日本で新しく農地を手に入れるには、すでに農地を所有していないといけないという、摩訶不思議な法律があって、そのせいで農業に新規参入することがほぼ不可能になっている。一人で生きていくために自給自足程度の農業でもしたいなあ、と「おおかみこども」の母親の花ちゃんみたいな事を考えていても、実際には不可能だ、というわけである。老後の生活手段として農業を考えている人は世間には多いようだが、この「参入障壁」によって皆あきらめているはずだ。で、この既成農家保護の法律が逆に農業の活力を奪い、日本の農業を衰退させてもいるわけである。農家も農薬と肥料と機械化で金は出て行くばかりで、ほとんどの農家は利益はないはずだ。補助金があって、やっと生活ができるという程度だろう。もちろん、その補助金は税金から出ているから、日本国民の食う米や農作物の本当の値段は販売価格の5割増しくらいに考えるのが正解ではないか。したがって、TPPなどに入れば農家が全滅するのは日を見るより明らかである。そして、それは漁業でも同じだ。
だが、だからと言って、既得権に保護された農家や漁家を非難するのは筋違いであり、日本のこれまでの第一次産業政策を非難するべきだろう。
TPP問題を機にこれまでの農政の在り方を反省し、日本の第一次産業復活の戦略を立てるべきだろう。ただし、「農業の第六次産業化」というような役人の寝言では、まったく無意味であると今から予言しておく。
(以下「ネットゲリラ」から引用)
ネットゲリラ
偽百姓から土地を取り上げろ
野次馬 (2012年8月17日 14:34) | コメント(6)
百姓は、欲が深くて補助金漬けで生きてきたので、これからの日本国民の食料を供給するという大事な仕事を任せるにはどう考えても向かないので、特権で守られた「自称・農業」の連中から農地を奪い返さないと、農業の再生は出来ないと思う。幸い、都会でサラリーマンとして働いて来た人の中にも、老後は農業をやりたいというのも多いわけで、そういう人は、後継者なんか関係ない、自分が動けるあいだ、せいぜい10年かそこら、農地を使えればいいわけです。年金もあるので、「稼ぐ」必要はない。自分の食う分を作り、余った分はせいぜい直売所レベルで小遣い稼ぎが出来れば大満足だろう。日本中に耕作放棄地がいっぱいあるんだから、そういう人に無償で土地を貸し出すような仕組みを政治が考えるべき。特権階級になってしまった「自称・農業」にいくらカネをバラ撒いても無駄です。
就農希望者「農家になりたい!」 →国「農地法」 →農協「よそ者に土地なんか貸さない」 →失業へ
1 クロアシネコ(埼玉県) 2012/08/17(金) 13:00:29.84 ID:ytjNjvBMP
岐阜県養老町の養老公園近くの県道から脇道に少し入ると、竹林と木々に囲まれた中にぽっかりと畑が広がる。愛知県愛西市の酒井謙二さん(62)が昨年購入した土地だ。妻の恵子さん(62)と、サツマイモやトウモロコシなどを育てている。シカやイノシシが畑を荒らすため、頑丈な囲いを作った。
「この土地にどの野菜が合うか、試行錯誤中です」と笑顔を見せる。
酒井さんは大学農学部を卒業し、一般企業に就職。ずっと、移住して農業で生計を立てることにあこがれていた。自営業を経て数年前、ようやく農業を始めようとして、立ちはだかったのが農地法。
一定以上の面積を耕作する「農家」でないと農地が取得できないと知った。仕方なく、昨年十月に雑種地として公売にかけられていた土地約五千平方メートルを三百十八万円で手に入れた。
問題になったのは、固定資産税評価額。農地なら一平方メートル当たり約六十円だが、雑種地は同約一万円。酒井さんの土地は約五千万円と評価され、本年度は約四十八万円課税された。
「三百十八万円で買ったのに、評価額が五千万円なんて納得できない」
一部で既に耕作を始めており、見た目は畑。同町の税務担当者に現場を見てもらうなど、評価額を再検討してもらった。
だが、だからと言って、既得権に保護された農家や漁家を非難するのは筋違いであり、日本のこれまでの第一次産業政策を非難するべきだろう。
TPP問題を機にこれまでの農政の在り方を反省し、日本の第一次産業復活の戦略を立てるべきだろう。ただし、「農業の第六次産業化」というような役人の寝言では、まったく無意味であると今から予言しておく。
(以下「ネットゲリラ」から引用)
ネットゲリラ
偽百姓から土地を取り上げろ
野次馬 (2012年8月17日 14:34) | コメント(6)
百姓は、欲が深くて補助金漬けで生きてきたので、これからの日本国民の食料を供給するという大事な仕事を任せるにはどう考えても向かないので、特権で守られた「自称・農業」の連中から農地を奪い返さないと、農業の再生は出来ないと思う。幸い、都会でサラリーマンとして働いて来た人の中にも、老後は農業をやりたいというのも多いわけで、そういう人は、後継者なんか関係ない、自分が動けるあいだ、せいぜい10年かそこら、農地を使えればいいわけです。年金もあるので、「稼ぐ」必要はない。自分の食う分を作り、余った分はせいぜい直売所レベルで小遣い稼ぎが出来れば大満足だろう。日本中に耕作放棄地がいっぱいあるんだから、そういう人に無償で土地を貸し出すような仕組みを政治が考えるべき。特権階級になってしまった「自称・農業」にいくらカネをバラ撒いても無駄です。
就農希望者「農家になりたい!」 →国「農地法」 →農協「よそ者に土地なんか貸さない」 →失業へ
1 クロアシネコ(埼玉県) 2012/08/17(金) 13:00:29.84 ID:ytjNjvBMP
岐阜県養老町の養老公園近くの県道から脇道に少し入ると、竹林と木々に囲まれた中にぽっかりと畑が広がる。愛知県愛西市の酒井謙二さん(62)が昨年購入した土地だ。妻の恵子さん(62)と、サツマイモやトウモロコシなどを育てている。シカやイノシシが畑を荒らすため、頑丈な囲いを作った。
「この土地にどの野菜が合うか、試行錯誤中です」と笑顔を見せる。
酒井さんは大学農学部を卒業し、一般企業に就職。ずっと、移住して農業で生計を立てることにあこがれていた。自営業を経て数年前、ようやく農業を始めようとして、立ちはだかったのが農地法。
一定以上の面積を耕作する「農家」でないと農地が取得できないと知った。仕方なく、昨年十月に雑種地として公売にかけられていた土地約五千平方メートルを三百十八万円で手に入れた。
問題になったのは、固定資産税評価額。農地なら一平方メートル当たり約六十円だが、雑種地は同約一万円。酒井さんの土地は約五千万円と評価され、本年度は約四十八万円課税された。
「三百十八万円で買ったのに、評価額が五千万円なんて納得できない」
一部で既に耕作を始めており、見た目は畑。同町の税務担当者に現場を見てもらうなど、評価額を再検討してもらった。
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