「晴耕雨読」から転載。
久々のいいニュースである。TPPは東日本大震災以上に国家を壊滅させる「経済的大津波」である、と私は何度か書いてきたが、その正体を知る者が増えてきて米国議会も大半が反対に回ったようだ。まさに、「日光に当たったドラキュラ」となりつつあるようだが、まだ安心はできない。今回のTPPは国家主権侵害、企業統治(コーポラティズム)があまりにも露骨だったから、国際的にも反対者が多かったのだが、今後は見えない形での世界的な企業統治工作が進められるだろう。いや、今の今にも彼ら(ドラキュラ企業とその配下の政治家・官僚たち)は、いかにして人民の血をすするか、という新しい方策を立てている、と考えるべきである。
今回のTPP工作において中盤まで維持された、「何が秘密かは秘密」という手口は、これから先、いっそう強化されるだろう。
TPPについての啓蒙活動をしてくれた世界各国、そして日本の著名人や無名人の方々に心から感謝したい。彼らがいなければ、このドラキュラ条約はまんまと成功していただろう。
(以下引用)
久々のいいニュースである。TPPは東日本大震災以上に国家を壊滅させる「経済的大津波」である、と私は何度か書いてきたが、その正体を知る者が増えてきて米国議会も大半が反対に回ったようだ。まさに、「日光に当たったドラキュラ」となりつつあるようだが、まだ安心はできない。今回のTPPは国家主権侵害、企業統治(コーポラティズム)があまりにも露骨だったから、国際的にも反対者が多かったのだが、今後は見えない形での世界的な企業統治工作が進められるだろう。いや、今の今にも彼ら(ドラキュラ企業とその配下の政治家・官僚たち)は、いかにして人民の血をすするか、という新しい方策を立てている、と考えるべきである。
今回のTPP工作において中盤まで維持された、「何が秘密かは秘密」という手口は、これから先、いっそう強化されるだろう。
TPPについての啓蒙活動をしてくれた世界各国、そして日本の著名人や無名人の方々に心から感謝したい。彼らがいなければ、このドラキュラ条約はまんまと成功していただろう。
(以下引用)
2014/3/2
「TPPは漂流が決定的となりました。シンガポールでのTPP閣僚会議の報告:山田正彦氏」 TPP/WTO/グローバリズム
2014年2月28日(金曜日)
シンガポールでのTPP閣僚会議の報告 から転載します。
米国のパブリック・シチズンのBurcuさんから、シンガポールでのTPP閣僚会議での報告を受けました。
閣僚会議の状況は、私の出版パーティーの途中に生中継で首藤信彦(国民会議事務局長)から現地での報告を受けていましたが、その通りで白けた雰囲気のなか、次回のことすら決められずに終わりました。
これでTPPは漂流が決定的となりました。今年はマレーシア、ベトナム、チリも大統領が変わって反対となれば、WTOのようにドーハ化して頓挫する可能性がでてきました。
…
これは、米国で国会議員が秘密協定の内容にアクセスできるようになって、与党、民主党のほとんどの議員が反対に回ったからです。
オバマ大統領も、安倍総理と自民党が5品目のうちコメと麦、砂糖が守れれば、牛、豚肉などは段階的に関税撤廃はやむを得ないとしても、のむわけにはいかなかったのです。
ここで、私達が気を付けなければいけないのは、米国の議員が反対に回ったのは色々有りますが、一番は雇用の問題です。
カナダ、メキシコとの北米自由貿易協定で経済が成長するどころか、メキシコから安い労働力が入って米国人が500万人失業して、40000の工場がメキシコに出て行って、工業の25%か、空洞化したのです。
結果、給料が41年前まで下がったのです。
ここでアジアとのTPP協定を結んだら、経済が成長するのではなく、米国民の雇用が失われることを心配したのです。
(以下略)
シンガポールでのTPP閣僚会議の報告 から転載します。
米国のパブリック・シチズンのBurcuさんから、シンガポールでのTPP閣僚会議での報告を受けました。
閣僚会議の状況は、私の出版パーティーの途中に生中継で首藤信彦(国民会議事務局長)から現地での報告を受けていましたが、その通りで白けた雰囲気のなか、次回のことすら決められずに終わりました。
これでTPPは漂流が決定的となりました。今年はマレーシア、ベトナム、チリも大統領が変わって反対となれば、WTOのようにドーハ化して頓挫する可能性がでてきました。
…
これは、米国で国会議員が秘密協定の内容にアクセスできるようになって、与党、民主党のほとんどの議員が反対に回ったからです。
オバマ大統領も、安倍総理と自民党が5品目のうちコメと麦、砂糖が守れれば、牛、豚肉などは段階的に関税撤廃はやむを得ないとしても、のむわけにはいかなかったのです。
ここで、私達が気を付けなければいけないのは、米国の議員が反対に回ったのは色々有りますが、一番は雇用の問題です。
カナダ、メキシコとの北米自由貿易協定で経済が成長するどころか、メキシコから安い労働力が入って米国人が500万人失業して、40000の工場がメキシコに出て行って、工業の25%か、空洞化したのです。
結果、給料が41年前まで下がったのです。
ここでアジアとのTPP協定を結んだら、経済が成長するのではなく、米国民の雇用が失われることを心配したのです。
(以下略)
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