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徽宗皇帝のブログ

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カマラの馬鹿さが露呈しつつあるか
アメリカ政界に詳しい政治評論家の多くが言っていたように、「カマラ・ハリスは無知で頭が悪いから自滅する」ということが現実化しつつあるようだ。
ただし、基本的にユダ金支配下にあるアメリカのマスメディアが下のような記事を書いたことは、「たとえ、選挙でカマラが勝っても、それはカマラという人物の実像に気づかなかった、あなた方アメリカ国民の愚鈍さのせいであって、私たちはちゃんと報道した」というエクスキューズだろう。
つまり、選挙操作があっても、それを誤魔化すわけだ。マスメディア全体としては民主主義に反する不公平なカマラ擁護であることは変わっていない。

(以下引用)

「冗長で曖昧、意味不明」カマラ・ハリスの初のインタビューを私はこう見る© ニューズウィーク日本版

カマラ・ハリスは「価値観は変わっていない」と言うが(9月4日、ニューハンプシャー州の選挙集会で) Brian Snyder-REUTERS

<大統領候補となって初めてメディアの独占インタビューに応じたハリスは、深い論理の迷宮にはまり込んでいた>

「私の政策上の観点や決定において最も大切で最も重要なのは、私の価値観は変わっていないということだ」


11月の米大統領選挙に向けて民主党から大統領候補に指名されたカマラ・ハリス副大統領が、8月29日、CNNのダナ・バッシュ記者による独占インタビューに応じた。


この中で、民主党の候補者指名を辞退したジョー・バイデン大統領から後継に指名された後、一部の政策をめぐって以前とスタンスを変えた理由について問われたハリスは、長々と言葉を並べ立ててこう答えたのだ。


世界で最も大きな権力を持つアメリカ大統領になろうとしている人物に対して極めて適切な質問をしたにもかかわらず、バッシュはどこか気まずそうな様子だった。

一方のハリスは、バッシュがどんな問題についても自分を厳しく追及してくることはないだろうと確信している様子だった。


おそらくハリスは、今回のインタビューの主な目的が「メディアの追及を回避している」という批判から自分の選挙活動を守ることだと知っていたのだろう。


だから彼女は、自分の「価値観」が何か、5週間前に事実上の大統領候補になる前に掲げていた政策と大きく異なる政策を支持するようになった理由は何か、あるいは、アメリカ国民が自分を信じるべき理由について説明することはなかった。

わずか27分間、おまけに副大統領候補も同席

CNNはインタビューの放送前に90秒の予告編を公開し、その中でもハリスの冗長で曖昧な回答が紹介されていたが、インタビュー全編はわずか27分間だった。


この時間内にハリスの選挙運動の様子を伝える映像も流され、また副大統領候補であるティム・ウォルズもインタビューに異例の同席をしていたため、ハリスの実際の登場時間はもっとずっと短かった。


同じCNNのアンカー、アンダーソン・クーパーが皮肉を込めて指摘したように、ウォルズの同席はおそらく、ハリスが事前に知らされていない質問にさらされる時間を減らすためだったのだろう。


しかもハリスは、口を開けば、選挙活動の中で避けようとしてきたはずの「罠」に何度も自ら足を踏み入れた。


「大統領就任の初日に何をするか」というバッシュの質問に対して、ハリスは「中間層を支援し、強化する」と答え、アメリカ人は「新たな道に進む準備ができている」と確信しているとつけ加えた。


就任初日の1日で何ができるのかを具体的に述べることはなく、むしろ彼女が副大統領として支えてきたことを「誇りに思う」とインタビューで後に語った現政権による4年間に及ぶ統治を経ても、「中間層が支援を必要としている」理由は何なのかという当然の疑問を引き起こした。


さらにハリスは、アメリカ人がなぜバイデン=ハリス政権のレガシーから逃れて、ハリス率いる「新たな前進の道」を進むべきなのかについても説明しなかった。国民の約80%は、4年前よりも暮らし向きが悪くなっていると感じている中でだ。

世論調査の専門家であるフランク・ランツは、ハリスの回答について「実質的に無価値」で「良いスタートではなかった」と評した。

「ハリスややリード」から「トランプややリード」へ

ほかにも失敗はあった。


有権者が最も重視している問題の一つである、米南部の国境地帯から流入してくる不法移民について質問を受けたハリスは、自分はカリフォルニア州司法長官としてこの問題に取り組んできたと得意げに語った。


だが彼女は、副大統領としてバイデンから移民の制御を任され、移民たちに「アメリカに来ないで」と警告を発したにもかかわらず、少なくとも720万人の移民がその警告を無視してアメリカに流入したという事実を忘れていたようだ。


そしてバッシュが環境問題に話題を移すと、ハリスはさらに深い論理の迷宮にはまり込んでいった。


バッシュはハリスが一部の環境問題について立場を急転換させ、以前は支持していた方針を今は支持していないという立場を取っていることを指摘。これに対してハリスは、「私たちはこれまでに達成してきたことを行うことは可能だ」と奇妙な反復文で答え、こう付け加えた。


「気候変動は現実であり......喫緊の課題だ。私たちはこの問題に対して、時間に関して期限を設けるなどの評価基準を適用すべきだ」


適用すべき「評価基準」がどのようなものかや、なぜその基準が必要なのかについては説明しなかった。それに「時間に関して」以外にどうやって「期限を設ける」ことができるというのだろうか――。


インタビューの悪影響は既に出始めている。インタビュー翌日の8月30日には大統領選挙の結果をめぐる賭け率に変化が生じ、ハリスのわずかなリードがなくなってトランプとの拮抗状態になった。


世論調査分析サイト「ファイブサーティーエイト・ドットコム」の創設者であるネイト・シルバーも、大統領選における選挙人団の獲得数において「ハリスがややリード」としていた予測を「トランプがややリード」に変更した。


共和党がこの流れをさらに加速させたいなら、ハリスに話をさせ続けるだけで十分だ。ハリスはそれをできる限り避けようとするだろう。だがアメリカの有権者には、彼女の意見を聞く権利がある。


(当コラムの見解は筆者個人によるもの)


■CNNによるカマラ・ハリス独占インタビュー予告編(90秒間)


■カマラ・ハリス独占インタビュー本編(全27分間のうちのパート1)


ポール・ド・ケノイ(パームビーチ自由協会会長)

※画像をクリックするとアマゾンに飛びます© ニューズウィーク日本版

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