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徽宗皇帝のブログ

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自分を縛り首にする縄を自分で編んだギリシャ国民
ギリシャ国民は最後の最後でびびってシリザへの投票をためらってしまった。その結果がメルケル(訂正:「メルケル」ではなく、独外相であった。だが、当然メルケルの指示によるものに決まっている)の下の発言である。笑ってしまう。「ギリシャの改革内容は交渉余地ない」だと。つまりIMFやEUの言うがままに従え、ということである。これまでそうしてきた結果が、ギリシャの今の惨状ではないか? 
ギリシャがユーロ離脱、ひいてはEU離脱の可能性があった間はメルケルもこんなに強気な発言はしなかったと思うが、ギリシャ国民の弱腰を見て、俄然本性を剥き出しにしてきたわけだ。
交渉の余地が無い、とされている「ギリシャの改革内容」とは、結局、国家の借金返済を最優先し、そのために国民生活は最大限の犠牲を払え、ということである。ギリシャ国民はそれが分かっていて、緊縮策推進派に投票したのだろうか?
とするなら、この日本でも衆議院の解散総選挙があった場合、消費税増税に賛成した議員に投票する中下層階級(つまり国民の99%だ)が存在する可能性は大いにある、ということだろう。どうか、野田総理、消費税増税の是非を争点として衆議院を解散し、総選挙を行ってください。それで増税派議員が過半数を占めるなら、もう何も言いません。


(以下引用)

ギリシャの改革内容は交渉余地ない、期限は話し合う用意=独外相
ロイター 6月18日(月)16時34分配信
[ベルリン 18日 ロイター] ドイツのウェスターウェレ外相は18日、ギリシャ議会再選挙で欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)と合意した緊縮策の推進派が勝利したことを受け、ギリシャの改革プログラムの内容に交渉の余地はないとあらためて表明した。ただし、その期限についてはドイツは話し合う用意があると述べた。

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