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徽宗皇帝のブログ

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人類は正解するか
「こんな感じで」というアニメ感想ブログの記事の一節で、現在6回まで放映中のアニメ「正解するカド」の、或る回(第4回か第3回)の感想の一部である。
要するに、人類が或る日突然フリーエネルギーを手に入れたら世界はどうなるか、という思考実験的な話のようで、アニメはふだん見なくても、政治や経済に興味のある人には面白いのではないか、と思って紹介した次第だ。私自身、このアニメは一度も見ていない。何しろ「正解するカド」という題名では見る気もしない。「カド」とは何か、知りたいとも思わないし、それが何を正解するのかも興味は無いし、最初から「正解する」と決まっている話なら見る価値もない、と思っていたのだwww
しかし、下で書かれているように、「ワム」というフリーエネルギーを異星人だか異次元人だかが人類に、それも日本に与えた場合、どんな結果になるか、という問題には興味がある。むしろ、若者よりも、真面目に社会問題を考えることを好む年齢の人間に合っているアニメなのではないだろうか。若者は遊ぶことと異性にしか興味がないのが普通だろう、と私は過去の自分を顧みてそう思っているので。アニメや漫画にしても、頭を使うよりは「俺は海賊王になる!」みたいな話が好みではないか。


なお、引用記事の中の「ワムを日本に享受する」は「提供する」の間違いだろう。
ついでに言うと、20歳くらいの私は「享受(きょうじゅ)」を「ていじゅ」と読んでいたwww  「享」と「亭」の字が違うことに気づいていなかったというより、似た字体だから、読みも同じようなものだろう、といい加減に考えていたのだと思う。



(以下引用)


日本政府とヤハクィザシュニナの会談は、いざ始まってみると「情報の不平等を解消したい」とヤハクィザシュニナが自分自身やカドのことについての説明に終始しました。日本政府側は何も情報を持っていないので、説明してもらわないことには話が進まないのですが。

ただ、政府側は空港を占拠されていると思っていることと、カドに飲み込まれた乗客たちが人質になっていると捉えているみたいなので(状況だけみたらそのとおりで)、その辺の誤解を先に解いてあげたらいいのにとは思ったけど。もちろんカドとは何か知りたいのはいうまでもないのですが。

ヤハクィザシュニナの説明によると…
  • ヤハクィザシュニナがやってきたのは宇宙の外「異方(ノヴォ)」
  • 高次元」という言い方は正しくない。あくまでも「異方
  • カドは異方と宇宙の境界線でもあり、変換機構でもある
  • 日本を選んだのは「ユノクル」が安定しているから
  • ユノクルとは「心」が51%一致する一番近い言葉。正確に翻訳できる言葉はない。共感や共有を意味する。余っているものを分け与えることが、ユノクル?
  • 異方と宇宙を交換すると元は一つだけれど2つに見える。
  • 異方から無限にエネルギーを取り出すことができるのが「ワム
  • 「ワム」を日本に享受する

ヤハクィザシュニナに「アレをやってみせたらどうだ」とか、言葉の正確さについて言い合いしたり、…仲良く見えますね。真道が心が柔らかくていい人なんでしょうね。ヤハクィザシュニナが勝手に停電させるなど派手なデモンストレーションを行ったときも、やったことそのものよりも前もって言わなかったことだけ怒ってたしw
信頼関係が見えます。

ヤハクィザシュニナの「人よ、どうか正解されたい」という言葉。「ワム」は食べきれないほど余っているパンで、それを日本人がどうするのかという課題ですね。ユノクルが安定してる場所を選んだのはこれが理由ですね。もちろん世界中へ分配しようと考えると思いますが、すべての世界でユノクルは安定していないんですよ…。自分が満足する量で充分なのが普通なのですが、「人よりも多く」という考え方しかできない人もいますね。本当はパン1個でお腹いっぱいになるけれど、2個食べられる人がいるなら、(食べられないのに)3個ほしいと思う、そういうことです。

早速、次回予告では厳しい展開になっていました。
この話はどこへ進んで行くんでしょうね。次回も楽しみです。




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