日本の大手マスコミが有害無益の存在であるという認識は、今では多くの人に共有されているが、残念ながら新しいニュースを知るには大手マスコミに頼るのが手っ取り早いわけで、いわゆる「マスゴミ」と完全に縁切りしている人はまだまだ少ないだろう。私にしても、やはりテレビや新聞に目を通してはいる。そうしている間に、再びマスコミによる洗脳の術中にはまってしまうわけだ。
ネットにしても一見ニュースサイトのような体裁を取っていてもただの洗脳サイトであるようなものも少なからずあり、「NEWS U.S」などもその一つだろう。
マスコミが洗脳装置であるのは世界中で同じことであり、例の尖閣諸島・魚釣島への中国右翼の上陸騒動も香港の新聞などでは英雄扱いだ。
彼らの帰還に際しては花束の贈呈などまで行われ、それをテレビがにぎやかに報道するものだから、この騒動が右翼を使った日中分断工作であることにも気づかないB層大衆はまたしても洗脳されていくことになる。
そもそも、あの上陸した連中の顔は、明らかに暴力団ではないか。まあ、右翼と暴力団は別だとしてもいいが、暴力団でないなら、明らかに右翼だ。ここで右翼と言っているのは、権力の犬、という意味であり、その意味では警察や軍隊と同様に権力維持装置の一つにすぎない。右翼とは支配体制の一部なのである。
今どき、右翼左翼の分類など時代遅れだと言われるかもしれないが、実際はまだまだ有効なのであり、日本の労働者の貧困化は、左翼の敗退と同時に労働運動がどんどん後退していったことに原因がある。
その遠因は日本占領期におけるGHQの中の理想主義的社会主義者の一派である「民政局」が参謀第二部(CIA配下の情報部局)との権力闘争に敗れたことである、というのは孫埼亨の「戦後史の正体」などでも言われている通りだ。
つまり、左翼が衰退するとき、民衆の生活水準もまた低下していくわけで、これは左翼、つまり社会主義思想が民衆の生活向上を第一義とする思想であることからは当然の帰結である。政府権力が左翼を毛嫌いするのも、政府権力とは資本家のための組織であることからは当然の話だ。一番笑えるのは、貧乏人のくせに右翼である、という基地外どもだが、まあ、右翼活動家はそれで小金が手に入るのだろうから、ただの商売だ。左翼ではその活動で金が手に入ることはない。
さて、下記記事は上に書いた文章とはほとんど関係がない。(ように見えるだろう)
この記事を載せた意図は、今の社会では「非西欧ジャーナリズム」に接することしかまともな国際情報を手に入れる術は無い、と言いたいためだ。
今朝の新聞・テレビのどこにもこのような重大事件が報道されていないのだから、新聞やテレビなど情報源としては無益の存在だろう。
穿った見方をすれば、フィリピンというアメリカ支配下の資本主義国でのこのような反政府闘争はなるべく知られたくない、というのが世界の情報を支配するユダヤ企業の考えなのだろう。
(以下「ロシアの声」より引用)
ラジオ局「ロシアの声」 国際
フィリピン南部で政府軍と蜂起軍が衝突 4万人以上が避難余儀なく
タグ: 国際, フィリピン, アジア・オセアニア, 政治, 記事一覧
17.08.2012, 10:46
© Flickr.com/3dom/cc-by-nc
フィリピン南部で発生している政府軍と親イスラム派蜂起軍の衝突により、4万人以上が自宅から避難することを余儀なくされる。17日、フィリピン軍南部司令部の報道官が発表した。
それによれば、モロ解放イスラム運動の部隊と政府軍との衝突は先週から始まったという。蜂起軍側は政府軍の各拠点を攻撃し、5名の軍人が死亡したという。
現在、政府軍は形勢を建て直し、ヘリコプターを使った掃討作戦をマギンダナオ州で実施している。地元住民らは、戦闘活動地域から避難している。
タス
ネットにしても一見ニュースサイトのような体裁を取っていてもただの洗脳サイトであるようなものも少なからずあり、「NEWS U.S」などもその一つだろう。
マスコミが洗脳装置であるのは世界中で同じことであり、例の尖閣諸島・魚釣島への中国右翼の上陸騒動も香港の新聞などでは英雄扱いだ。
彼らの帰還に際しては花束の贈呈などまで行われ、それをテレビがにぎやかに報道するものだから、この騒動が右翼を使った日中分断工作であることにも気づかないB層大衆はまたしても洗脳されていくことになる。
そもそも、あの上陸した連中の顔は、明らかに暴力団ではないか。まあ、右翼と暴力団は別だとしてもいいが、暴力団でないなら、明らかに右翼だ。ここで右翼と言っているのは、権力の犬、という意味であり、その意味では警察や軍隊と同様に権力維持装置の一つにすぎない。右翼とは支配体制の一部なのである。
今どき、右翼左翼の分類など時代遅れだと言われるかもしれないが、実際はまだまだ有効なのであり、日本の労働者の貧困化は、左翼の敗退と同時に労働運動がどんどん後退していったことに原因がある。
その遠因は日本占領期におけるGHQの中の理想主義的社会主義者の一派である「民政局」が参謀第二部(CIA配下の情報部局)との権力闘争に敗れたことである、というのは孫埼亨の「戦後史の正体」などでも言われている通りだ。
つまり、左翼が衰退するとき、民衆の生活水準もまた低下していくわけで、これは左翼、つまり社会主義思想が民衆の生活向上を第一義とする思想であることからは当然の帰結である。政府権力が左翼を毛嫌いするのも、政府権力とは資本家のための組織であることからは当然の話だ。一番笑えるのは、貧乏人のくせに右翼である、という基地外どもだが、まあ、右翼活動家はそれで小金が手に入るのだろうから、ただの商売だ。左翼ではその活動で金が手に入ることはない。
さて、下記記事は上に書いた文章とはほとんど関係がない。(ように見えるだろう)
この記事を載せた意図は、今の社会では「非西欧ジャーナリズム」に接することしかまともな国際情報を手に入れる術は無い、と言いたいためだ。
今朝の新聞・テレビのどこにもこのような重大事件が報道されていないのだから、新聞やテレビなど情報源としては無益の存在だろう。
穿った見方をすれば、フィリピンというアメリカ支配下の資本主義国でのこのような反政府闘争はなるべく知られたくない、というのが世界の情報を支配するユダヤ企業の考えなのだろう。
(以下「ロシアの声」より引用)
ラジオ局「ロシアの声」 国際
フィリピン南部で政府軍と蜂起軍が衝突 4万人以上が避難余儀なく
タグ: 国際, フィリピン, アジア・オセアニア, 政治, 記事一覧
17.08.2012, 10:46
© Flickr.com/3dom/cc-by-nc
フィリピン南部で発生している政府軍と親イスラム派蜂起軍の衝突により、4万人以上が自宅から避難することを余儀なくされる。17日、フィリピン軍南部司令部の報道官が発表した。
それによれば、モロ解放イスラム運動の部隊と政府軍との衝突は先週から始まったという。蜂起軍側は政府軍の各拠点を攻撃し、5名の軍人が死亡したという。
現在、政府軍は形勢を建て直し、ヘリコプターを使った掃討作戦をマギンダナオ州で実施している。地元住民らは、戦闘活動地域から避難している。
タス
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