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徽宗皇帝のブログ

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米国の北朝鮮挑発は対ロシア封じ込めが目的か
米国の北朝鮮への突然の挑発行為(民間映画会社のコンピュータをハッキングしたとかどうとか。政府が口出しするほどのことか! 茶番である。そもそも、政府が口出しし注意するべきは、一国の元首を侮辱する映画を作り、公開するという悪質な行為に対してだろう。)の裏側の意図が、下の「櫻井ジャーナル」記事の一節で分かったように思うので、転載しておく。ロシアの北朝鮮援助は知っていたが、米国の北朝鮮攻撃(今のところは「口撃」だが)がそこに起因していることには気づかなかった。
私は、北朝鮮はむしろ、(東アジア分断工作のために)東アジアにおけるヒール(プロレスの悪役)の役割をアメリカから命じられているのではないか、と思っていたのである。日本の保守政権に問題が起こりそうになるとタイミングよく北朝鮮からテポドンが日本海に打ち込まれ、問題がうやむやになるから、そう考えていたわけだ。朝鮮戦争では米国と北朝鮮は敵だったって? 政治は流動的なものだ。表向きの敵と水面下で手を組むなど、珍しくはないだろう。まあ、そうだとしても、「ロシアとこれ以上仲良くするとどうなるか分かっているな」という脅しをこの事件の背後で米側が北朝鮮にかけている、とも取れる。さて、北朝鮮はどうするか、見ものである。
かりにアメリカが北朝鮮をテロ国家認定し(以前からそうしていたが、いつのまにか無視されていた。)、「民主化」内乱を扇動し始めたら、韓国や日本はそれを喜んでばかりもいられない。この三国に中露米を巻き込んだ極東戦争の勃発の可能性もあるからだ。


(以下引用)赤字部分は徽宗による強調。



もっとも、その前からロシアは東アジアにも目を向けていて、2012年には朝鮮がロシアに負っている債務の90%(約100億ドル)を帳消しにし、10億ドルの投資をすると提案した。韓国へ天然ガスを送るパイプラインや鉄道を建設したいようだ。中東から石油を運んでこようとすると、アメリカや日本にルートを止められてしまう恐れがあり、ロシアからのパイプラインができれば外交の幅が広がる。逆に、アメリカにとっては許しがたい計画ということになる。朝鮮には資源も眠っているようで、ロシアはその開発にも興味があるだろう。



(徽宗追記)少し時間があるので、北朝鮮の今後をネット上のフリー易占いで占ってみた。結果は「坎為水」上六で、最悪である。「坎」は「陥没」の陥と同じようなもので、「坎為水」は「水」の卦が二つ重なったもの。水に溺れるような困難が待ち構えている、ということだ。上六:高位にある陰険な小人が妄進して縄で縛られるような険難に陥る。三年間は茨の中から抜け出せない。(正しい道を外れているから凶なのである、と補足されている。)



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