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徽宗皇帝のブログ

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遅刻した人は教室に入れません、か?
「つむじ風」ブログのコメントに面白い記事があったので、転載する。TPPに日本の意向などまったく反映されることはない、ということの証明のようなものだ。
そもそも、TPP参加国のうちアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドは同じアングロサクソンの国家という一心同体(一心異体か)であり、後は主権国家かどうかもあやしいもと植民地ばかりである。
つまり、TPP加盟国のうち、独自の理念や見解を持ちうる可能性のある国は、「まともに総理が選ばれた場合の」日本だけだったわけである。その日本をTPPの内容を確定する交渉に入れて邪魔されてたまるものか、というのがアングロサクソンの本音だろう。そういう「アングロサクソンによるアングロサクソンの利益のための共同体」に日本が加わろうというのが野田総理のTPP交渉参加表明である。
まるで現代のイソップ物語が作れそうだ。狼の会議の中にのこのこ入って行き、それが自分の利益になると思いこんでいる馬鹿な羊か兎である。


(以下引用)


TPP、首相さっそく厳しい洗礼 加盟国会合招かれず


 オバマ米大統領が12日朝にホノルルで開く環太平洋経済連携協定(TPP)交渉9カ国の首脳会合に、野田佳彦首相が招待されない見通しであることが11日わかった。9カ国が積み上げた交渉の成果を大枠合意として演出する場に、交渉参加を表明したばかりの日本は場違いとの判断が背景にあるものとみられ、TPP交渉の厳しい「洗礼」を受ける形だ。

 日本政府の一部には、野田首相がアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議前に「交渉への参加」を表明すれば、TPP首脳会合にも招待される可能性があると期待があっただけに、落胆が広がっている。TPP交渉を担当する日本政府高官は「日本(の出席)は少し違うということだろう」と語り、現時点では、出席できない見通しであることを認めた。

 昨年11月に横浜であったAPEC首脳会議の際にも、TPP関係国の首脳会合が開かれ、当時の菅直人首相がオブザーバーとして招かれ参加していた。(ホノルル=尾形聡彦)


投稿 菅 | 2011-11-12 21:33

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