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徽宗皇帝のブログ

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45歳定年制
「ネットゲリラ」から転載。
まあ、冗談半分で書いている部分もあると思うが、現実の大筋はこの通りだろう。早い人間だと40歳くらいから記憶力も体力も身体機能も容姿もどんどん衰えるし、年齢が高いと若い社員とのコミュニケーションが難しい。かと言って、Fラン大学生みたいな連中を集めて仕事になるかと言えば、そうはならないわけで、若いからいいというものでもない。
45歳定年というのは悪くはない。江戸時代の侍は40歳くらいで隠居生活に入った例は多いはずだ。今でも、年金が貰えるなら45歳で仕事を引退したいという人は膨大にいるだろう。問題は、年金に充当するカネが国家にあるかどうかだけだ。
で、私もそういう社会を成り立たせる国家システム・国家経済をきちんと考察してみたいと思っているのだが、国家というものにはトンデモないカネの無駄があちこちにあるわけで、そうした「不正使用」をすべて無くせば、日本くらいの国なら45歳定年システムを作れるのではないか、という気がする。まあ、そうは言っても、認知症の老人が人口の3割くらいを占めるような社会が成り立つかどうか、なかなか難しい。前から言っているように、国営の安楽死施設と無料葬儀施設を作るのが一番現実的ではないか、と半分は本気で考えている。


(以下引用)




経団連の会長が、「終身雇用を続けるのは難しい」と発言、というんだが、富士通が45歳以上をリストラ、という時代に、そらそうだ。ところが愚鈍の朝鮮王アベシンゾーはどんどん定年を延長し、死ぬまで企業が養え、と言っているわけで、ここんとこ、矛盾しているわけですね。なので、グローバリズム原理主義者からは「安倍晋三は極左」と言われるw まぁ、体力気力が衰え、一人前に働けなくなったポンコツ老人を誰が養うか、という、押し付け合いだw 大昔には、ポンコツ老人は大家族の中で養われていた。家族のいない孤独な老人も、庄屋とか大きな商家の下働きとして一生を過ごす途があった。つげ義春の「長八の宿」に登場するジッさんがそんな感じですね。江戸時代までは「小さな政府」で、税金も安かったので、民間で養えたんですね。それが明治以降、戦争をするために次々に増税、増税。そこに年金制度が導入されて、ポンコツ養うのは国家の役目、でも、定年までは企業が面倒見てね、というシステムが定着した。そこまではうまく行っていたんだが、平均寿命がどんどん延びていったのが計算外で、「だから定年を延ばせ」というのが政府であり、「給料高くて生産性の低いポンコツ要らない」というのが経済界。利害が反するんですねw

経団連の中西会長は、企業が今後「終身雇用」を続けていくのは難しいと述べ、雇用システムを変えていく方向性を示した。
大学側と経団連が議論した結果を、来週公表する予定。
経団連・中西宏明会長「正直言って、経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っているんです。
どうやってそういう社会のシステムを作り変えていくか、そういうことだというふうに(大学側と)お互いに理解が進んでいるので」
経団連の中西会長はこのように述べ、「人生100年時代に、一生一つの会社で働き続けるという考えから企業も学生も変わってきている」との認識を示した。

「45歳以上はリストラ」というのが、大企業のホンネです。そらそうだ、大企業がいまさら「終身雇用」なんて言い始めたら、「死ぬまで働け、年金払いたくない」という政府の目論見によって、いつまででも延々とポンコツを養い続けなきゃならない。かつての中国がそうだった。国営企業の敷地の端っこに村があって、退職した職員がそこで年金貰いながら暮らしていた。社会主義というのはそういうもんです。脱北者が韓国に来て驚くのは、「仕事を自分で探さなきゃならない」という事だそうで、北朝鮮では国家が何でも決めてくれるので、仕事なんか探す必要がない。自由はないが、言われた事をやればいいんだから、不安もない。住居も食料も政府が用意してくれる。それが、資本主義社会においては、自力で仕事を探し、自力で住居も食料も探さなきゃならない。能力のある人間にとっては魅力的だが、弱者にとっては、生き辛い、というか、生きられないw




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