどころか、とくに中央の政治家と官僚についてはいやってほど優遇しろとか、300万人くらい新規に公務員を雇えとか書きなぐって、「おまえ、頭おかしいだろ!」なんて何度もなじられてきたくらいだ。
言っておくが、いまもこの案を引っ込める気はカケラもない。

実際、公務員の給料を下げるって話になったとき、「ザマアミロ!」みたいな妬みたっぷりな意見が日本中から湧き出てきたけどさ、財界の連中がなんて言ってたか覚えてるか?
「公務員の給料が下がるんだから、民間だって下げようぜ!」って大歓迎の声だっただろ?

だから言ってんじゃん。
妬むのはべつに構わんが、その妬みをマスコミやらみんな野党のような新自由主義バカに刺激されて、このデフレ下でなんでも縮小路線に向かうのを喜ぶのなんざ、愚民のすることなんだよ。
いいかげん、ゼニの正体を理解して、どうやればゼニの奴隷から脱することができるか、本気で考えなきゃならんのだよ。

いまはいやってほどカネがまわるようにならなきゃならんのだ。
デフレギャップが40兆円とも言われるハイパーデフレ状態、つまり、それだけのカネが不足しているってこのヤバい現実を見ろ!
なにやら借金借金言われてる日本だが、40兆円分借金が足りないって意味なんだぜ!
詳しい話はこっちでも読んでくれ!

http://kagiwo.blog18.fc2.com/blog-entry-571.html

で、最初の話に戻る。
繰り返すが、オレはいくらでもゼニが欲しい!

その理由はすでに上に書いた。
普通の頭してりゃ、わかるだろ?

オレはどんなヤバい世の中になろうと、自活できるようにし、防衛手段を整えて、庶民を完全な奴隷に仕立てようとしている連中に対抗したいのだ。
この貨幣経済社会で生きている以上、それを実現するためにはゼニが、それも大金が必要だろ。

だから、ゼニが欲しい、いくらでも。
いったい、それのなにがおかしい?

で、実はここからが(返信の)本題だったりする。

いままで以上にハッキリと、乱暴なことを言い切らせてもらう!
震災復興はゼニがすべてだ!

ゼニがあれば、ガレキ処理も、土地や家屋の修復も、インフラ復旧も、生活もなにもかもがまわる。
放射能喰らったヤバい食品を流通させなくてもいいし、港湾などを金融屋にくれてやることもないし、福島に核の最終処分場を作るようなヤバい話に流れることもない。

だから何度も書いているように、菅直人は問題外であり、人殺しであり、震災復興の最大の障壁なのだ。
ヤツが一番やらなきゃならん仕事は、カネをどかどかまわすことであり、それをやらない時点でアウトなのだよ。
おまけに、しつこいようだが、脱原発宣言なんてのは、大ウソ中の大ウソだからな。

震災復興に限った話ばかりではない。
地方にゼニがないから原発だらけになるのだ!
ゼニの巡りが制限されているから、妙な利権団体が力を増すのだ!
かつての時代、大勢の女の子が置屋に売られたなんて話があったわけだが、まさにこれもゼニの問題だったじゃねえか!

で、孫正義というクソ野郎が、耕作放棄地を利用して太陽光発電を行い、電力を強制的に売りつける法案を押しつけようとしてるわけだが、これからの世界的な食料事情を考えりゃ、どんなにカネを投じてでも農地の復活を実現しなきゃならんようなこのご時世に、なに寝ぼけたことを言ってんだって話だろ?
むしろ農業を一番儲かる仕事のひとつにしなきゃならんだろうよ!
しかもこのクズ野郎、地方の首長の顔を札束で引っ叩くようなマネまでしてるときてる!
まさにカネがないからこそ発生した問題ではないか!

もう一度、デカイ声で世の中に言いたい。
カネをバラまくことによるモラルハザードなんて話は詭弁どころか大ウソだ!
カネがないことこそがモラルハザードを招くのだ!

ゼニを操ってる連中が、ゼニが庶民にまわらないように工作し、その連中の操り人形しか入れない政府が、ゼニがないないと抜かして増税を重ねつつ身内や利権団体や外資にばかり偏向してゼニをまわし、なにやら庶民の味方のフリをしたマスコミが、庶民の妬みを利用して社会の破壊につながる情報工作を行なっているこの状況、これこそがモラルハザードってヤツじゃねえのかよ!

そんな当たり前のことをテメエの頭でまったく考えようともせず、一見道徳的、倫理的と思われるような、財政再建だの、将来負担の軽減だの、支配者どもに都合のいいイメージに見事に洗脳されてることに気づかねえお花畑な脳みそだから、ゼニというヤツに踊らされることになるんだよ!
そんなクズ愚民から罵詈雑言ぶん投げられるなんざ、まったくお笑いであると同時に、心の底から名誉なことだと思うわ!(笑)

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