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徽宗皇帝のブログ

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自由貿易の罠
「酔生夢人ブログ」に載せてあった記事だが、政治経済の重要問題なので、こちらのブログに載せておく。ただ、引用記事冒頭はさほど重要性がないと思うので、省略する。
で、特に考察はしない。孔徳秋水氏の言うとおりだと私も思う。なお、中野剛志氏も自由貿易について同じようなことを言っているが、秋水氏のように端的に言うほうが理解しやすいだろう。

(以下転載)

DSによる世界支配のメカニズム(自由貿易の罠)

100回に99回はろくでもない記事を書く「馬鹿国民帝国日本の滅亡」ブログだが、最新記事は(一部に馬鹿発言もあると私には思えるが)宝石のような内容である。その重要部分だけ抜粋して転載する。本来は「政治経済ブログ」に載せるべき内容だが、とりあえずここに載せておく。「随想」ではなく「メモ」であるが、後での検索のためジャンルは「随想(政治・社会)」にする。

(以下引用)



 




しかし、それにしても「自由貿易」だけで、なぜ、ここまで「支配」されてしまうのか?




 




要因は、ふたつある。




 




植民地支配に都合のよい「仕組み」が作られている。「経済成長」という口実でだ。




 




植民地支配の仕組み・その①




 




関税と消費税




 




まさに、国賊メディアがこぞって宣伝し、推進してきたものである。




 




「関税自主権」は「国家自立」の要諦であるが、これが「自由貿易協定」で潰される。




 




これにより、育てたい国内産業は潰されて、外国の巨大資本の支配下に置かれる。




 




ボクシングや柔道でも「階級制」になっており、「ハンデ」がつけられる。




 




これを無制限に「無差別」にしたら、どうなるか?




 




「関税撤廃」は、ボクシングも柔道も「無差別級オンリー」ということである。




 




いやいや、相撲でも、あれは「無差別」のようであって「決まり」がある。




 




「無差別級オンリー」でスポーツ競技は発展するだろうか?




 




それは、きわめて限られた条件でのみ許されることであろう。




 




現に、アメリカはTPPに加入しない。「貿易自主権」を維持したいからである。




 




 




さらに「消費税」だが、これには「益税」がある。




 




輸出産業には、「税還付」というかたちの事実上の補助金が支払われる。




 




当ブログは、




 




「消費税の本質は、マイナス関税」だと唯一指摘したのだが?




 




 




こうやって、現在の「自由貿易」は、




 




グローバル企業を「税金で支える」仕組みになっている。




 




 




消費税撤廃と関税自主権復活は、植民地支配脱却に必要不可欠の政策である。




 




 




植民地支配の仕組み・その②




 




TPP等の「自由貿易協定」




 




現在、国際条約が各国の憲法に優先する仕組みになっている。




 




日本国憲法の問題も、日米安保条約の下位法になっていることにその本質がある。




 




もしも、9条を変えてしまえば、事実上、自衛隊は米軍になってしまう




 




それで、どうしても国内法で自衛隊を統治するために




 




「自衛隊は軍隊ではない」ことにしておく必要があるのだ。




 




 




それと今回の「コロナ禍」で観察された諸事実だが…




 




自動PCR検査機がなかなか国内に供給されず、「人海戦術」を強いられたが、




 




これは当ブログでも取り上げたが、フランスへの供給を優先させた結果である。




 




なぜか?




 




そういう契約になっていたからだ。




 




 




国内法や国内事情に企業契約が優先する。




 




 




グローバル経営にかかるリスクを軽減するための「条約」なのだが、




 




「コロナ禍」のような場合には特にその問題点が顕現化する。




 




国内の人名や国民の健康よりも、外国企業の利益が優先されるのである。




 




 




よって、ワクチンについても重要情報が積極的には開示、広報されなかった。




 




おそらく、「損害賠償」とかを請求されることになるからだろう。




 




 




したがって。こうした「問題の構造」を見ずして、ただただ…




 




「ワクチンが~」「ワクチンが~」と騒ぐことの非生産性を理解することだ。

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