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緊迫する「NATO対ロシア」情勢

「ギャラリー酔いどれ」経由で、「櫻井ジャーナル」記事を転載。色字部分は酔いどれ氏による強調だと思う。
現在、世界情勢について一番信頼できる分析眼を持っているのは「櫻井ジャーナル」氏だと思うので、転載したわけである。田中宇あたりも膨大なマスコミ記事を渉猟して記事を書いているようだが、そのネタ元はほとんど西側マスコミ記事かと思われるので、信頼度は著しく低いものにならざるを得ない。西側マスコミが、P・C・ロバーツの言う「売女マスコミ」であるのは、世界の常識になりつつあるのではないか。


(以下引用)


◆http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201511240001/
櫻井ジャーナル  2015.11.24
NATO加盟国のトルコ軍がロシアの戦闘機を撃墜、
 NATO対ロシアの構図を作ろうとしている可能性



シリアとトルコの国境近くでロシア軍のSu-24が撃墜された。
https://www.youtube.com/watch?v=LW1qGWw5PBU
Turkey downs Russian fighter jet near Syrian border

ロシア側はシリア領空を飛行中、地上からの攻撃で撃ち落とされた可能性が高いと発表、

トルコ側は領空を侵犯した「国籍不明機」をF-16が警告した上で撃墜したと主張している。

現段階ではSu-24がどの地点を飛行していたか明確でないが、
ロシア側は記録が残っているとしている。

本ブログでは何度も書いているが、現在、ロシア軍の空爆で
壊滅的な打撃を受けているIS(ISIS、ISIL、ダーイッシュなどとも表記)と
最も密接な関係にあるのはトルコ政府


これまでISを含む反シリア政府軍に拠点を提供、兵站ラインはトルコからシリアへ延び、
その兵站ラインをトルコの軍隊や情報機関が守ってきた。

ここにきてロシアはISの石油関連施設や燃料輸送タンカーを破壊、
アメリカ軍も警告つきながら、攻撃を始めた。

その石油を扱っている会社としてサウジアラビアのARAMCOや
アメリカの会社でカタールに大きな影響力を持っているエクソン・モービル
といった名前が挙がっているが、盗掘から業者まで運んでいるのが
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の息子が所有する
BMZ社だ
と言われている。

トルコのジェイハンからタンカーでイスラエルへ輸送し、
そこで偽造書類を受け取ってEUで売りさばくという仕組みだともいう。

ロシア軍やアメリカ軍の空爆で
エルドアンは個人的にも厳しい状況に陥っている可能性が高い。

これまでもトルコはNATO軍対ロシア軍という構図を作ろうとしていた

言うまでもなくトルコはNATO加盟国であり、トルコとロシアが戦闘になれば
自動的にNATO軍対ロシア軍という構図ができあがる。

撃墜した相手がロシア軍機だということはトルコ軍がわからないはずはなく、
報復攻撃を誘うためにロシア軍機を撃墜したのかもしれない

トルコ政府はギャンブルに出たのかもしれないが、
そうした展開になる可能性は小さいだろう。 

ギャンブルは失敗することが圧倒的に多い


その後、ロシアのウラジミル・プーチン大統領は、撃墜されたSu-24が飛行していたのは
シリア領空、トルコとの国境から1キロメートルの地点で、
高度は6000メートルだったと説明した。

ロシア軍機はISを攻撃してから帰還する途中で、
トルコのF-16が発射した空対空ミサイルで撃ち落とされたとしている。

トルコに対して何ら脅威になるようなことは行っておらず、
撃墜は許容できないとも発言した。

FSAを名乗るグループによると、撃墜されたSu-24のパイロットは脱出に成功したが、
地上でFSAの戦闘員が殺害、救出に来たロシアのヘリコプターを
アメリカから提供されたTOWミサイルで破壊した。
https://www.youtube.com/watch?v=IschF-ihjS0
24/11/2015

なお、撃墜現場の周辺にFSAは勢力圏を持っていない。

また、FSAの幹部、アブデル・ジャバール・アル・オカイディによると、
FSAの約10%はアル・カイダ系のアル・ヌスラである。

ネオコンのジョン・マケイン上院議員を中心とするグループが
トルコのエルドアン大統領に対し、

国防総省はバラク・オバマ大統領と対決する用意ができていて、
これを知っているロシアは シリアから手を引くと伝えたとする情報が
アメリカから流れている


この話が事実で、エルドアンがマケインの話を信じた場合、
世界はきわめて危険な状態になる


マケインはアル・カイダ、IS、ネオ・ナチと結びついている好戦派で、
精神的に不安定な人物だともされている。

西側のメディアが いつ「社会の木鐸」だったのかは知らないが、
2001年9月11日以降は公然と嘘をつくようになった。

勿論、政府も同じ。

イラクを先制攻撃する口実に使われた「大量破壊兵器」の場合、
嘘をついた本人も嘘を認めているが、その後も嘘をつき続けている。

BBCにしろ、CNNにしろ、アル・ジャジーラにしろ、FOXにしろ、
勿論日本のマスコミにしろ、 まず疑ってかかる必要がある


にもかかわらず、今でもそうしたメディアや西側の政府(特にアメリカ)の流す情報を
信じる人がいるとすれば、相当の健忘症なのか、嘘の共犯者なのだろう。

トルコやアメリカ、つまりNATO側はロシアのSu-24が領空を侵犯、
警告を無視したと主張しているが、

ロシア政府はロシア軍機はトルコ領空へ入っていないだけでなく、
トルコのF-16戦闘機が撃墜の際にシリア領空を侵犯していることを
シリア側のレーダー記録で確認したとしている。

警告もなかったという。

そうした状況を踏まえ、ロシア政府はミサイル巡洋艦のモスクワを海岸線の近くへ移動させ
何らかの敵対的な行動が予想された場合は攻撃すると警告した。

この海域にはフランスの空母ド・ゴールと
アメリカの空母ハリー・S・トルーマンが向かっているので、
軍事的な緊張はさらに高まりそうだ。

ロシアは脅しても屈服しないということをネオコンはまだ理解できていないのか、
世界大戦/核戦争を臨んでいるのだろう



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