「日刊ゲンダイ」所載の金子勝の記事の一部だが、考察ネタとして転載する。考察はいずれやるつもりだが、下の記事での金子の考えは、直感的にだが的外れな気がする。金子の反政府(反自民)姿勢は評価するが、経済学者としてはどんなものだろうか。
(参考)次の記事の内容と金子の記事を対照してみると、金子の発言が底が浅いことが分かる。
(以下引用)
国家の倒産を防ぐ経済政策、あるいは倒産した国を立て直す経済政策を考える時が来ている。当面の課題は金融政策の柔軟性を回復することだ。「安倍・黒田勘定」とでも呼ぶべき特別勘定をつくり、借り換えができなくなった国債を封じ込めるしかない。大企業などに対する課税を強化し、新たな財政赤字を出さない国家運営へのシフトが必須だ。トリプル安に見舞われた英国のスナク新首相が、財政支出削減や金融引き締めへとカジを切ったのと同じ理屈である。
日本の産業は衰退著しいだけでなく、寡占化も深刻だ。電力もガスも鉄道もロシアのオリガルヒ(新興財閥)のような一部資本に独占され、プーチン型経済にはまり込んでいる。産業の立て直しには、電力オリガルヒの解体が最重要課題だ。再生可能エネルギーへの転換、蓄電池などの活用。貿易赤字を減らすためにエネルギーと食料の自給率を高め、地域分散型の経済を展開しなければならない。再分配を強め、 教育研究への投資を軸にイノベーションを活発にし、雇用創出を実現している北欧に多くのヒントがある。
(参考)次の記事の内容と金子の記事を対照してみると、金子の発言が底が浅いことが分かる。
海外「日本が正しかったんだ…」 資源の確保で日本が一人勝ち状態にあると米高級紙が指摘
現在世界的にガスの不足や高騰が続いていますが、
米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、
日本だけは不足や制御不能な価格に直面していない、
と指摘する記事を配信しています。
その秘密は、液化天然ガス(LNG)の長期契約。
日本は主要な取引相手と10年以上の契約を結んでおり、
その事が「世界最大の買い手」である日本に、
大きな恩恵をもたらしていると記事は指摘しています。
長期契約はリスクもあるため「近年不人気」でありましたが、
昨今の世界的なエネルギー危機を受け、
欧州も日本と同じ戦略を再考するようになっているとの事です。
また記事では、日本はアメリカやオーストラリア、
マレーシアなど様々な国とLNGの長期契約を結ぶ事で、
リスクヘッジを行なっている事も紹介。
他の北東アジア諸国に比べ購入価格は3分の1ほどで、
また、長期契約が全体の4割に過ぎないヨーロッパと、
非常に対照的である事を指摘しています。
記事は最後に米国のLNG団体の最高責任者の話を紹介しています。
「安定した供給増加を促す唯一の方法は、
長期契約による資金調達なのです」
記事や関連投稿には、様々な意見が寄せられていました。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。

米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、
日本だけは不足や制御不能な価格に直面していない、
と指摘する記事を配信しています。
その秘密は、液化天然ガス(LNG)の長期契約。
日本は主要な取引相手と10年以上の契約を結んでおり、
その事が「世界最大の買い手」である日本に、
大きな恩恵をもたらしていると記事は指摘しています。
長期契約はリスクもあるため「近年不人気」でありましたが、
昨今の世界的なエネルギー危機を受け、
欧州も日本と同じ戦略を再考するようになっているとの事です。
また記事では、日本はアメリカやオーストラリア、
マレーシアなど様々な国とLNGの長期契約を結ぶ事で、
リスクヘッジを行なっている事も紹介。
他の北東アジア諸国に比べ購入価格は3分の1ほどで、
また、長期契約が全体の4割に過ぎないヨーロッパと、
非常に対照的である事を指摘しています。
記事は最後に米国のLNG団体の最高責任者の話を紹介しています。
「安定した供給増加を促す唯一の方法は、
長期契約による資金調達なのです」
記事や関連投稿には、様々な意見が寄せられていました。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。

(以下引用)
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